2019年11月6日

アカデミック英語コースをご紹介@フェニックス・アカデミー

最終更新日:

フェニックス・アカデミー


フェニックス・アカデミーに撮影と体験授業を受けに行ってきました!パース市内より少し北側のリーダヴィルにキャンパスがあり、リーダヴィル駅からは徒歩18分程、パースシティからはバスで15分程の場所に位置します。リーダヴィルの駅周辺にはオシャレなカフェがたくさんあるので、学校終わりに友達とお茶をして帰るのも良いですね!





フェニックスは赤レンガ作りの校舎が特徴的で、中央に緑いっぱいの大きな中庭があります。テーブル・チェアが設置されているので、晴れの日のランチタイムは学生で賑わいます。また、中庭で授業を行うこともあり、のびのびと学習する環境が整っています。



アカデミック英語コースの授業内容

アカデミック英語コースのクラスに参加させてもらいました。フェニックスではアカデミック英語のクラスは全部で4つあり、はっきりとしたレベル分けはなく、全クラスなるべく同じレベル、同じペースで進められます。どこの学校になぜ進学するのか、何週間このコースを取るのかなど、入学時にその生徒の目的を明確にしてクラス分けされるようです。





私が参加したのは14人クラスでした。日本人はおらず、カーティン大学やマードック大学、特にエディスコーワン大学を目指されるコロンビア、タイ、スリランカ、パキスタン、ブラジルからの学生が多くいらっしゃいました。※現在フェニックスで進学英語コースを受講している日本人は1人だそうです。

この日の授業のテーマは”Nature“と”Nurture“。
1)Intelligence is a question of nature.Parents pass on intelligence to their children in a biological, or genetic, process known as heredity.
2)Intelligence is a question of nurture.The development of intelligence depends on how people are brought up and educated, and the environment in which they live.

Intelligenceは親から遺伝されるNatureなのか、それとも教育や周りの環境で身に付くNurtureなのかペアになってそれぞれの意見を話し合いました。私はどちらか一方というよりは両方影響するという意見を出したのですが、クラス全体ではどちらかというと後者(Nurture)だという意見が多かったです。





フェニックスのクラスにはインタラクティブ・ホワイトボード(電子ホワイトボード)が搭載されており、この日はそちらを使ってトピックに関連する動画を見ました。その後再度ペアで話し合うもクラスの意見は様々。みなさんはどう思いますか?

この週の終わりに、ウルル登頂禁止に関してライティングのテストがあるらしく、それに向けて文章構成の勉強もしました。





基本的に文章は上の図のようにできています。
①Background/Intro がきて Structure を考えます。
②次にMain ideas/arguments がきます。例えば過去の学者の研究結果や言葉の引用であったり、histrical なことが出てくる場合も多いです。②では Topic sentences (大体はパラグラフの1文目) を読むとそのパラグラフの大まかな内容が読み取れるようになっています。
③Evidence がきて、Topic sentences と Evidence から
④Position of the writer を理解します。なので自分が文章を書くときは最後に自分の意見・立場はどちらなのかを示すことになります。

これを踏まえ、次に配られた紙の内容の順番を考えました。





答えは d→c→f→a→b→e となります。






その後、長文問題に移りました。まずはスキミングをして内容をざっと把握し、①〜④の流れを確認しました。お時間があれば確認してみて下さい。見事にぴったりです!
この流れをマスターすると、リーディングとライティングのスキルを向上することができますよね。私もいつか受けるIELTSのためにこの方法を身に付けようと思います!

授業中に感じたことは担当のJacky先生がいつも「大学ではそんなに同じ国の人が固まることはないから離れて座って」、「大学ではこういうことをしないといけないから」など、「大学に入ったら〜」と大学に入学したときのことを考えて話し、指示をしてくれるのが良いなと思いました。また、答えを間違えたとしても、なぜそう思うのか、この答えを出すにはこういう考え方をしないといけないけどそれを踏まえてどうか、などヒントを与えながら生徒に答えを導き出させるのがとても上手でした。

生徒の皆さんも全員が積極的に「発言」していました。思っていても授業中に発言しない生徒さんを沢山見てきましたが、このクラスの方々は意見を声に出していたのが印象的でした。きちんと相手の意見を聞き、自分の意見を伝えるということはとても基本的なことですが、英語を勉強する上で1番大事なことだと思います。

また、殆どの学生が大学進学を目指す中、1人の生徒さんは「大学進学は考えていないけど、一般英語じゃなくてこのコースを取ったの。」と仰っていました。進学を考えている人たちの中で勉強すると、モチベーションも上がり、進学に必要なレベルの高い授業を受けることができるので、とても効率の良い方法だと思いました。





とても明るく気さくな、校長先生のLeanneさん。様々な国籍の生徒を迎え入れること、出会えることがお好きだそうです!



動画はまだ未完成ですが、フェニックスの良さがたくさん詰まったとても良い動画ができそうですので、ご期待下さい!完成した動画はフェニックス学校紹介ページに掲載しますのでお楽しみに!




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※上記情報は2019年11月6日時点での情報となり、予告無く変更されることがあります。