【体験談】休学留学を「ラストチャンス」から「就活の武器」へ。Toyaさんがゴールドコーストで掴んだ成長の9か月留学

Toyaさん 2026年9月1日


「休学留学は、就職活動が始まる前に長期間の海外経験を積める最後のチャンスだと思ったんです。小中学生の頃から洋楽カルチャーに親しんできた僕にとって、単なる思い出作りではなく、将来を見つめ直すための挑戦でした」


理系学部に在籍しながら、卒業後は異業種である旅行業界を志したToyaさん。大学4年時に休学を選び、ゴールドコーストでの9ヶ月間に臨みました。
現地では語学学校ラングポーツで一般英語、IELTS、ケンブリッジ検定(FCE)とステップアップ。勉強やアルバイトを両立させ、帰国後3ヶ月で第一志望の旅行会社から内定を獲得されました。
理系学生が「高いスピーキング力」という強みを身につけ、いかにしてキャリアを切り拓いたのか、詳しく伺いました。



留学概要

項目 内容
お名前 Toyaさん
留学時の属性 大学生(理系学部)
※4年時に休学して渡豪
留学先 / 期間 オーストラリア・ゴールドコースト / 約9ヶ月(36週間)
学校名 Langports English Language College(ラングポーツ)
コース 一般英語コースUFO レベル4(4週間)

➔ レベル5(17週間)

➔ IELTSコース(5週間)

➔ ケンブリッジ検定FCEコース(10週間)

※合計36週間(約9ヶ月)
滞在方法 ホームステイ / シェアハウス
総費用 / 収支 学費等は親の支援

(※現地生活費は時給32ドル〜のアルバイトでまかなう)

「就活前のラストチャンス!」なぜゴールドコーストだったの?

留学を考えたのは、大学4年という就職活動を控えたタイミングでした。今行かなきゃ、長期間海外に滞在できる機会はしばらく訪れないかもしれないと考え、決断しました。
海外に興味を持ったきっかけは「音楽」です。小中学生の頃から洋楽が好きで、海外の音楽カルチャーに魅了されて…いつか海外で生活してみたいとずっと思っていました。
都市選びで意識したのは、好きな「海」が近くにあることと、「日本語から離れられる環境」であることです。ゴールドコーストは比較的アジア系比率が低く、英語に集中しやすい環境だと感じました。海も近く、自分にとって集中して学べる条件が揃っていたことが選んだ理由です。



渡航前に英語は勉強してた?どんなことをやってたの?

英語は好きだったし、準備で現地での生活が変わるんだろうなと思っていたので、結構勉強してました。


☑受験英語の「文法基礎」は、やっぱり現地で会話するときの土台になる

よく『受験英語は役に立たない』なんて言われますけど、僕は全くそんなことないと思っていて。むしろ、大学受験のときに一生懸命やった文法知識って、現地で会話をするときのめちゃくちゃ頑丈な『土台(基盤)』になってくれたんですよね。
文法のルールが最初からしっかり身についていたからこそ、現地に着いてからは『それをどう声に出してアウトプットするか』っていう練習だけに100%集中できたんです。話しながら『えっと、この文法で合ってるっけ……?』って迷う時間が最初からなかったのは、体感的にも本当にデカかったなと感じています。


☑オンライン英会話でとにかく「自分が主役」の時間を確保する

オンライン英会話はネイティブキャンプを使って、とにかく暇さえあれば受講する回数を増やしていました。でも、ただダラダラ先生の話を聞いてるだけじゃ意味がないと思ったんです。だから講師に主導してもらうレッスンじゃなくて、あえて『5分間ディスカッション』みたいな、自分から主体的に発言しなきゃいけないスタイルを戦略的に選んでいました。。とにかく『自分が話す時間』を1秒でも長く確保することは、めちゃくちゃ意識していましたね。


☑「日本語脳」を破壊する、毎日の独り言とシャドーイング

オンライン英会話と並行して日常的にずっとやっていたのが、頭に浮かんだことをそのまま直接英語で呟く『英語の独り言』と『シャドーイング』です。最初はやっぱり頭の中で『日本語から英語に翻訳』しちゃってたんですけど、暇さえあればずーっとこれを繰り返していたら、徐々に翻訳を挟まずに『英語のまま直接考える感覚』が掴めるようになっていきました。これがあったからこそ、現地に着いてからの最初のクラス分けでも、臆せずに良いスタートが切れたのかなって思います。


☑日本でのホテル接客バイトは、リアルに現地でのアピールになった

英語学習以外の準備でいうと、日本にいるときにホテルで結婚式のサービスとか、ホテルの中のレストランでサービス(ホール)のバイトを結構やってたんですよね。これが、結果的に現地でのアルバイト探し(レストランのホール)において、すごくいいアピールになったなと思っていて。
オーストラリアのレストランって、基本的に『即戦力』を求められる世界なんですよね。だから、まったくの未経験からスタートするよりは、『日本でこういうしっかりした接客のサービスをやっていました』と面接でちゃんと言えたのは、信頼してもらう上でもリアルに役に立ったなと感じています。


こうした準備があったからこそ、現地到着後もスムーズに環境に馴染むことができました。


どうやってエージェントは選んだ?

エージェント選びでは、「サポート実績の長さ」と「現地サポートの有無」を重視していました。「オーストラリア留学センター」は、オーストラリア専門としての実績が長く、現地オフィスがある点が魅力でした。ゴールドコーストオフィスのスタッフの方と同じ苗字(Sekikawaさん)だったこともあり、親しみやすさを感じたのを覚えています。
現地滞在中、大きなトラブルに見舞われることはありませんでしたが、「いざという時に対面で相談できる場所がある」という安心感があったからこそ、勉強や生活に落ち着いて取り組むことができました。


学校生活について教えて!

ラングポーツでの9ヶ月間は、着実にステップアップを重ねた期間でした。



■一般英語コース(UFO)レベル4:約4週間(1ヶ月)

5月に入学して、アッパー・インターミディエイト(中上級)のレベル4からスタートしました。最初はやっぱり緊張しましたけど、日本にいるときに受験勉強で文法の基礎をしっかり作っておいたおかげで、最初からこのレベルに入ることができたんですよね。まずはここで、オーストラリアでの生活や学校の授業のペースに、少しずつ体を慣らしていった感じです。


■一般英語コース(UFO)レベル5:約17週間(約4ヶ月)

7月頃から10月・11月にかけて受講したのが、一般英語の最上級クラスであるレベル5です。ここは学校全体でも1クラスしかなくて、本当にタフな環境でしたね(笑)。周りはスピーキングが得意なスイス人ばかりで、日本人は常に僕を含めて1〜2人だけ。日本語が一切通じない、完全にシャットアウトされた環境でした。でも、だからこそ甘えを捨てて、毎日必死にしがみついていく中で、自分でも耳や口がどんどん現地に馴染んでいくのを実感できました。


■IELTSコース:5週間

12月からは雰囲気を変えて、5週間のIELTS対策コースに入りました。ブラジル人やポリネシア系など、多国籍でとにかくモチベーションの高い10〜12人の仲間が集まっていて、一般英語とはまた違うピリッとした空気感がありましたね。みんな本気で目標スコアを目指していたので、お互いに刺激を受け合いながら、テストに向けた実践的な英語力に集中して磨きをかけることができました。


■ケンブリッジ検定コース(FCE):10週間

そして留学の最後の締めくくりに挑戦したのが、この10週間のケンブリッジFCEコースです。これはもう、留学生活のなかで一番充実していて、とにかく楽しかった時間でした!
このコースの何がすごいかって、途中でメンバーの入れ替えがないので、同じクラスメイトと10週間毎日3時間、ずーっとみっちり深く学び合えるんです。だからクラスの一体感が半端じゃなくて。毎日お互いに高め合いながら勉強できたので、自分でも驚くほど密度の濃い成長を感じられました。本気で英語の総合力を底上げしたいと思っている人には、本当に心からおすすめしたいです。
実は一番心配していたのがスピーキングだったんですけど、最後のテスト結果を見たら、スピーキングが一番高いスコアを記録できていたんです。 自分の成長がこうして国際基準の数値として証明できた瞬間は、これまでのストイックな取り組みがすべて報われた気がして、今でも大きな自信になっています。


学校のアクティビティは参加してた?

実は、学校が放課後に毎日やってるような日常的なアクティビティには、正直そこまで積極的に参加していなかったんですよね(笑)。
平日の午後は、学校が終わったらすぐにジムで2時間ウェイトトレーニングをして、その後にローカルのバイトに行ったり、家でみっちり英語の予習・復習をしたりっていうストイックなルーティンを毎日こなすのが自分にとってのデフォルトになっていたので、放課後はそっちに集中していました。
でも、そんな僕でも、学校が主催する大きなスポーツイベントには参加して、めちゃくちゃ楽しんだ思い出があります!


■言葉の壁を越える!キャンパス対抗スポーツ大会

ラングポーツは「スポーツは国境も英語力も超える」っていう理念をすごく大切にしている学校でした。だからこそ、定期的に開催されるキャンパス対抗のスポーツ大会は、ものすごく盛り上がる特別なビッグイベントでした。僕は卓球でブリスベン校と対戦しました。ゴールドコースト校のチームカラーは「緑」だったので、みんなで緑のユニフォームを身にまとって全力で応援して戦ったのは、本当に普通に楽しかったですね。こういったイベントを通じて、普段の授業では関わらない別クラスの生徒や、多国籍な仲間たちと一気に距離が縮まるのを感じました。




■無料チケットで行ったオーストラリアンフットボール観戦

学校の嬉しいところとして、スポーツ観戦の無料チケットを配ってくれることがあったんです。 そのチケットを使って、学校でできた友達と一緒にオーストラリアンフットボール(AFL)の試合をスタジアムに観に行きました。 ルールは最初あまり分からなかったんですけど、現地のものすごい熱気やプロのぶつかり合いを、オーストラリアの風を感じながらみんなでワイワイ観られたのは、最高の現地体験になりましたね。



ゴールドコーストでの留学生活で良かったことは?

一番は、理想通り「英語漬け」の環境を作れたことです。 学校はもちろん、日々の生活やアルバイト先でも英語を使う機会が豊富にありました。
生活面でもすごい恵まれていて、特に良かったポイントが4つあります。


①清潔な住環境

アジア系のオーナーさんが管理するシェアハウスに住んでいたのですが、衛生面がしっかり整っていて毎日快適に過ごせました。


シェアハウスのバルコニーからみる朝陽は最高でした!


②交通費を抑えられたこと

クイーンズランド州の政策で交通費が片道50セントなのでブリスベンまで行ったり、ゴールドコースト内でもバスやトラムでお出かけしたり、交通費をグッと節約できたのはありがたかったです。

友達とバーレーヘッズを夕方散歩したのは最高に気持ち良かった!


③毎日続けたフィットネス習慣

平日は毎日、学校が終わった後の午後2時〜4時の「2時間」、サーファーズパラダイスにあるジムでみっちりウェイトトレーニングしてました。 現地はすごく健康志向な人が多くて、刺激になりました。心身ともに健康的な生活が送れましたね。




④ローカルバイトでの十分な収入

ローカルのレストランで働いていたんですけど、時給は32ドル(祝日はさらにプラスされました!)と高水準でした。自炊を徹底したこともあり、現地での生活費は自分の収入で無理なくまかなうことができました。


バイト先では賄いを半額で食べることも出来ました!(これは60ドルくらいが30ドルになった賄い飯です)

これから留学する人にアドバイスはありますか?


△目標設定がないと、ただの「楽しい思い出」で終わっちゃうかも

ゴールドコーストって本当に綺麗だし、気候も良くてのんびりした素晴らしい街なんですよね。ただ、落ち着いていてすごく過ごしやすい分、自分の中で『ここで何を達成するのか』という明確な目標を持っていないと、ただ毎日を楽しく過ごすだけで満足して終わっちゃう可能性があります。流されずに自分を律する強い目的意識は、リアルに必要だと思いますね。


△公共交通機関は日本みたいにオンタイムでは来ない

これは海外生活あるあるかもしれないですけど、トラムや電車の遅延は日常茶飯事です。時間通りに来ないのは当たり前ですし、ひどい時は乗っている途中でいきなり運行停止になることもありました(笑)。普段の移動からかなり時間に余裕を持って行動するっていうのは、あらかじめ覚悟しておいた方がいいですね。


△英語力がないと、現地で仕事も家もマジで見つからない

これが本当に一番伝えたいことなんですけど、オーストラリアでは『英語が喋れること』が大前提で家賃契約やアルバイト採用が進んでいくんですよね。だから、何の準備もせずに『現地に行けばなんとかなるっしょ』ってノリやパッションだけで来ちゃうと、家も見つからないし、仕事もゲットできなくて詰みます(笑)。特に僕みたいにちょっと神経質なところがある人は、現地での余計なストレスやトラブルを避けるためにも、絶対に日本で文法を固めて、スピーキングの練習を少しでもやってから渡航すべきだと断言できます。


帰国後3ヶ月で第一志望の内定でしたね、おめでとうございます!

ありがとうございます。(照)帰国してから、周りの進み具合に少し焦りもあったので、本当に急ピッチで就職活動を始めました。僕は理系学部なので、旅行業界っていうのは完全に『異業種への挑戦』だったんですよね。でも、1日に3つの面接が立て続けに入るようなハードなスケジュールのなかでも、不思議と押しつぶされるような不安はありませんでした。
『ゴールドコーストでの生活をゼロから自分で立ち上げて、ストイックにやり切った』という事実が自信に繋がっていたんだと思います。それが面接でも飾らない等身大の自信になって、自分の言葉に説得力をのせてくれたんだと思います。



AI時代にあえて現地に身を置く「留学の本当の価値」はなんだと思いますか?

今は本当に便利な時代なので、単に語学力を伸ばすだけなら、時間はかかっても日本にいながら全然できると思うんですよね。実際、僕自身も行く前にオンライン英会話や独り言での脳トレを徹底的にやっていましたし。
でも、語学力以外の部分——実際に自分の体を現地の環境に置いて、自分で家を探して生活をやりくりして、多国籍な人たちとリアルに触れ合って視野を広げること。この『自分の体を使ってサバイブした実体験』って、どれだけ科学技術やAIが発達しても、絶対に代替できない留学だけの価値だと思います。僕は理系なので、データや最先端技術の価値ももちろん理解しているつもりですけど、最後はやっぱり『一人の人間としての生の経験値』が何よりの差別化になるなと確信しました。
もし今、休学留学に行くか迷っている大学生がいたら、僕は『本気で英語を伸ばしたい、海外に行ってみたいっていう強いモチベーションがあるなら、絶対に行った方がいい』>と伝えたいです。もちろんお金もかかることですけど、現地で主体的に動いて掴み取った自信と経験は、これからの人生を支える一生モノの武器になります。



スタッフより

「とにかく現地に行ってみる!」という勢いも大切ですが、Toyaさんの強さは理系ならではの「徹底した準備と論理的なアプローチ」にありました。日本にいるうちに文法を固め、しっかりアウトプットの練習をしてから飛び込んだからこそ、現地でもロケットスタートを切れたのだと思います。
現地でも学校・ジム・バイトというストイックな習慣を崩さず、ケンブリッジ検定合格という結果をしっかり残した姿は本当に見事です。その努力があったからこそ、理系から旅行業界というハードルの高い「文系就活」でも、圧倒的な強みを発揮して第一志望の内定を引き寄せたのだと感じます。「事前準備」という武器を最大限に活かし、未来を自らの手で切り拓いたToyaさん。環境を上手にコントロールしながら目標を達成した今回の体験は、今後の社会人生活でも大きな強みになりますね。Toyaさんのこれからのさらなる飛躍を、心から応援しています!