インパクト・イングリッシュ・カレッジ(メルボルン校)

CRICOS:02995B

【体験談】笑顔は世界共通語☆一年間のオーストラリア生活を振り返って☆

白鳥智美さん 2013年10月23日

2012年10月にワーキングホリデーでオーストラリアにやって来た智美さん。

東京で初めてお会いした時、危なかったしさと強さを持ち合わせたような印象だったことを覚えています。決して要領よく渡っていく感じではないけれども(ごめんね智美さん)、何でも興味津々で、素直に物事を見て、感じて、表現する智美さんの雰囲気は、人を惹きつけます。

だから、彼女の周りには人が集まります。そして、みんなの助けを借りながら、自分の道を切り拓いています。

メルボルン(Melbourne)⇒リズモア(Lismore)⇒バイロンベイ(Byron Bay)と移ってきた智美さん。そんな智美さんが、ワーホリ1年を振り返った素敵なワーホリ体験をブログに書いていらっしゃったので、ご本人の許可を頂き、弊社ウェブサイトに掲載させていただきました。

(向かって左側が智美さん)

英語の壁を乗り越えたかった

そもそも私がオーストラリアに来た一番の目的は英語です。私は中学レベルの英語も全く出来ず、海外に旅行に行った時も親切に助けてくれる人は沢山いるのに、感謝の気持ちを伝える事もできない。何よりも英語が出来ないからっていう理由で、今までの人生いっつもどこかで英語から逃げている自分がいました。そんな自分が情けなくて悔しかったんです。

とにかく英語から逃げている自分自身の壁を乗り越えたかった。英語が出来れば可能性も広がる。そんな想いで20代最後の歳にオーストラリアに行こうと決めました。



英語が理解できず校長室へ

そして2012年10月、オーストラリア第二の都市、メルボルンに来ました。最初の一ヶ月はホームステイしながら、語学学校に通いました。語学学校は、インパクト・イングリッシュ・カレッジ。イングリッシュオンリーポリシーが厳しく、母国語を学校内で話すと一日退学になるという学校でした。

学校初日、英語力テストがあり私はあまりにも英語が理解出来ず、私だけ校長室に連れていかれてしまいました…それ程私は英語がわからずにオーストラリアに来ました。語学学校では、世界国々の沢山のお友達が出来ました。単語や手振り身振りで話すコミニュケーションでも、人は心から仲良くなれるもので、大好きな友達が本当に沢山できました(*^^*)

インパクトには3ヵ月間通い、いよいよ卒業となると本当に寂しかったです。学校では様々なイベントがあったり、学校が終わった後は、友達と遊んだりで学生生活を存分に楽しみました。何よりも本当に沢山の素敵な友達が出来た事が学校での一番の思い出です。




シェアハウスへのお引越し

英文にクラクラ学校に通っている途中、ホームステイからシェアハウスへ引越しをしました。シェアハウスは、もちろん自分で家探しをしないといけません。この家探し、本当ーーーーに大変でした。

まずは条件をネットで調べてから、良いと思ったところに自分でオーナーさんにコンタクトをとって、家の見学をします。ズラズラと長い英文を見ているだけでクラクラ・・・けれども家を見つけなくては、どうにもならない・・・初めてのシェアハウス探し本当に大変だったのをよく覚えてます。

そして、苦労の末ようやく家も決まり、シェアハウスに引っ越し、新しい生活が始まりました。シェアハウスに移り、一ヶ月ぶりに自炊をしました。オーストラリアのスーパーは、とっーーーても大きくて迷子になるし、食料品、生活用品全てが英語なわけで、買い物は、本当に大変でした。



カフェで働きたい!

学校を卒業したら、いよいよ仕事探しです!!メルボルンは世界一カフェが多い都市と言われていて、街を歩けば本当に沢山のカフェがあります。カフェが大好きな私にとっては、カフェで働けたら、どれだけ幸せだろうと思っていました。

ただ自分の英語力では、働く事さえも出来ないんじゃないか?ってとってもとっても不安でした。日本でずっと飲食で働いていたので、ホスピタリティのない仕事はしたくない・・・けれども英語が・・・と、悩みやら不安やら葛藤やらで、とにかく心の状態は大変だったけど、とにかく・・・とにかく私は、ホスピタリティを持って働きたかった。
そんな想いで、仕事探しを初めました。



そして見つけたカフェの仕事!

仕事探しを始める前にやらなくては、いけない事が履歴書作りです。当たり前だけれども全て英語で作成します。なかなか上手く出来ずに逃げたくもなりました(笑)。

仕事探しは、大きく分けて二通りあって、履歴書を自分の足でそのままお店に持っていく方法と、ネットなどで求人を探し、履歴書を送り返事を待つ方法のどちらかです。私は、ネットで求人を探したところ、たまたまカフェの求人を見つけました。そのカフェのホームページを見たところ、とっても可愛いくて素敵なカフェ!

ここを見つけた時、私は本当にここで働きたい!!ってすっごく思いました。けれども求人での英語レベルは、上級以上ペラペラレベル・・・私の英語は初級レベル・・・けれども本当に働きたい・・・英語は、自信ないけど気持ちだけは誰にも負けない。

とにかく履歴書を送ろうと思って送りました。
そうしたら、なんと返事が返ってきたのです!
「面接しましょう」って。



カフェのお仕事開始

そして面接を終え、次の日に連絡が入り、トレーニングしてみましょうとなりました。

通常、レストランとかでのお仕事はトレーニング期間というものがあり、そこで仕事ぶりをチェックされ、良ければ本採用となります。トレーニングが終わり、無事本採用を告げられた時には、本当に本当に嬉しかったです。まさにあれだけの不安があった中で夢が叶った瞬間でした。



沢山の笑顔と気持ち

カフェオーナーさんは、カフェを二つ経営していて私は二つのカフェでキッチンとして働く事になりました。

基本はキッチンですが、状況次第でホールに出る事もありました。二つのカフェは、メニューが全く異なり覚える事も倍になり、大変でしたが、その分学べる事が二倍になり本当に感謝の毎日でした。

日本に居た時から輸入食品が凄く大好きで、よく使用していましたが、オーストラリアに来たら半端なく多い海外の食品や野菜に出会い、本当に驚き、改めて自分の知識の浅さと世界の広さを実感しました。本当に毎日が学びで、英語が理解できない、何も伝えられないという自分自身との戦いの中でも、英語ではない、ホスピタリティの気持ち。お客さんに料理を自分でサーブした時の喜び、そして100%レベルで返してくれるお客さんの笑顔での『thank you 』。沢山の笑顔と気持ちを頂けて、もっともっと頑張ろうっていう想いで仕事ができる、私にとっては素敵な環境でした。

本当に素晴らしい経験でした。

約四ヶ月働いたカフェは、私にとっては人生において貴重な宝物の経験となりました。




オーガニックファームへ

メルボルンでは本当に沢山のお友達が出来て、本当に楽しい毎日でした(*^^*)けれども、約七ヶ月生活したメルボルンを出る事を決め、ファームに行く事を決意しました。

オーガニック農業を経験したい、そして自分自身の力を試してみたかったから。メルボルンにいると、日本人の友達も多かった為、日本語を使う機会が多かったり、ついつい頼ってしまったり。

オーストラリアまで一人で来ることが出来たんだから、次は自分自身の力だけでチャレンジしてみたい、もっともっとオーストラリアらしい事を経験したいという想いで決意をしました。

そして、メルボルンの沢山のお友達とお別れをして、オーストラリアニューサウスウェールズ州の、ゴールドコーストから車で約一時間半。Lismoreという街の近くのオーガニックファームに行きました。

ここは、とっーても田舎でした。携帯電話の電波もないほど・・・ネットもほぼ使えなかったので、毎日スローな生活をしていました。ずっと都会で生活していた私には、本当に生活が180度変わりました。

そして、ここで私は沢山の事を学びました。オーストラリア文化、農業、そして何故オーガニックなのかということです。頭ではオーガニックについて理解してるんだれども、いまいちピンとこない。日本にいる時から、ずっと思っていたこのモヤモヤ。

けどようやく、自分自身がオーガニックファームで農業を経験する事により、ようやくオーガニックについて少しずつ理解する事ができました。オーガニックをベースに学ぶ事で、自然のサイクルを理解することができました。だからこそ、これからは、もっとオーガニックや農業を学んでいきたいと思っています。




次はバイロンベイへ

現在は、オーストラリアニューサウスウェールズ州のバイロンベイというビーチリゾートの近くで気ままに暮らしています。この地域一帯は、ヒッピーが多く暮らしています。

本当にここは全てがスローで平和。人々はとても穏やかで優しくてみんな素敵な笑顔。スピリチュアルな街で、オーガニックやヨガなどが生活に染み込んでます。ビーチでは、サーフィンをする人、マッタリする人、犬を散歩する人、世界国々の楽器を奏でる人、踊る人、ヨガをする人、アートほんとーに、みんなそれぞれが好きな事をして、時を過ごしている。

こんなに心地よい雰囲気の場所に出会ったのは人生で初めてです。バイロンベイ周辺には、小さな町が沢山あります。何処もとっても個性的でユニークな町で、とっても面白いです。この地域を知れば知るほど好きになります。それは、ここの地域の人が本当にみんな優しくて色々な事を教えてくれるから。

メルボルンも本当に、大好きだけれどバイロンベイも本当に、大好き!!比べられるものではないです。

メルボルンは、ヴィクトリア女王時代の建物が世界一残ってるそうでとっても素敵な街並みです。緑に溢れた公園も多いです。そして世界様々なレストランがあり、素敵なカフェが沢山あります。私がオーストラリア最初の都市に決めた理由は、この食が決め手でした。本当にメルボルンは、メルボルンで素敵で大好きな街です。




必ず理解できる日が来る!

一年間、オーストラリアで生活をして、大好きな場所、そして大好きな家族もできました。振り返ってみると、本当に一年早いなって思うけど、毎日毎日新しい事や物に出会い、オーストラリアの文化に触れ合う事で、日本の文化も考えるキッカケになったりで、毎日が本当に新鮮で学びです。

私は本当にゼロからのスタートの英語で、実際に英語と直面するというのは本当に大変でした。わからな過ぎて気持ちが沈むこともよくありました。けれども今となっては、そんな自分をやっと受け入れられるようになりました。そう、何時の間にか、当初の目的であった自分自身の壁を乗り越えていたんです。

理解できなくても、確実に上達してる。どう上達したか目に見えてわかるものじゃないけど、本当に少しずつ毎日上達している。理解するまで時間はかかるし、理解出来なくて何度も諦めそうになるけれども、必らず理解できる日が来るんです!!



笑顔は世界共通語

日本出国前は、期待の中にも不安だらけでした。

だけれどもオーストラリアで生活をしていく上で、何度もあった困難な状況も、なんだかんだで乗り越えてきました。そう、なんだかんだで、やってみればなんとかなるんです。

だから不安というのは、今となっては不要です。

ここには、沢山のチャンスがあります。もちろん日本にだってあります。そのチャンスをどう活かすかは、全て自分次第。例え無理だと思っても、とにかくやってみないとわからない。

オーストラリアに来て更に強く感じた事。

みんな様々な目的を持っているから。
だから、自分のおもいっきりやりたい事に、進むだけ。ただ行動するだけ。

もし目的を失ったり、自分のやりたい事がわからなくなって道に迷っても、とにかく行動して、進めば必らず必らず何かが見つかる。

行動をしなければ、何も見つからないし何も変化はない。そして、失敗や大変だった事も未来の自分からすれば、全てが大切な大切な経験。

良い事も悪い事も、全てに意味がある。全て自分自身を成長させてくれる大切な要素。

本当に、オーストラリアに来れて良かった。毎日が本当に感謝でいっぱいです。本当に、沢山の人に支えられている。今まで出逢った人の一人でも欠けていたら今の私はいない。

国が違くて育ち方も文化も言語も違う。それでも、みんな本当に優しくしてくれる。何よりも笑顔は、言語の壁を超えた世界共通語!!

人間って素晴らしい!生きてる事って本当に凄い事!!人、食べ物、自然、物…全ての事があるからこそ人間は、生かされています。全ての事に心から感謝でいっぱいです。本当に、本当に、みなさんありがとうございます!!本当、感謝してもしきれません!!

この感謝の気持ちを精一杯みんなに返したい!!だからこれからも、もっともっとチャレンジして経験して学んで、HAPPINESSをいつかみんなとシェアしたい!!




本当にみなさんありがとうございます(*^^*)
どうぞこれからも、よろしくお願いします!!

スタッフより

最初は本当に英語ができない、できない、と言っていた智美さん。英語ができない分、好奇心と行動力でカバーして、存分にワーキングホリデーを全力で楽しんでいます。

ワーキングホリデーで、ちょっと生活がマンネリ化してきたかな、と思っている方は、智美さんの体験談をヒントに、行動してみてください!

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