【体験談】短期留学でチャイルドケアボランティア

中島ちあきさん 2014年5月21日

春休みを利用して、2週間カプラン・インターナショナル・カレッジで英語の勉強、そして、2週間チャイルドケア施設でボランティアを経験した中島ちあきさん。

現地で、実際の経験を通じて色々と気付きがあった、留学体験談です。


もう一度パースへ行く!

私は部活動に所属しているのと英語が苦手なので、留学に行くことを正直とても悩みました。でも、3年生になる前の今しかこの体験は出来ないと思い、思いきって留学へ行くことを決断しました。

今はその時に決断して本当に良かった、行って良かったと心から思います。オーストラリアはみんな優しくてフレンドリーで、空も緑もビーチも街もすべてが綺麗でした。パースはのんびりとしたいい街で、絶対にもう一度行く、と決めています。そのくらいパースが好きになりました。

行ってみなければわからない

私は、滞在中ホームステイをしていましたが、行く前にネットで調べると、ホームステイ先にあまり期待しない方がいいと書いてあったので不安でした。私は深夜到着のフライトでしたが、ホストファミリーは夜中まで待っていてくれて、優しく迎えてくれました。過ごしやすい環境を作ってくださって、本当に自分の家のようにくつろいでゆったり過ごせました。毎日の出来事を話したり、日本の話をして毎日とても楽しかったです。

オーストラリアの休日は、バスや電車の本数がとても少なく、朝は遅く夜は早く終わってしまいます。家に帰れなくなってしまったとき、一度タクシーで帰ったことがありました。すると、ホストファミリーは「迎えに行くから遠慮なく電話してね」と言ってくださいました。

本当に優しい親切な家族に恵まれて、私は幸せでした。食事も毎日おいしい料理を作ってくださって、毎日が本当に充実して楽しかったです。

再会を約束して・・・

語学学校のカプラン・インターナショナル・カレッジは、様々な国籍の留学生が集まっており、お互い母国語では会話は出来ませんが、英語では会話が出来ることから、世界共通語の英語の大切さを実感しました。

私は韓国・ブラジルの子と仲良くなり、毎週週末には、みんなでビーチや観光をしに行きました。留学に行く前は友達ができるか本当に心配でしたが、こんなに仲良くなれるものなのか、と行ってみてわかりました。お別れの際は本当にさみしくて、みんなで再びどこかの国で必ず会おうと約束しました。

今はSNSで世界が簡単につながれるので、SNSを利用し連絡を取り合っています。


わからないことは聞く!

チャイルドケアセンターでは、主に0~1歳クラスを担当しました。

初め、仕事の内容なども説明されず、いきなり教室に入って始まったので戸惑いましたが、わからないことがあったら聞くようにして、だんだんと慣れていきました。

0~1歳クラスはまだ話すことは出来ませんが、言葉を理解はできる年齢で、おもちゃに興味を持たせると一緒に遊んでくれて、毎日かわいい子どもたちに囲まれて幸せでした。仕事内容は主に遊ぶこと、食事の準備や食べさせること、食事後の掃除などでした。

時々2~3歳クラスにも入ることがあり、お話をしたり、一緒に遊んだり、0~1歳クラスとは全く違う楽しさがありました。小さい子とあまり触れたことのなかった私にとって、子どもの成長や、成長に合わせた遊びや接し方を学べて、とても良い経験になりました。

失敗を恐れずに話す

今回の留学を通して、英語は現地に行って実際に触れてみないとわからないことがたくさんあると思いました。

着いたばかりの当初は、英語が英語に聞こえてこなくて苦労しました。オーストラリアは少しなまりがあるのと、話すスピードが速いと感じました。耳も慣れていなかったので、最初はこれからどうなっていくのか不安でしたが、だんだん耳も慣れてきて、聞こう聞こうとするより、流して聞いたほうが初めよりは聞こえてくる、とコツをつかめました。

日本人は文法を中心に中学校から勉強が始まっていますが、他の国の人たちはとにかくよく話します。私は失敗することを恐れてしまって、あまり口を開けませんでした。しかし、ホストファミリーは失敗してもいいからたくさん話しな、と言ってくれて、それからはつたない英語でしたが、だんだんと会話ができるようになっていきました。

もっと初めから恐れないで話していけばよかったと悔いが残っています。

また、日本人は発音が上手くできません。ついカタカナ読みをしてしまい、伝わらなかったシーンが時々ありました。発音には注意したいところです。


ゆるキャラで話しのネタづくり

現地で取り組んだことについては、日本のお土産として地元のゆるキャラ、ちーばくんグッズを持っていき、日本地図で説明して会話のネタを増やしたり、私が滞在していた時期にバレンタインとひなまつりがあったので、チョコとメッセージカードをプレゼントしたり、金平糖やひな人形の形をした砂糖菓子を持っていき、日本の行事のことを話しました。

とても喜んでくれて嬉しかったです。私はとにかく話すことを心がけて生活しました。

一歩が自分の未来を変える

すべてのことから、日本では体験できないことだらけだったので、現地で実際に体験することができて本当にいい経験になりました。こんなにいい経験をさせてくれた両親には本当に感謝しています。

そして、留学を終えて少し人間的に少し成長できたと感じています。英語が苦手でも、知っている単語を言いまわしてコミュニケーションが取れましたし、生活もできました。ぜひ、たくさんの人に留学へ行って新しい世界を見てほしいと思います。この一歩が自分の未来を変える大きな一歩になると、私は思います。

スタッフより

4週間と短い期間でしたが、学びも遊びも全力で楽しんでいたちあきさん。
ぜひパースにまた戻ってきて下さい!!

ちあきさんの留学プランと費用はこちら。

留学プラン費用
2014年2月10日-2月21日
カプラン・インターナショナル・カレッジ
1,010ドル(約10万円)
2014年2月24日-3月7日
チャイルドケアボランティア
770ドル(約7万7千円)

その他、ホームステイ費用、現地生活費、航空券費用が必要となります。

短期間でもぎゅっと密度の濃い経験ができるボランティアプログラム。

チャイルドケアだけではなく、福祉施設でのエイジドケアボランティア、現地の学校で日本語教える日本語教師アシスタントもお手配可能ですので、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

*上記費用は2014年2月の費用となっており、今後変更されることもございます。
*ご参考の日本円は、1ドル=100円換算としております。