【体験談】休学留学でケンブリッジFCE合格!そしてTOEICは400点から830点に!

齋藤 千夏さん 2019年6月28日


日本の大学を1年間休学し、ナビタス ブリスベン校に通学をされた 齋藤 千夏(Ms Chinatsu Saito)。

渡航前に受けたTOEICは400点でしたが、渡航後はケンブリッジFCEコースを受講、そして上級レベルまでレベルアップ。ケンブリッジFCE合格、TOEIC830点まで英語力を向上させることが出来ました!

そんな千夏さんの体験談です!


ナビタスで中級レベル〜上級レベルまで受講!

私は、一般英語コースのIntermediate(中級)レベルから始まりました。IntermediateとUpper intermediateレベルは基本的な文法をひとつずつ学ぶという授業の進み方で、自分の語彙力のなさは感じましたが、高校までに習ったことのある内容でした。

しかし、私自身忘れている部分が多かったので、基本的な文法を丁寧に復習できたのは凄く良かったかなと思います。

●Intermediate(中級)レベル

10週間
国籍:韓国、スペイン、ブラジル、ペルー、日本、コロンビア

●Upper Intermediate(中上級)レベル

10週間
国籍:韓国、スペイン、ブラジル、ペルー、日本、コロンビア、タイ、UAE



●Advanced(上級)レベル

8週間+8週間
国籍:韓国、スペイン、ブラジル、ペルー、日本、コロンビア、UAE、香港

私はケンブリッジFCEコース受講前後で、Advanced(上級)レベルを受講しました。

Advancedレベルは一般英語コースの1番上のクラスなので、かなり英語ができる人もクラスにいて、Upper intermediateレベルから上がったばかりの頃は自分の英語力との差を実感し、授業についていけない時もありました。

授業内容は、基本的な文法が分かっている前提で、細かいニュアンスの違いを学ぶ内容でした。内容は難しかったですが、毎週月曜日に行われるテストではケンブリッジのFCEのテストを行うことがあったので、ケンブリッジコースを受ける予定だった私にとっては勉強になりました。



英語力の向上を実感出来た、ケンブリッジFCEコース


ブラジル(3人)、スペイン(4人)、コロンビア(3人)、韓国(1人)、日本(4人)、台湾(1人)

このコースは、受講をした全てのクラスの中で一番英語力が向上したなと感じたコースでした。

授業は毎日、スピーキング、リスニング、リーディング、Use of English(文法)、ライティングの日と決まっており、1週間で全てのスキルををひと通り勉強していくカリキュラムでした。

・最初の5週:スキルごとに、各パートどういう問題かについて傾向を勉強する
・残り5週:スキル毎に、通しで解答練習をする

本番のテストが近づくにつれ、生徒の苦手なパートを集中的にやったり、特にリーディングとUSE of English(文法)は先生がたくさんプリントを用意してくれて、各自苦手なところを学んでいくことが出来る時間を取ってくれました。

・スピーキング:4つのグループを作って受験者、試験官に分かれてひたすら練習をしました。
先生が試験官役をやるテーブルが必ずあり、そこで見つけた生徒の間違いをその後みんなで共有し、復習しました。

・Exam practice:毎日昼食前の1時間は、毎日各スキルのテストをしました。基本的にはスキルごと全員同じテストをしましたが、本試験に近づくとそれぞれ苦手なパートのテストを行うこともありました。

・Mockテスト:5週目、9週目、11週目にMockテスト(模擬テスト)を行いました。Mockテストは2日間で行われて、1日目にリーディング、ライティング、リスニングをやり、2日目の午前中にスピーキング、午後にフィードバックという日程でした。

スピーキングテストは録音されるため、後で聞きなおすことが出来、自分では気づかないミスも見つかり勉強になりました。Mockテストは全体の具体的な点数が出るので、1回目から3回目にかけて自分の点数の伸びを実感でき、モチベーションにも繋がりました。

・本試験:スピーキングテストも筆記テストもナビタスで受験しました。相手が何を言っているか理解することが出来るように、同じ国籍の学生がスピーキングのペアでした。試験前は、一緒に作戦を立てて、スピーキングテストに望むことが出来ました。

担当をしてくれたVic先生:授業中はクイズ形式にしたり、チョコレートを配ってくれたり、内容は難しかったけどとても楽しい授業でした。生徒それぞれの得意な所と苦手な所をと把握し、生徒の苦手なポイントに合わせて授業を進めてくれました。

またMockテスト後に生徒1人1人とする面談の時、得意分野、苦手分野についての話だけでなく、「大丈夫」だと沢山励ましてくれて、不安で落ち込みがちのメンタルケアもしてくれました。


ナビタスに通学をしてみて

ナビタスは先生も生徒もフレンドリーな人が多く、頻繁にナビタスのパーティーやイベントがあるので友達を作りやすかったです。

また、my studyの時間は自分の好きなことができるので、テスト前は自習室に行ったり、映画が観たかったらNetflixの部屋に行ったりでき、とても良かったです。

Conversation(会話)クラスでは、同じクラスの人や同じ英語レベル以外の人とも友達になれるし、Speakingが苦手だった私にとっては英語を話す練習にもなってとても楽しかったです。

General English(一般英語)コースはペースもゆっくりで分かりやすいですし、友達もたくさん出来て楽しいですが、英語をしっかり伸ばしたいのであれば少し物足りなくなります。そのため、IELTSやケンブリッジのコースに途中でコース変更をされることをお勧めします!


ブリスベンに住んでみて

ブリスベンは天気も安定して晴れの日が多いし、夏は気温は高いけどカラッとしているのでとても過ごしやすかったです。ブリスベンの冬は日本よりはもちろん暖かいけど、普通に寒いのでちゃんと冬服は持って行った方がいいと思います。(私はニットを着てました。夜はコートを着ていた時もありました。)

シティーにはスーパーもUNIQLOもDAISOもあるし、コリアンショップで日本食も買えたので何かが買えなくて困ったことは特にありませんでした。人もそんなに多くなく、せかせかしてるというよりはのんびりしてる街です。

Hamiltonでやっているeat street marketや土曜の朝にやっているマーケットは、日本とは雰囲気も異なり、とても楽しいのでオススメしたいです!


ブリスベンから色々旅行にも行きました


●Cairns
ブリスベンからケアンズまで、車で片道19時間かけてのロードトリップをしました。ご飯はパンと野菜とハムを買い、みんなでサンドイッチを作って食べて、宿はバックパッカーに宿泊。

ケアンズでは、スカイダイビングとスキューバダイビングに挑戦しました。特にスカイダイビングは雲の上から飛んだ時の景色はとても綺麗で、感動しました。

長時間の車移動はかなり大変でしたが、車の中でみんなで踊ったり、カラオケをしたりとても楽しかったし、中々出来ない経験だったので良かったなと思います。


●Byron Bay
街の雰囲気がすごく好きで、1年の間で2回行きました。

海がとても綺麗で、ライトハウスからの景色も最高でした!でも、ライトハウスは夕日の時間に近づくと、駐車場が空いておらず車が止められないので早めに行くか、歩いて行かれることをお勧めします!


●Morten island
クリスマスの時期に1泊2日のツアーに参加しました。

シュノーケリングと砂の滑り台が入ってるツアーでしたが、風がかなり強い日で魚はあまり見えませんでした。でも、ビーチから野生のイルカが見えたのでラッキーでした!クリスマスが近かったのでサンタクロースの帽子を被ってビーチで写真を撮ったり、友達とプレゼント交換をしたり、日本では味わえないサマークリスマスを楽しむことが出来ました!


●White Heaven Beach
White heaven beachでは、シュノーケリングと小さい飛行機に乗って空からGreat Barrier Reefを見るツアーに参加しました。ケアンズでGreat Barrier Reefのシュノーケリングはしましたが、空から見るとそれがものすごく大きいことが分かり、感動しました。

天気も良くてシュノーケリングでも、しっかりと海の中を見ることが出来ました。White Heaven Beachへの旅行はオーストラリアでの最後の旅行だったので、ホテルやご飯を少し贅沢してとても快適な旅行でした!

休学留学の1年間を終えて

自分自身の英語力を伸ばすことを1番の目的として休学留学をしましたが、無事にケンブリッジ英検に合格したり、TOEICの点数が上がったり(400点から830点に!)目的を達成することが出来ました!

1年間でのオーストラリアでの生活の中で、沢山の人と出会い、色んな話をし、旅行をして、様々な文化を知りましたが、その中で私が一番感じたことは、違う場所や文化の中で生きてきたとしてもそんなに大きく変わらないんだなということでした。

留学する前は”外国人”をとても遠くに感じていたけど、話してみたら物事の考え方とか感じ方とか共感できる部分は沢山あって、今まで自分の中で無意識に区切っていた物がなくなり、友達や考え方の範囲が大きく広がったことが、留学して得たものの中で一番良かったなと思います。