【体験談】コミュニケーションが苦手な自分を克服! サバイバー・イングリッシュ・コース
井手 空さん 2019年8月2日
基礎英語をしっかり勉強した後に日本人がぶつかる壁、それが「会話力」。
メルボルンにあるアビリティー・イングリッシュでは、そんな会話力＆コミュニケーション力に特化したとっておきのコース「サバイバー・イングリッシュ」を開講しています。
このコースに入るには、中級以上の英語力が必要ですが、今回実際に受講された空さんに、実際のコースについての内容、どのくらいの英語力が必要なの？など気になることにすべて答えてもらいました!
このコースを選んだ理由はなんですか？
私は2018年4月から約9ヶ月間、カプラン・インターナショナル・イングリッシュに通っていました。ここではずっと一般英語を学んでいたので、語学学校を延長しようと思った時に何か少し違うものを選びたいと思ったのがきっかけでした。オーストラリア留学センターの現地カウンセラーさんと相談して、話す機会がたくさんあるアビリティーのこのコースを取る事に決定したのは、他の学校にはこのようなスピーキングだけに特化したクラスがなかった事と、もう少し生きた英語を身に着けたかったからです。
最初はアビリティーでも、ウォームアップのため一般英語コースから開始することにしていたのですが、初日にスタッフから急に「サバイバー楽しいから行ってみたら？」って言われて、初日からサバイバークラスに急遽入ることになりました。
結果的には、当初の予定の5週間から10週間のサバイバーコースを取ることが出来たので、よかったと思います。
先生ってどんな人？
先生（Anya）はとても印象的な人で、どこにいっても喋っている明るい人です。みんな一日目はAnyaのパワフルさにびっくりすると思います。また彼女はとても情熱的な人でもあります。
*写真大好きなAnyaと。授業に合わせていつもコスチュームを変えて楽しませてくれます!
Anya が最初に言ってくれた「ここでグラマーは学ばない、もっと人生とか生活に役に立つアドバイスや英語を教える。みんなは今日からクラスメイトじゃなくて家族のようになりましょう」という言葉が印象的でした。ほんとうにみんなが家族と感じられるような、涙あり、笑いあり、怒りありの喜怒哀楽がいつもある授業でした。
私が今まで経験した一般英語クラスとは全く違って、グラマーなし、教科書なし、机がなく基本グループワークというちょっと変わったクラスでしたが、Anya がいつもこのクラスの雰囲気を作っていて、みんなAnyaが大好きでした。
先生はいつも何をするかによって、服や態度、教室の構成を変えてくれます。面接の練習の時はスーツに着替えたり、世界の問題について話す時はテーブルを会議用に設定したり、雰囲気作りをいつもしてくれる、そんな先生です。
どんな授業内容ですか？
クラス内容は秘密とされています。生徒がワクワクするためにAnya がいつも考えてカリキュラムを作っています。明日何をするのかも教えてくれないし、基本サバイバー・イングリッシュの中で何をしているかは、他のクラスの人にはいわないでって言われていました。
基本、毎日や毎週のトピックスが全然決まっていないので、当日、「今からこれするよ!」という感じで授業が始まります。急に外出することもありました。
最初の一週間は家族になるためにお互いを知るためのゲームが盛り込まれていたり、スピーキングへの緊張を解すための街頭インタビューみたいなことも含まれています。
全体でいうとプレゼンテーションがとても多くて、グループ内で一人ずつどう思うか意見を言わされる事が多いです。先生の英語のスピートは結構早いですが、わからなかったら、丁寧に何度でも説明してくれます。
プレゼンテーションは自分の好きなことについてや、世界の問題について話し合ったり、面接についても練習したりしました。面接では目の合わせ方、手の握り方、距離感、履歴書の書き方、面接の仕方など細かく教えてくれました。また面接官と面接される人に分かれて、グループワークも行われます。
最も思い出に残っていることはありますか？
一番楽しかったのは「Event planning」です。5週間で終わるようになっているのですが、5週間の最後の1週間はイベントを計画するようになっています。1回目の時は「ツアープランニング」、二回目は「ファッションショー」を企画しました。
流れとしては、4週目にイベント企画のプレゼン発表を2人一組になって行います。私と友達は「ファッションショー」のプレゼンをやり、投票結果、私達の企画が通りました。
そこから、どうやってお客を集めるか、どうやったら興味をもってくれるか、ちらしの作り方などをみんなで話し合いました。他のクラスに企画を説明しに行ったり、進行や、音楽はどうするのか等毎日みんなで何度も意見を出し合いました。先生は何も口出しせず座って聞いているだけです。いつも生徒の意見を尊重してくれて見守ってくれます。
イベントとしては2時間位のイベントで、クラスごとに着る服の色を決めて、クラス対抗でファッションを競い合ったり、ゲームをしたりしました。放課後に希望者参加型で行ったのですが、結局ラウンジルームが満杯になり、エレベータにも人が流れるほどすごい数の人が集まりました。
*ピンクで統一したファッションショーにて
自分達ですべて作り上げましたが、イベント後にはみんなで泣きながら抱き合うくらい、クラスが一丸となれたと思います。
成長を感じたことはありますか？
最初の一週目のプレゼンテーションはきつかったです。ですが回数を重ねるごとに、きつさにもなれ先生とも仲良くなるので、プレゼンも苦じゃなくなってきました。英語力の向上というよりは、間違えてもいいから話すとか、とりあえず思ったことを口にするという意識がついたと思うし、何より英語に対しての自分自身への自信がついたと思います。10週間目に気づいたらみんなの前で話すのが恥ずかしくなくなっていました!
プレゼンはいつも先生がムービーを撮るように推進するので、最初はとても恥ずかしかったですが、それにも慣れてきました。先生やクラスメイトが仕草、話し方、立ち振るまい、立ち方、声のトーン等についてアドバイスをしてくれるので、そのアドバイスを元に毎回意識出来るので、自分でも改善されていることに気づけました。
空さんからメッセージはありますか？
現時点でシャイな人、積極的に自分の意見を言いたい人、楽しく英語を話せるようになりたい人、コミュニケーションをもっと英語でとりたい人、等々、様々な方にオススメです。一般英語コースを受講するより、ある程度英語が出来るならサバイバー・イングリッシュを10週間受講するほうが伸びを実感できると思います。ほんとうに楽しいコースで英語が好きになれますよ!
5週間毎に入学＆受講出来ますが、10週間に設計されたコースなので、10週間受講される方がお薦めです。
また英語力は、中級から入学できますがクラスメイトの英語力は結構高いので、みんなの前で話すことにまだ自信がない人は、少し自信がついてからの受講をお勧めします。でもコミュニケーションが苦手な人に是非にとってほしいコースです。
空さんが受講された「サバイバー・イングリッシュ」の授業内容はこちらも確認ください!
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