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TOEIC(トーイック)とは?

TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、身近な内容からビジネスまで幅広い英語のコミュニケーション能力を測る世界共通のテストです。
世界60カ国で実施されています。
日本国内の企業や教育機関ではTOEFLと並んで最も知名度の高い英語試験の1つです。
問題はListeningとReadingのみで構成されており、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。



TOEIC試験内容

TOEICの試験は、2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。 試験は英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。 また、その国独自の文化的背景や言い方を知らなければ解答できないような問題は排除されています。
リスニングとリーディングの2つのパートで、テストは構成されていますが、スピーキング能力、ライティング能力も含めた、英語のコミュニケーション力を総合的に評価できるように設計されています。


Listening
(100問/45分)
パート1
Photographs(写真描写問題)10問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は、問題用紙には印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選んで解答用紙にマークする。
パート2
Question-Response(応答問題)30問
1つの質問とそれに対する3つの答えが、それぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。質問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
パート3
Short Conversations(会話問題)30問
2人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて、問題用紙に印刷された質問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
パート4
Short Talks(説明文問題)30問
アナウンスやナレーションのようなミニ・トークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された質問を解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各トークには、質問が3問ずつある。
Writing
(100問/75分)
パート5
Incomplete Sentences(短文穴埋め問題)40問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
パート6
Text Completion(長文穴埋め問題)12問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。
パート7
Reading Comprehension(読解問題)
・1つの文書
・2つの文書48問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各文書には設問が数問ずつある。

TOEICの点数による英語力レベル

TOEIC試験の結果は、合否ではなく、各セクションを5点から495点の5点刻みとなり、リスニングとリーディングセクションの合計が、10点から990点までのスコアで評価されます。
評価の基準は常に一定であり、受験者の能力に変化がない限り、スコアも一定に保たれます。これにより受験者は、正確に現在の英語能力を把握できたり、目標とするスコアを設定することが可能です。


TOEICの点数英語力レベル
860点~990点Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるー自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
730点~855点どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えているー通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野に渡っても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
470点~725点日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では、業務上のコミュニケ-ションができるー通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。基本的な文法・構文は身に付いており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
220点~465点通常会話で最低限のコミュニケーションができるーゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手がNon-Nativeに特別な配慮をしてくれる場合には意思疎通を図ることができる。
10点~215点コミュニケーションができるまでに至っていないー単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。

TOEIC受験申し込み方法

申込方法によって、受験料の支払い方法、申込期間が異なります。
申込期間については「TOEIC公開テスト 試験日程」ページで、実施日と併せてご確認ください。
また申し込み後の試験日や申込者の変更、受験料の返金はされませんのでご注意下さい。



オーストラリアで受けるTOEICとTOEIC対策コース

オーストラリアでもTOEICの受験は可能です。
語学学校の中にはTOEIC試験対策コースを開講していたり、選択授業などでTOEIC対策などを行っている語学学校もあり、これらの学校では通常、受講生向けにTOEICの受験も受け付けています。せっかくの留学でTOEIC ポイントをアップしないのは勿体ないですよね。詳しいことはお問合せください。