2020年10月23日

コロナ禍でのオーストラリア留学 Q&A


オーストラリアでは3月下旬より留学生が入国することができない状態が続いていることから、現在留学をお考えの方からは様々なご質問をいただいております。今回は、コロナ禍での留学にまつわる「良くあるご質問」についてお答えします。

オーストラリア入国について


Q.オーストラリアに入国できるのはいつですか
オーストラリア政府では安全を保証した上での国境再開に動いており、旅行客より留学生を優先して入国させるプラン・感染者数が少なめの国から優先入国をさせるプラン(現時点では日本も含まれる)などが水面下で進められているようですが、現時点では政府から具体的な時期の発表などはありません。

オンラインニュースやSNSなどでは様々な”憶測”や”見通し”が流れていますが、政府が正式に発表しているもの、決定事項ではありませんのでご注意ください。

Q.ニュースで”オーストラリアの規制緩和”とやっていました。オーストラリアに行くことができますか
現在日本政府では、新型コロウイルスの水際対策として行っている入国規制をいくつかの国を対象に緩和するよう動いており、この中にオーストラリア含まれています。
ただこれはあくまでもオーストラリアから日本への話であり、日本からオーストラリアに関してはオーストラリア政府のルールが適用となります。

Q.渡航ができるようになったら、2週間の自己隔離は必要ですか
入国に関する詳細が未発表なのでわかりませんが、国が指定するホテル・もしくは自宅(留学生の場合はホームステイや学生寮など)での自己隔離が求められる可能性は高いでしょう。
オーストラリアは日本と比較すると規制が厳しく、それに対する処罰(罰金)も設けられています。一歩でも外に出たことが知られてしまうと例え陰性だったとしても大変なことになりますので、国境が開いて渡航ができるようになったとしても、まずは安全に自己隔離ができる場所を確保する必要があるでしょう。

Q.留学生でもExemption(特別入国許可)を申請することができますか
Exemptionは特別な事情でどうしてもオーストラリアに入国しなければならない場合に申請ができる制度ですが、これはコロナ対策のためにどうしてもオーストラリアへの入国が必要になる職業(医療関係者)、政府・軍の関係者などが申請対象になっています。留学生は残念ながらExemption対象には原則なりません。

語学学校について


Q.現在の語学学校の様子
オーストラリアにある私立の語学学校の多くは、各州のコロナ規制のルールに従い現地に残っている学生に対して授業を再開しています。その上、一部の語学学校ではオンライン授業・レッスンを日本にいる留学生向けに提供しております。
ただ現地に残っている学生の数も減ってきて新入生が少ないことから、開講されているコースのレベルやコースの種類は少なくなっていたり、授業時間外の学習サポート・アクティビティなどの学校行事が中止されているところもあります。

Q.語学学校の経営はどのような感じなのですか
オーストラリア政府は新型コロナウイルスで経済的に影響を受けているビジネスに対して金銭面での保証を行っているため、多くの語学学校は政府からのサポートを受けて継続しています。

Q.コロナの影響で学費がものすごく安くなっていることはありますか
学校が発表している割引キャンペーンは弊社の学校詳細ページからもご確認いただけますが、大胆な割引は行われていない学校がほとんどです。
一部すでに現地にいる学生を対象としたコロナ救済キャンペーンを行っている学校もありますが、日本から新たに申し込みをする場合はコロナ前と大きな差が出ているわけではありません。

Q.今後、国境が開いた後の語学学校選びで気を付ける点は
オーストラリアの国境は全世界に対して同時に開くというのは考えにくいため、まずは比較的感染人数が少ない国から順番に入国となるでしょう。そうすると、語学学校の国籍は入国が許されている国に固まります。ヨーロッパや南米の学生は今の状態だと入国が難しい見通しなので、アジア学生の比率が高くなる可能性があります。
また、国境が開いてすぐのご渡航については学校で開講されているクラスのレベルが少ない、アクティビティの数が限られるなど、コロナ前の状態にすぐ戻っていない可能性もあります。

いずれにしても一番大切なのは、“現地の最新情報を入手する” という点です。

留学手続きについて


Q.国境が封鎖されていても、留学の手続きはできますか
多くの語学学校では今でも入学の申し込みを受け付けていますので、申し込みをしておくことは可能です。
ただし、国境が再開した時に各語学学校の状況がどのようになっているかというのは予測ができません。学校のコースやカリキュラム・国籍割合・サポート内容が、今と国境が再開する頃ではずいぶんと異なっている可能性もあります。
そのため弊社としては、国境再開の目処が立った時点で語学学校の最新情報をお伝えした上で、語学学校決定→お申し込みいただくことを推奨しております。

Q.国境が開いたらすぐ渡航できるように、学生ビザを取得しておきたいです
オーストラリア政府は学生ビザの発給作業は再開しております。ただオーストラリアの学生ビザは学校に学費を支払った後でなければ申請することはできません。渡航日程が不透明の状態で学費を支払いビザを申請することはリスクが大きいため、具体的な渡航時期が発表されるまで待ちましょう。

Q.学費を支払った後コロナを理由にキャンセルをしたら、お金は返ってきますか
コロナの有無に関わらず、キャンセルの際のポリシーは各学校によって異なります。必ず全額キャンセルになるとは限らず、また全額返金であっても送金手数料が発生したり、オーストラリアからの国際送金だとレートによって返金金額も変動するので注意してください。
上記のことも踏まえても、学費の支払いは渡航がほぼ確実に可能になってからが良いでしょう。


現地での生活について


Q.現在、オーストラリアはどのような様子ですか
オーストラリアは広大な国なので、新型コロナウイルスの感染状況もエリアによって大きく異なります。
新規感染者が増加傾向にあった一部のエリアでは早急にロックダウンが敷かれ、自宅勤務/オンライン授業が基本となっていましたが、今は緩やかに規制が緩和されています。

また感染者が少ない/ゼロのエリアも多く、完全に元に戻ったわけではありませんが、最低限のことに気をつけながらも旅行やアクティビティを楽しむことができています。
各エリアでの生活については、現地に住む弊社カウンセラーがブログでご紹介をしていますので、ぜひご覧ください。

Q.オーストラリアではマスクの着用は義務づけられていますか
マスク着用義務は、州・エリアごとによって異なります。感染者数が多い地域ではマスク着用義務があり、付けずに外出をすると罰金等の処罰が課せられます。

Q.トイレットペーパーは購入できますか
2〜3月にかけて行われていたトイレットペーパー騒動は日本でも大きく報道されていたようで、こちらの質問もよくいただきますが・・・今は問題なく購入することができています。 

アルバイトと住まいについて


Q.現在のアルバイト状況を教えて下さい。
州によっても異なりますが、留学生が働いていたホスピタリティの仕事、そしてファームの仕事においては人手が不足している傾向です。
新型コロナウイルスが発生し、3月・4月とほぼ全豪がロックダウンになったタイミングでオーストラリア国内にいた留学生・ワーキングホリデーメーカーの仕事が一気に減ってしまい、帰国を余儀なくされてしまった方もたくさんいました。
ただ今は多くのエリアで飲食店の営業が再開されているため再度募集がかかっているのですが、留学生は入国することができないため人手不足の状況です。
またファームに関してもワーキングホリデーメーカーの人数が急激に減ってしまったため、収穫のピークを迎えても人手が足りずにフルーツや野菜が廃棄となってしまう・・・という深刻な現象まで起きています。
ただホスピタリティでもホテルやツアーガイドなど、観光に関する仕事はまだ少ない状況です。

Q.ホームステイ・学生寮・シェアハウスは留学生を受け入れていますか
国境が開いて再度渡航ができるようになってから手配をされるホームステイや学生寮に関しては、自己隔離が必要な場合の対応も理解した上で受け入れを同意しているため、問題ありません。
シェアハウスは住まいの環境によって自己隔離が難しい可能性もあるので、条件を確認しましょう。

留学準備で大切なこと


以上、留学を検討されている方からよくいただく質問をご紹介しました。オーストラリアの留学に関してはまだ不確定な部分が多いのが現状です。ブログやインスタグラムを見ていただくと「もう渡航しても大丈夫なのでは?!」と思われるくらい一部の地域はコロナフリーですが、逆にこの状態が保てているのは、厳しいルールを敷いているからなんですね。

2021年には、元どおりまでとはいかなくても留学生の方が入国できる体制が整うことを、私たちも願っています。