2007年4月27日

QLD州警察広報:任意呼気検査について

QLD州警察の協力により、全ての在豪邦人(ワーキングホリデー、留学生、ビジネスビザ保持者、永住者)、今後の渡航予定者に役立つQLD州警察発表の安全・防犯対策情報を掲載します。全ての情報はQLD州警察より提供されています。


QLD州警察ロゴ
任意呼気検査について
1.飲酒運転は、クイーンズランド州が抱える「致命的な交通事故を引き起こす原因」のうちの1つです。その原因には次の4つがあります。
1.スピード違反
2.飲酒運転
3.疲労時運転
4.シートベルト、又は子供用シートベルト無着用運転
2.路上で定期的に任意呼気検査を行う理由は?
それは、飲酒運転が今日も引き続き交通事故を引き起こす主な要因の1つだからです。2001年に70人が飲酒運転で命を失いました。これは、クイーンズランド州の交通事故による死傷者全体数の22%を占めています。そして2005年は、死傷者全体数の37%が飲酒の絡んだ交通事故によるものでした。
3.アルコール値とは?
アルコール値は呼気中アルコール濃度(Breath Alcohol Concentration: BrAC) または 血中アルコール濃度(Blood Alcohol Concentration: BAC) のどちらかの方法で表されますが、クイーンズランド州では、検査結果のほとんどがBrAC で表されます。
BrACは、呼気中のアルコール量を測定する方法で、210リットルの呼気中に含まれるアルコール量をグラム単位で表値します。それに対しBACは、血液中のアルコール量を測定する方法で、100ミリリットルの血液量に含まれるアルコール量をグラム単位で表値します。例えば、0.050BrACの場合、0.050グラムのアルコールが210リットルの呼気中から検出されたとこになり、0.050%BACの場合は、50ミリグラムのアルコールが100ミリリットルの血液中から検出されたことを表します。
飲酒後、体内のアルコール濃度が最高に達するまでには60分またはそれ以上の時間がかかります。
25歳以下の仮免許証取得者の法定アルコール値は0.000です。つまり、飲酒運転は全くできません。
25歳以上の仮免許証取得者、又はオープンライセンス取得者(運転免許証を取得して1年未満の人)の法定アルコール値は0.050以下です。
トラック、バス、電車、タクシー、牽引車、またリムジンを含むその他の公共輸送機関の運転手の法定アルコール値は0.000で、飲酒運転は全くできません。
4.体内のアルコール濃度を左右する要素は?
それらは以下を含みます:
 1.アルコールの量
 2.当人の体重
 3.飲酒していた時間の長さ
 4.当人の性別
 5.アルコールの種類
 6.当人の健康状態
 7.最後に摂った食事の時間
時間を待つよりアルコール値を下げる方法はありません。
健康的な肝臓が一杯のスタンダード・ドリンクを代謝するのに約1時間かかります。
コーヒー、運動、シャワーや、吐き戻しなどは、アルコール値を下げるのに何の役にも立ちません。夜に多量のアルコールを飲んだ場合、次の日の朝になってもアルコール値が0.050を上まわっていることもあります。
5.アルコール値、0.050以下に止めるには、スタンダード・ドリンクで何杯まで?
男性の場合;飲み始めの一時間は2杯まで、そのあとは一時間に1杯までに止めておきましょう。
女性の場合;一時間に一杯までに止めておきましょう。
6.スタンダード・ドリンクとは?
10グラムのアルコールを含む飲み物のことを言います。
つまり、アルコール分の一番高いビールは285mL、グラスのサイズで言えば大型グラス(Pot Size)一杯分になります。
さらに、ワインは100mL(小さなグラスに一杯)
アルコール分の低いビールは大型グラス(Pot Size)に一杯半
アルコール分の少し高めのビールは375mL
法定アルコール値を上まわることがないように、ボトルや缶に記載されたスタンダード・ドリンクの情報を確認してください。
警察官は規定された権限により、必要に応じて運転者に車の停止を要求することが出来ます。
規定された権限とは、
 1.道路交通法が守られているか取り締まる。例、スピード違反、不注意運転など
 2.自動車やその他の乗物が道路交通法が定めた基準を満たしているか、また運転手を含む利用者が規則に従った乗車をしているか確認をする。
 3.アルコールに関する規定が守られているか取り締まる。
 4.公共地での廃棄物の放置に関する法が守られているか取り締まる。
 5.呼気検査を実施する。
7.警察官に停車を求められたとき
警察官はパトロールカーまたは覆面車を乗用している場合があります。警察官は停車を求める際、警察の車のインターセプション・ライトを照らし、停車の指示を知らせます。
その場合は速やかに安全な場所に停車してください。
8.呼気検査を求められた場合
任意呼気検査を求められた場合、検査機に取り付けられたマウスピースを口に銜え、合図があるまで息を吹きかけて下さい(約10秒間かかる場合があります)。くれぐれも息を吸い込まないようにしてください。また、吹きかける時間が短いと機械は作動しません。
健康上に問題があり、呼気検査を受けることができないという診断を下され、クイーンズランド州交通局(Queensland Transport)より承認された診断書をお持ちの方のみ、呼気検査を拒否することが出来ます。この場合、警察官は該当者に血液検査を要求することが出来、該当者は検査のために警察官より警察署や病院などに同行するよう求められます。
アルコール値の検査結果が規定値と同じ、またそれを超えた場合、該当者は警察官より警察署、又はその他の場所までさらに詳しい検査のため同行することを求められます。