ラ・トローブ・カレッジ（ラ・トローブ大学付属英語学校）

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EAPに2025年3月から10週間参加

進学準備コースに10週間通いました。学校に通う前は、特にスピーキングとリスニングに苦手意識がありました。でも、授業で先生が英語で説明しているのを聞いたり、クラスメイトと英語でコミュニケーションを取っていく中で慣れていくことができました。

授業内容は、ライティングとリーディングに重きが置かれていました。5週間に1度大きなテストがあるのですが、特にライティングタスクとしてエッセイを書くというものがありました。その練習のために毎週の授業で異なるトピックに関するエッセイを書いたり、放課後にアカデミックサポートを通して先生に個人的にエッセイの下書きをチェックしてもらい、フィードバックを受けることで上達することができました。知らなかったフレーズを学べたり、「こうやって表現したらいいんだ！」という発見があったりして、自分のライティングスキルが向上していくのを感じることができました。

エッセイのテストでは、それまでに「教育」や「環境」など、授業で学んできた大きなトピックがいくつかあって、その中から自分で選んだトピックに関する問いに対する自分の意見を書きました。最初は自分の意見を考えることも難しかったですし、あまり良い意見を書けなかったりしたのですが、授業で色々なトピックを学んでいくなかで、知識も増えましたし、自分でも予習をしっかり積み重ねることで、どんどん書けるようになりました。

先生からは、内容だけでなくニュアンスなどに関するアドバイスももらうことができます。また授業の中でクラスメイトとお互いに書いたものを交換して読みあったりしました。他の人のエッセイも読むことで、「こういう書き方もあるんだな」という発見があって楽しかったです。

他にも、前半の5週間はディスカッション、後半はプレゼンテーションのタスクがテストとしてありました。ディスカッションは、授業で練習をして、ディスカッションのときに使うと良いフレーズなどを習ってから、本番のテストで実際にグループに分かれてディスカッションをするという流れでした。私のテーマは「二人の学生のどちらに奨学金を与えるべきか」というものでした。テーマは本番のときに教えてもらうので、その場で自分の意見や質問をまとめる必要があり、とても緊張しましたが、無事にこなせてホッとしました。

後半のプレゼンテーションでは、「教育」というトピックの中からAIをテーマに選びました。そこから、10分間のプレゼンテーションを準備したのですが、英語でプレゼンをした経験がなかったので、少し大変でした。本番ではメモを見ながら話したのですが、クラスメイトの中にはアドリブで発表している人もいました。緊張しましたが、英語でプレゼンを作る流れや、実際の発表まで学べたので良かったです。

前半は2つのクラスに分かれていたのですが、後半は1つのクラスになり、クラスメイトは16人いました。日本人は私と合わせて二人で、あとはアジア系と中東系の人が多かったです。みんなフレンドリーで、お菓子を持ってくる人もいたりして、私は居心地よく過ごすことができました。日本人は少なかったですが、他の国籍は少し偏りがあるかなと思いました。一部の人は休み時間は同じ国籍で集まって話したりしていましたが、授業中はきちんと英語を使っていたので、特にストレスなく授業を受けることができました。仲の良い友達を作ることもできて良かったです。

私はEAPのあとでスタディアブロードプログラムに参加する予定なのですが、事前に進学準備コースを取っておいて本当に良かったと思います。アカデミックな英語のスキルも学べますし、実際に授業を受けるための準備やタスクのこなし方を事前に押さえておくことができるので、安心して次のコースに進むことができます。なので、もしいま進学を考えている人で進学準備コースに行くかどうか迷っている人がいたら、ぜひこのコースを取ることをおすすめします。

最初オーストラリアに来たときは自分のアカデミック英語のレベルにとても不安があったのですが、コースを通して練習も積めますし、このコースをパスできたという自分の中で指標が持てるのはとても良かったです。先生方もとてもフレンドリーで親しみやすく、分からないことがあれば何でも聞くことができました。また、情報を交換したり、お互いに助け合ったりできる友達を作ることができたのも本当に良かったです。楽しく通うことができ、全体的にとても満足しています。

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