2019年6月17日

オーストラリアの仕事事情(2019-2020年度版)


留学にはお金がかかります。学費はもちろん、生活費、交遊費、交通費などなど。ただ、多くの方が日本でシッカリ留学資金を貯めているとは思いますが、「オーストラリア滞在中に現地でお金を稼ぐ」事を忘れてはいけません。

というのも、オーストラリアは世界一最低賃金の高い国。では、実際どれくらい稼ぐことができるのでしょう?少し詳しく書いていこうと思います。

オーストラリアの雇用形態について

その前に、オーストラリアの雇用形態には、「フルタイム(Full-time)」、「パートタイム(Part-time)」、「カジュアル(Casual)」の三種類に分かれます。

フルタイム

週38時間以上の勤務が保証されていて、個人休暇や有給休暇、祝祭日時の給料もでます。また、フルタイムの契約方法としては、Permanent(無期限契約)とFixed-Term(有期限契約)があります。

所謂、正社員と呼ばれる方は、このフルタイム契約になることがほとんどです。

パートタイム

フルタイムとの違いは「雇用時間の保証」で、原則週38時間以上の勤務保証はありません。その為、基本的にはフルタイムスタッフよりも勤務時間は短くなり、フルタイム契約のステップ(カジュアルやパートタイムの働きぶりで、フルタイム契約に変更を目指す)として、パートタイムで働かれる方も多くいます。

ただ、パートタイム契約であっても、フルタイムスタッフと同じく「週38時間以上勤務」した場合は、フルタイム契約と同じく有給休暇等の権利を得られます(ちなみにフルタイム雇用では年に4週間、パートタイムでは働く時間数に応じて有給休暇が与えられます)。

また、こちらもPermanent Part-time(無期限契約)とFixed Term Part-time(有期限契約)があり、一日の最低勤務時間は3時間です。

カジュアル

勤務時間数とうの保証が一切無い雇用契約方法です。有給休暇等ももらえませんし、雇用契約解除の際に事前連絡等はありません。つまり、「明日から来ないでいい」というのも起こりえるわけですが、最低賃金がフルタイムやパートタイムよりも25%高くなります。

収入が安定しない分、給料は高めということですね。

学生ビザで就労する場合、就労時間は週20時間迄(2週間で40時間)という決まりが有るため、パートタイムまたはカジュアルで契約することがほとんどです。

ワーキングホリデービザであれば、フルタイム、パートタイム、カジュアルのいずれの選択肢もあります。同一雇用主の元、最長で6ヶ月までしか働けないという点を考えますと、比較的カジュアル契約が多い傾向にはありますが、シフト的に問題がないということでフルタイムやパートタイムで契約されている方もいます。

日本でも同じですが、何より大切なのは自分自身が勤務条件を理解しているということです。アルバイトをスタートする際は、自分自身の契約内容をしっかり確認しましょう!

最低賃金はいくらなの?

現在の最低賃金については、オーストラリアのFairwork Commission(労働基準を決定する、政府機関)に記載があります。

2019年7月1日時点でオーストラリアが定めている最低賃金は、1時間あたりフルタイムやパートタイム契約で19.49ドル(1,500円程) または週あたり740.80ドルです。カジュアル契約は25%の上乗せとなりますので24.36ドル(1,850円程)となります。

まとめるとこのような感じです。
雇用形態フルタイムパートタイムカジュアル
最低賃金(時給)19.49ドル19.49ドル24.36ドル
有給・病欠ありあり無し
事前通告なしの解雇無し無しあり
就労時間の保証(週)38時間以上38時間以下無し

最低賃金でこの額は、驚きですよね。しかも、職種によっては、土曜や日曜日は1.5倍になることもあり、技術と英語力によっては、日本よりも高い時給で働くことが出来ます。

ただ、言い換えれば「うちの会社が、これだけ高い時給を払うだけの働きを、あはたは出来るの?」ということでもあります。オーストラリアだから楽して稼げるなんてことはありませんし、「英語力無いけど給料はたくさん頂戴!」というのは、無理な話です。

これだけのお給料をもらえるということは、それだけの能力(英語力を含め)を求められると考えましょう!

仕事の種類とお給料


先述させていただいたように、オーストラリアの最低賃金は19.49ドル~24.36ですが、そこから税金が差し引かれ、最終的に手取り額(実際受け取ることが出来るお金)が決定します。

今までに多くの生徒さんが現地でアルバイトされており、その際にお給料を聞いてきましたので、以下を参考にしてみてください。
お仕事仕事内容時給
日本食レストランAホールスタッフ時給12.5ドル
日本食レストランBホールスタッフ時給11ドル
日本食レストランCホールスタッフ時給12ドル
日本食レストランDホールスタッフ時給10ドル
日本食レストランEキッチンスタッフ時給9ドル
日本食レストランFキッチンスタッフ時給13ドル
日本食レストランGホール&キッチンスタッフ時給14.5ドル
日本食レストランHホール&キッチンスタッフ時給18ドル
日本食レストランIホール&キッチンスタッフ時給9ドル
日本食レストランJシェフ時給22ドル
日本食レストランKシェフ時給15ドル
日本食レストランLシェフ時給12ドル
日本食レストランMシェフ時給17ドル
日本食レストランNシェフ時給25ドル
メキシコレストランホールスタッフ時給26ドル
ラーメン屋Aホールスタッフ時給12ドル
ラーメン屋Bホール&キッチン時給11ドル
ラーメン屋Cホール&キッチン時給13ドル
韓国レストランAホール&キッチンスタッフ時給12ドル
韓国レストランBホール&キッチンスタッフ時給16ドル
フレンチレストランAホール&キッチンスタッフ時給18ドル
フレンチレストランBホール&キッチンスタッフ時給20ドル
イタリアンレストランAホール&キッチンスタッフ時給13ドル
ファーストフード店Aホール&キッチンスタッフ時給14ドル
ファーストフード店Bホール&キッチンスタッフ時給15ドル
ファーストフード店Cホール&キッチンスタッフ時給15→18ドル
パン屋Aスタッフ時給9ドル
パン屋Bキッチンスタッフ時給16ドル
ケーキ屋Aパティシエ時給13ドル
ケーキ屋Bパティシエ時給15ドル
ケーキ屋Cマネージャー時給24ドル
カフェAバリスタスタッフ時給18ドル
カフェBバリスタスタッフ時給16ドル
カフェCバリスタスタッフ時給17ドル
カフェDバリスタ&ホールスタッフ時給17ドル
カフェEバリスタ&ホールスタッフ時給16ドル
カフェFバリスタ&ホールスタッフ時給12ドル
バーAバーテンダー時給18ドル
バーBバーテンダー時給28ドル
クリーナーAスタッフ時給10ドル
クリーナーBスタッフ時給12ドル
クリーナーCスタッフ時給13ドル
ベビーシッターAベビーシッター時給10ドル
ベビーシッターBベビーシッター時給8ドル
ベビーシッターCベビーシッター(有資格者)時給25ドル
ベビーシッターDベビーシッター(有資格者)時給26ドル
フルーツピッキングAピッキングスタッフ時給13ドル
フルーツピッキングBピッキングスタッフ時給9ドル
フルーツピッキングCピッキングスタッフ時給14ドル
フルーツピッキングDピッキングスタッフ時給25ドル
フルーツピッキングEピッキングスタッフ時給0ドル(給料もらえず)
ホテルAフロント時給25ドル
ホテルBフロント時給17ドル
ホテルCベッドメイキング時給15ドル
ホテルDベッドメイキング時給15.5ドル
ホテルEベッドメイキング時給18ドル
プログラマAC言語、JAVA等時給45ドル
プログラマBWEB作成時給33ドル
プログラマCWEB作成時給19ドル
システム管理Linux関連時給55ドル
ピアニストピアニスト時給50ドル
看護師看護(有資格者)時給25ドル
看護師看護補助時給18ドル
マッサージ師A整体時給17ドル
マッサージ師B整体時給15ドル
マッサージ師C整体時給20ドル
マッサージ師D整体時給14ドル
マッサージ師E整体時給11ドル
チケット販売スタジアムでの仕事時給20ドル
カジノAディーラー時給20ドル
カジノBバーテンダー時給19.5ドル

様々な時給

「あれ?時給19.49ドル以下の仕事もありますよね」と気がついた、そこのあなた。勘が良いですね。

上記のデータは以前の生徒さんのデータになるため、2019年7月以降にアルバイトした方のデータは、随時更新をしていく予定です。

また、お店によっては最低賃金以下で働かせているお店もあります。もちろん、そのような給料形態は”違法”なわけですが、生徒さんによって「最低賃金以下でも働きたいから、良い仕事が見つかるまでのつなぎとして。。」ということで、やむを得ず最低賃金以下の環境で働く方もいます。もちろん、当社でも、そのような場所で働くことはオススメしていません!

ただ、法に触れている以上、お店からのリファレンスはもらえませんし、もちろん税金を払っていませんから、タックスリターンの対象にもなりません。いうなれば「お店にはいるけど、いない。幽霊スタッフ」のような形で、コソコソ働くことになるわけです。もちろん、正規雇用でないわけですから、首になる時もあっという間です。「今日でクビ」といわれても、文句の言いようがありません。

英語力と技術力が無い段階では、仕方が無いことかもしれませんが、そのような環境で働くことがないよう、英語力をしっかりあげましょう!

必要な英語力レベル


「気合と根性さえあれば、仕事見つかりますよね?」と質問を頂くことがありますが、もちろん、気合と根性も大事ですが、それだけでは無理です。やはり英語圏で働く以上、英語力は必須です。

では、どれくらいの英語力があれば、上記のような仕事に就くことができるのでしょうか。何頃も例外はありますが、ひとつの目安となるのが、語学学校のクラスレベルで言いますと、Intermediate以上です。

目標とするべきUpper-intermediate以上が必要ですし、良いお給料をもらうのであれば、まさにこのアッパーレベルは必須と言えます。

生徒さんのお給料を比較しますと、ローカルの仕事を見つけた方はやはり時給は良いです。日本食レストランが悪いということではありませんが、やはりしっかりとしたお給料をもらうためには、現地の人が納得する英語力を身につける→ローカルジョブを見つけるというのが、王道と言えます。

オススメの英語学校


学生ビザ、ワーキングホリデービザの方を含め、現地でアルバイトを見つけた方が就学された語学学校を、いくつか挙げてみます。現地でお仕事をしながら英語力を身につけたいと考える方は、是非参考にしてください。
都市学校名
メルボルンインパクト・イングリッシュ・カレッジ
シドニーグリニッジ・イングリッシュ・カレッジ
ブリスベンラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ(ブリスベン校)
アデレードカプラン・インターナショナル・カレッジ(アデレード)
ゴールドコーストラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ(ゴールドコースト校)
パースナビタス・イングリッシュ(パース校)

上記の語学学校に通う生徒さんに共通することは、会話力をしっかり上げることが出来る語学学校という点です。現地で仕事をする以上、現地の人との会話が必要になります。つまり、リーディング、ライティング能力よりも、スピーキングや、リスニング力を求められることが多いのです。

そのような理由もあり、上記のような「会話力向上に力を入れている語学学校」を探す生徒さんは多いですし、実際卒業後に、しっかりアルバイトを見つけています。

また、最終的に現地就職を目指す場合でも、その取っ掛かりはアルバイトからスタートすることが多いです。長期的な視野でビジネスビザや永住権取得を目指す方も、積極的に現地でアルバイトにチャレンジしましょう!

仕事探しに繋がる英語学校をお探しの方は、是非こちらよりお問い合わせください!