世界で住みやすい都市【全豪No1】20分圏内で全てのものが揃う環境の良さ
アデレードは南オーストラリア州にある州都で、オーストラリアで5番目に大きな都市です。街の規模は州都ながら、コンパクトにまとまっていて20分圏内で全てのものが揃う環境の良さから「20 Minute City」と呼ばれています。
都市の成り立ちである、もともとの移民は19世紀に新天地を求めて移住してきた英国移民 (アデレードは、移民の多いオーストラリアで「一般家庭で英語しか話さない家庭の率が最も高い都市」である理由の1つが英国移民が多いこと) です。
英国からの「自由移民」によって新しく理想を求めて建設された都市なので、その「街並みの美しさ」「治安の良さ」「住みやすさ」から毎年「世界で最も住みやすい都市」で10位内の一つにも挙げられています。
・ 2021年 オーストラリア国内 第1位、世界 第3位
・ 2020年 オーストラリア国内 2020年は発表中止
・ 2019年 オーストラリア国内 第3位、世界 第10位
・ 2018年 オーストラリア国内 第3位、世界 第10位
・ 2017年 オーストラリア国内 第2位、世界 第5位
・ 2016年 オーストラリア国内 第2位、世界 第5位
・ 2015年 オーストラリア国内 第2位、世界 第5位
・ 2014年 オーストラリア国内 第2位、世界 第5位
実は、世界ランキング以外でもオーストラリア国内では既に「最も住みやすい街」として注目されてきた都市の一つです。例えば、 2020年11月 コロナ禍での グローバル・マーケティング・リサーチ会社 IPSOS の調査では、アデレード都市部 及び アデレード・ヒルズが「オーストラリア国内で最も住みやすい都市圏/地区」に選ばれています。このIPSOS の調査で、アデレードは 「安全性」「住宅価格」「医療サービス」など「住みやすさを決定する16の要素すべて」において平均を上回った唯一の都市です。
アデレードは持続可能な都市づくりを目指しています
南オーストラリア州の住みやすさの中には、身近な環境問題に対しての取り組みも理由の一つとしてあげる住民が多いことも知られています。
官民が一体となって長い年月で取り組んでいること、その中で州都アデレードは、オーストラリアの中で最も「健康に暮らすための持続可能な都市」を前面に打ち出している都市です。実際に、アデレード市が管轄地区の電力については 100%再生可能エネルギーによって賄われています(2020年7月1日から)。
1番のポイントは生活の中で身近な環境問題に対してわかりやすい回答を用意していると言ってもいいでしょう!
例えば、プラスチックバッグの廃止、空き缶やあきピンのリサイクル、使い捨てプラスティク製品の廃止、などは全てオーストラリアで1番最初に実施された都市であり、環境問題にはいち早く取り組むのが南オーストラリア州アデレードです。
・オーストラリアがプラスティックフリーになる日は来るのか?
・アデレードに ZERO WASTE を掲げるカフェが!
・環境に優しい街、アデレード
・オーストラリアで最も環境に優しい都市
「緑が豊かな街」
四方を緑豊かな公園に囲まれたアデレードは、歩いて散策のできる適度な大きさです。
まるでホームタウンのような感覚で、「気楽」に「安全」にオーストラリア流ライフスタイルを体験するのに理想的な都市の形をしています。
これは「健康に暮らすための持続可能な都市」作りのための施策として Adelaide Green Cities project(2003年〜2014年までに 都市部 300の公園や空き地などに300万本の在来種の植物を植える計画)が実施され、アデレード都市部を囲む公園は、在来植物の森林部分が増え、子供たちが自然の中で遊べるスペースや公園などに生まれ変わっています。
https://www.greeningaustralia.org.au/projects/adelaide-green-cities/
「芸術と文化の都市」
街中に中世ヨーロッパ調の建造物が多く建ち並び、歴史を感じられる「芸術と文化の都市」とも言われています。
特に、州立議事堂、アデレード駅、州立図書館、州立博物館、州立美術館、アデレード大学、南オーストラリア大学、が立ち並ぶNorth Terraceは、アカデミックストリートとも呼ばれ、歴史ある建造物と、並木通りは海外で学ぶ気持ちを高めてくれます。
入場無料で楽しめるものが多いですし、世界で最も美しい図書館ベスト20に選ばれた 南オーストラリア州立図書館もあります。
南オーストラリア州の通称は「Festival State」
州都アデレードのある南オーストラリア州の通称は「Festival State」。様々な規模のフェスティバルやイベントが年中ずっと開催されています。最も盛り上がるのは2月にある世界4大フリンジの1つ、アデレードフリンジフェスティバル、3月開催の世界音楽祭 Womadelaide など、あまり日本人には馴染みがありませんが、だからこそオージー流イベントの楽しみ方を知る良いチャンスです!
「生活費を抑える」ことができる
アデレードはオーストラリアの5都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレード)の中で最も生活費が安く収まる都市になります。公的な生活費調査では、シドニー、メルボルンに比べ3~4割、ブリスベン、パースに比べ2~3割の生活費を抑えれる計算になります。生活費を抑えれるのは、留学生に優しい見逃せないポイントですね。
シェアハウスもオンルームが基本なので、プライベートを守りつつ生活費を抑えたい人にとっては最適は都市です。交通費も学生は半額になりますし、市内中心にあるセントラルマーケットでは新鮮な生鮮食品が安く購入できます。
「交通費は学割(半額)!」市内は無料!
アデレードが留学生に優しいところの一つとして、交通費が全て学割で半額になることをあげる留学生も多いです! 学割の対象は、フルタイムの学生であれば、語学学校生、専門学校、大学生、問わず対象となります。 28日間有効の乗り放題パスを60ドルほどで買えば、1日あたり約2ドル(160円ほど)で、バス、電車、トラム、がどこまで行っても、何回乗っても、全て乗り放題です! 学校帰りに交通費を気にせずビーチやイベントに出掛けることができます。また、トラムは市内なら乗り降り無料、バスも市内を巡回する無料バスが15分に一本入っています。
「自然のままのローカルビーチ」!
シティからトラムに乗って30分ほどでビーチに行けるんですよ!観光客に人気なのはグレネルグビーチですが、その他にもヘンリービーチ、セマフォービーチ、ブライトンビーチなど、シティから気軽に行けるローカルビーチは自然そものも! 観光地化されてないローカルビーチは地元オージー流で楽しめます。
日本人には「知名度の低い(日本人の少ない)都市」
ヨーロッパや他アジア、南米からの留学生には認知度は高いですが、日本人にとっては認知度が低いため、なんと、オーストラリアのそれぞれの都市の人口の中で最も「日本人が少ない」都市になっています。また、一般家庭で英語しか話さない家庭比率がもっとも高い都市の1つなので、絶対に英語しか使わない、とモチベーションの高い学生にもオススメです。
やっぱり「美味しいワイン」
どこまで行っても続くあたり一面のワイン畑。アデレードのある南オーストラリア州は、全てのオーストラリア産ワインの6割を製造しています。つまり、これほど広大なワイナリー地帯は、世界でも非常に珍しいのです!オーストラリアに来て、ワインを好きになる留学生もとても多いですよ。ぜひアデレードでオーストラリアワインを試してみてください。
ぶどうの収穫時期である3月前後はワインの製造過程を見せてくれるワイナリーも多いです。
意外に過ごし易い?四季を感じるアデレードの気候
日中の平均気温は、夏25~30度、冬13~17度くらいなので、日本に比べると冬でも暖かくて過ごしやすい気候です。
夏は雨も降らず、湿気がないので、気持ちよく過ごせますが40度近くになる日も年に何日かあります。また昼と夜の寒暖の差は大きくなる事もあり、朝夕は涼しいことが多いので温度差に対応した服装が必要です。緯度で言うとシドニーとメルボルンの中間にあるので、冬はシドニーより少し寒く、メルボルンより温かいです。そのため、冬の間は雪は降りませんが、厚手のジャケットやフリースなどが必要となり、オーストラリアの都市の中では「四季」を感じる事の出来る都市です。
アデレードのアルバイトは時給が高い!
アデレードでは日本食レストラン、カフェやレストランのウェイター、ビルやホテルのクリーナー、少し郊外に足を向ければファームでのアルバイトなど様々な職種のアルバイトが意外にあるんですよ。時給も法廷賃金を守っているところが殆どです。ただ、やはり英語力は必要なので、しっかり英語力をアップしてアルバイト探しに臨みましょう!
最低時給は$20.33から!
一度アルバイトさせ見つかれば、アデレードなら生活費を抑えて生活できますので、物価の高いオーストラリアでも生活はかなり楽になります。
春〜秋(9月〜5月)は、農場でのファームワークが多くなります。
アデレード市内から2時間ほど郊外では 全てセカンドワーキングホリデーの指定地区になりますので、セカンドワーホリを狙うワーキングホリデーメーカーにも最初の渡航都市としておすすめですよ。
こんな人にアデレード留学がオススメ!
オーストラリアの語学学校には少なからず日本人はいます。人気の語学学校であれば、全体の2〜3割の日本人がいても不思議ではありません。
その上、オーストラリアの州都には多くの日本人が住んでいます。同じ学校に行くにも、プライベートの時間まで多くの日本人と過ごしてしまうと英語力向上に支障をきたしてしまいますから、街中に日本人がほとんどいない&日本語が通じないアデレードは、英語力を真剣に伸ばしたい人にオススメです。
アデレードは、
●出来る限り日本人の少ない都市に滞在したい人
●英語学習に意識の高い人
●出来る限り生活費を抑えたい人
にベストな選択と言えるでしょう。
その他、アデレード情報は下記もご参考ください。