2009年6月4日

在メルボルン日本国総領事館からの新型インフルエンザに関するアップデート情報

在メルボルン日本国総領事館からの新型インフルエンザに関するアップデート情報をお届けします。
*新型インフルエンザに関する情報(ビクトリア州におけるフェーズの引き上げとビクトリア州近接州の対応)


1.ビクトリア州における感染対策フェーズの引き上げ
(1)6月3日、ビクトリア州政府は、同州での感染者が拡大したことを踏まえ、感染対策フェーズをこれまでの「Contain Phase」から「Modified Sustain Phase」に移行することを決定した旨発表しました。これは連邦保健防護委員会(Australian Health Protection Committee)と連邦主席医務官(Commonwealth’s Chief Medical Officer)の勧告に基づきビクトリア州が決定したものであり、ビクトリア州以外の他の州・地域は現時点では引き続き「Contain Phase」を維持しています。
(2)「Modified Sustain Phase」への移行により、ビクトリア州は、(イ)新型インフルエンザの症状を示している者及びその家族に対して抗ウイルス治療を行う、(ロ)感染確認者に対しては抗ウイルス治療の開始とともに3日間の隔離を行うが、家族に対しては隔離は要請しない、(ハ)合併症に対する新型インフルエンザのリスクを回避するため、高齢者施設、病院、特殊学校などの施設に対して、集中的に監視を行う、(ニ)幅広い地域社会においてインフルエンザに似た症状の調査を実施する、またウイルスの拡散状況及び広まっているウイスルが変化していないかを監視するためサンプリング調査を増加させる措置を行う由です。
(3)新型インフルエンザの症状のある生徒は3日間自宅での隔離を行うが、感染者数が数名程度であれば学校全体の休校措置は自動的には実施しないとのことです。(以上ビクトリア州政府発表)
(参考)豪州国内の感染者数
6月4日午前5時現在、豪州国内の感染者数は634名です(州別内訳以下の通り)(連邦政府保健・高齢化省発表)。
VIC521名、NSW70名、QLD26名、SA7名、ACT4名、TAS2名、WA2名、NT2名
2.豪州連邦政府の勧告及びビクトリア州近接州政府の対応
(1)6月3日、豪州連邦保健当局は、新型インフルエンザ感染の疑いのある児童生徒は引き続き7日間登校を控えるよう要請すると共に、各州・地区・準州が、新型インフルエンザ感染の広まっている地域から戻った全ての児童生徒に7日間自主的に登校を控えさせる措置をとるよう要請しました。
(2)右を受けたビクトリア州近接州政府の対応は以下の通りです(ビクトリア州の対応は上記1.参照)。
(イ)南オーストラリア州
6月3日、南オーストラリア州政府は、米国、カナダ、メキシコ、日本及びパナマから戻った児童生徒に加え、メルボルンから戻った保育施設、幼稚園及び学校の児童生徒についても、登校(園)を7日間控えるよう、また、メルボルンへの学校遠足も当面延期するよう勧告を発出。
(ロ)タスマニア州
6月3日、タスマニア州政府は、ビクトリア州に旅行し、インフルエンザ様症状(熱、咳、喉の痛み、鼻詰まり、鼻水等)のみられる州民は、医師の診察を受ける前に電話相談窓口(1800-358-362)に相談を行うよう慫慂する旨発表。
(ハ)ニュー・サウス・ウェールズ州
6月3日、ニュー・サウス・ウェールズ州政府は、6月4日より、メルボルン都市圏を旅行した児童生徒は、同州に戻ってから7日間登校しないよう求める旨発表。
(ニ)クイーンズ・ランド州
6月3日、クイーンズ・ランド州政府は、ビクトリア州から戻った保育施設、幼稚園及び学校の児童生徒は7日間、登校(園)を控えるよう要請する旨発表。
(注)メキシコ、米国、カナダ、日本及びパナマから帰国した小中高校の児童生徒については、5月22日、豪州政府の国家パンデミック危機委員会(連邦首相府次官が主催し、各州保健省等より成る)により、7日間、自主的に登校を停止するよう勧告が発出されています。本措置の実施は自主性に委ねられ、学校の校長及び地域当局に自由裁量があるとされています。
*豪州政府保健高齢化省ウェブサイト
http://www.healthemergency.gov.au/internet/healthemergency/publishing.nsf/Content/schools.htm
(関連ホームページ)
○外務省海外安全ホームページhttp://www.anzen.mofa.go.jp/
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
(和文)http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
(英文)http://www.mhlw.go.jp/english/topics/influenza a/index.html
○国立感染症研究所感染症情報センターホームページ
(和文) http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html
(英文)http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza_e/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/ (英語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
http://www.cdc.gov/h1n1flu/(英語)
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
○文部科学省ホームページ(新型インフルエンザに関する対応)
http://www.mext.go.jp/a_menu/influtaisaku/syousai/1263082.htm
○豪政府保健高齢化省ホームページ http://health.gov.au (英語)
○ビクトリア州人的サービス省ホームページ http://www.dhs.vic.gov.au (英語)
○南オーストラリア州保健省インフルエンザ情報ホームページ
http://www.flu.sa.gov.au (英語)
○タスマニア州保健・人的サービス省ホームページ
http://www.dhhs.tas.gov.au (英語)
○ニュー・サウス・ウェールズ州保健省ホームページ
http://www.health.nsw.gov.au (英語)
○クイーンズランド州政府ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.health.qld.gov.au/swineflu/ (英語)