【体験談】私のワーホリ体験談:好きなことで仕事をする!メルボルンでオーペア

谷口 江里さん 2020年4月15日

ワーキングホリデーで2019年3月からメルボルンに留学されていた谷口さん。子供が元から大好きなことから、語学学校でエデュケーショナル・アシスタント・プログラムとデミペア・プログラムに参加されました!

語学学校の様子、エデュケーショナル・アシスタント・プログラムとデミペア、そしてその後のオーペアのお仕事まで、気になること、いっぱい質問にお答えいただきました!

ワーキングホリデーだからこそ出来るオーストラリアらしい生活、そして経験をされたい方には必見です!


メルボルンにワーキングホリデーをしようと思ったきっかけ

 
もともとワーキングホリデーを計画していて、その時には幼児や子どもたちと触れ合う経験ができることが第一条件でした。最初に考えたのはニュージーランドだったんですが、検討していた学校は幼児教育ボランティアをするのに半年かかるといわれたので、国を考え直しました。

その後、インパクト・イングリッシュ・カレッジでも同様の体験ができることが判り、こっちの方が厳しい環境で、なおかつ短い期間でチャイルドケアセンターでボランティアに参加できると思い、メルボルン留学を決めました。

最初は12週間の語学コースとチャイルドケアセンターでボランティアだけの申し込みでしたが、結局現地で追加で4週間の語学コースとデミペアも申し込みました!

インパクトについて

 
インパクトの語学学校時代を振り返って思うのは、「ほんとうに楽しかった!」です。


母国語禁止ルールがとても厳しい学校だったので、初中級クラスの時は、携帯は没収されて、英字の辞書か電子辞書しか許されませんでした。もちろん日本語も使えないので、英語でいつも授業をしっかり理解することが必要でした。

先生の英語も早いし言っていることが全然わからなかったので、最初1−2週間は授業自体に、そして1ヶ月位は英語に慣れるのに時間がかかったと思います。

そんな授業を繰り返しているうちに先生の言っていることが分かるようになって、自分の上達を感じることができた時にはとても嬉しかったのを覚えています。

私は文法と聞き取りは出来るけど、話す部分がなかなか伸びなくて悩みました。先生との面談が定期的にあって、先生にスピーキングが苦手なことを伝えたら、「恥ずかしがらなくていいのよ」とアドバイスを受けました。

そこから、自分が今までどれだけ話すことに関して完璧主義であったか、という事に気づき、出来るだけ気にしないようになりました。早く話さないといけない、間違ってはいけない、などの思いが自分のスピーキングの能力を邪魔していたことに気づくことが出来ました。

私のクラスにはコロンビア人がたくさんいて、彼らのスピーキング力に圧倒されました。日本人とは英語のスキルの部分や積極性も違うのでそういった違いに気づくことができたのも興味深かったですし、「間違っても気にせず話したらいいんだ!」ということを彼らが身をもって教えてくれました。

最後の4週間は中級クラスで勉強しました。3-4人のグループに分かれて意見を交換し合う(ディスカッション)機会が多かったんですが、最初自分が全然発言できないことに気づきました。でも機会を重ねるうちにちょっとずつですが臆せず話せるようなり、少しは上達できたと感じることが出来ました。

インパクト・イングリッシュ・カレッジは日本人率は他の学校と比べると多いですが、日本人とも学校外でも英語で話したりしていたので、誰とでも英語で恥ずかしがらずに話せるようになった事はとても重要なことかな、と思います。

エデュケーショナル・アシスタント・プログラムについて

 
エデュケーショナル・アシスタント・プログラムは一般英語コースを終了した後、参加させてもらいました。一日8時位から4週間程やっていましたが、私は同時にデミペアもしてたのでお昼くらいには帰らせてもらってました。

メルボルン郊外にある日本語と英語のバイリンガルの小学校の中のプレップ・クラス(小学校準備教育)での実習で、15人位の子供の割合はほとんどローカルの子でした。

英語が母国語の子がほとんどでしたが、プレップ・クラスから日本語教育が始まっている学校なので、いつも日本語で、算数と国語のお手伝いを主にしていました。

生徒が授業の中でプリントに取り組む時に一緒に一対一で教えることが特に多かったのですが、その他には、授業内で行う課題の取り組みの手伝いをしてあげたり、1−4年生の日本語の絵本の音読を手伝うこともありました。

主にはプレップでしたが、稀に1-2年生とも合同で授業を行っていたので、その時は簡単な先生の補助をすることもありました。

学校のプログラムとして参加、デミペア・プログラムのルーティンついて

 

デミペア:無休。週15時間以下。家賃免除で一緒に住むことが基本。
オーペア:有給。住む・住まないは選べる。


基本は学校がある月曜から金曜日のお手伝いで、学校が終わってから子どもたちを学校にお迎えに行き、一緒に家に帰宅していました。両親が帰ってくる18時位まで子どもたちと一緒にサッカー、絵書き、本読みをして遊ぶというのが、私の役目です。

ただその中におうちの掃除や、子供のランチを作るという仕事も含まれていました。ですが、土日は基本お休みなので自分の時間として使うことが出来ます。


デミペア後は、オーペアをしたかったので、この経験はその後オーペアの仕事を探すのにとても役に立ちましたし、オーストラリアで経験があるということがとてもプラスに働きました。

オーペアの職探しについて

 
以前日本で副業としてベビーシッターを8年していたので、その経験をこっちでも活かしたいという気持ちがありました。こっちのデミペアの経験をもとに、フェイスブックのサイトに登録して、仕事探しを行いました。

使ったサイトは下記2つです。
AU PAIR IN Melbourne

Au-pair in Melbourne


自己紹介と経験をサイト上にアップしたら、いくつかの家族が直接連絡をくれたので、その中から選んでオーペアをしていました。

投稿している家族に連絡する事もできるのですが、自分で出して募集するほうが早かったです。デミペアの経験があることが大きかったのか、4-5件くらいは問い合わせが来ました。

日本人がいいという人もいるので、話もすぐ進むことも多かったので仕事探しにはそんなに苦労しませんでした。

結局、オーペアとして、3家族経験しました。すべて「住み込みなし」でしていたんですが、帰国前に一つの家庭に絞り、最後は「住み込み」にしましたが、それまではずっと3つの家庭を同時進行で行っていました。

最初決まった家庭は週2日だったので、そこから声をかけてくれた家族に空いている日を交渉して、最終的には空き時間にいい具合に3家族のシフトを組む事が出来ました。

学校終了後はずっとオーペアをしていたので、結局休みも全然なかったですけど、3家族掛け持ちしている時が一番楽しかったです。 電車のラインも同じだったので、3家族の近所に住みながら、車がなしでも移動も楽でした。

仕事は朝10時くらいから夜7時位までで、夕方から入るおうちは、夕飯も出してくれて一緒に食べていたので、すごく仲良くなりました。

オーペアの仕事内容

 
オーペアは家族でも全然やることが違っています。

例えば夜に入っていた家庭だとざっとこんな感じです。
●掃除
●1歳児の寝かしつけ&1歳児と2歳児のおむつ替え
●マザーがご飯を作っている時に1歳児と2歳児の面倒をみる

オーストラリアのお母さんは働いている人が多いので、お母さんが仕事に行っている時に代わりに迎えに行き、そこから帰ってくるまで家で一緒にお留守番するようなものもあれば、お母さんの家事の間に子供みてあげるような仕事もありました。

とにかく子供の成長を横で見れるのは嬉しくもあり、何より毎日が楽しかったです。長くいると子供が私にとてもなついてくれましたし、帰らないでーって言ってくれたりするので、本当に可愛かったです。


苦労したこと

 
大変だったのは英語ですね。自分の言いたいことがとっさに出なかったので子供の行動についていけないこともありました。日本では普通に出来ていたことが同じように出来ないもどかしさ、もありました。

対策としては、事前にこういうことがあるだろうな、と予測してそのフレーズを事前に用意して覚えるようにしていました。

ですが、そんな悩みも子どもの笑顔をみると、すぐに吹き飛びます。

関わった家族はみんなよくしてくれて、家族の誕生日パーティーに呼んでくれたり、クリスマスにはプレゼントをくれたりと、本当の家族のように接してくれました。


オーペアの経験を通して、現地の方と触れ合って交流を持つことが出来ましたし、みんなと本当に仲良くなれたことは今後もずっと私の財産となると思います! 本当にたくさんの貴重な経験が出来ました。

日本では、副業でベビーシッターをしていましたが、今後日本に帰国後はベビーシッター1本で仕事をしていきたいと考えています! そう思える位素敵な経験ができたし、この仕事が好きということ、そしてこの仕事に誇りが持てるということに気づく事が出来ました。

スタッフより

最初からこのワーキングホリデーで何をしたいかの目標を明確に持ち、渡豪された谷口さん。いつもオフィスにいらっしゃった時にはデミペア、オーペア、子どもたちの事を話してくれたのですが、目をキラキラさせながら楽しそうにしていたのがとても印象的です。

オーストラリアでは、働くお母さんは多く、オーペアやチャイルドケアセンターでの仕事の需要も比較的まだ多くあります。今回谷口さんもデミペアを経てオーペアを探した際には経験があればさほど仕事探しには苦労しなかったと話してくれました。

ワーキングホリデーで日本では出来ない経験&現地の人や子どもたちと関わる経験を持ちたい方には、語学学校で提供しているデミペアプログラムから開始してみることを、お勧めします♪

興味がある方は当社までお問合せくださいね。
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