2008年7月23日

TOEFL(トーフル)

最終更新日:

TOEFL(トーフル)とは?


TOEFLテスト(Test of English as a Foreign Language)は世界中で受験されている、英語運用能力テストのリーダー的存在です。
現在TOEFLテストのスコアは、約110ヵ国、6,000以上の機関で英語運用能力の証明として使われています。
2005年9月に米国より導入(日本では2006年7月)された新形式のTOEFL iBTは、実際のコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定します。より実践的な英語運用能力を測るべく、受験者が英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあてています。
主に北米での進学・就職の基準として採用されています。

① TOEFL試験内容

TOEFLテストは、Reading, Listening, Speaking, Writing の4セクションから構成されており、所要時間は4-4.5時間、獲得スコアは0点~120点。全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能です。
Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音されます。また、同時に複数の技能を測定する問題形式 = Integrated Task が含まれており(SpeakingセクションとWritingセクションのみ)、英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあて、より実生活に即したコミュニケーション能力を測定することが可能です。

試験項目試験内容問題数 スコア
Reading
(60-100分)
  3-5つの文書(1文書:約700語)
   ・選択問題
   ・文を挿入する問題
   ・グループ分けする問題など
各12-14問0-30点
Listening
(60-90分)
  2-3つの会話(1会話:約3分)
  4-6つの講義(1講義:3-5分)
   ・選択問題
   ・表を完成させる問題など
各5問
各6問
0-30点
Speaking
(約20分)
 Independent Tasks(回答:45秒)
   ・選択問題
   ・好みと理由を問う問題
   ・支持する意見と理由を問う問題など
2問0-30点
    Intergrated Tasks
★Read+Listen→Speak(2問/回答:60秒)
   ・選択問題
   ・好みと理由を問う問題
   ・支持する意見と理由を問う問題など
★Listen→Speak(2問/回答:60秒)
   ・要約する問題(大学生活を想定)
   ・問いに答える問題(講義を想定)
4問
Writhing
(50分/タイピング)
   Intergrated Tasks(20分)
★Read+Listen→Writing(150-225語程度)
      ・要約する問題
1問0-30点
 Independent Tasks(30分)
・意見に基づき作文する問題(300語程度)
1問

② TOEFL受験申し込み方法

TOEFL受験のお申し込み方法は、オンライン・郵送・電話にて受け付けていますが、支払い方法によって利用できる申し込み方法が異なります。
<申し込み方法/支払い方法>
■オンライン:クレジットカード
■電話   :クレジットカード
■郵送   :クレジットカード、国際郵便為替、送金小切手
<申し込み締め切り日>
■オンライン:受験日の4日前
■電話   :受験日の4日前
■郵送   :受験日の4週間前
<受験料>
■オンライン:受験日の7日前まで=170米ドル、4日前=195米ドル
■電話   :受験日の7日前まで=170米ドル、4日前=195米ドル
■郵送   :170米ドル
TOEFL iBTの受験回数制限は、7日に1回です(現在日本において予定されているTOEFL PBTはありません)。
ただし、時差の関係で7日空けなければ申込ができないこともあります。
TOEFLの詳細と受験のお申し込みはこちらのページから。