【体験談】IELTSスピーキングが 7.0に!「テストのための英語」から「使える英語」へ変わった10週間

「海外の大学院を卒業したのに、なぜ今さら語学学校へ?」
そう疑問に思われたなら、もしかしたら、その感覚はとても自然なものかもしれません。
今回、体験談を寄稿していただいた ミオさんは イギリスの大学院を卒業後、日本で就職されていました。そんなミオさんですが、ご自身の目指すキャリアと実際の学歴にズレがあることから、再度、オーストラリアの大学院への進学を目指しています。
その前段階として、ワーキングホリデーで滞在中に 英語力をもう1度鍛え上げてからの大学院進学を目指すプランで渡航されました。
この体験談では、ミオさんが IELTS 試験でハイスコアを目指すクラスメイトたちと共に過ごした10週間について語ってくれました。
留学カウンセラーとして多くの留学生を見てきましたが、ミオさんのように一度高いレベルに到達した方が、改めて基礎学習に戻る決断の中にこそ、言語習得の本質的なヒントが隠されています。
10週間のIELTSコースを終えられた今の率直な感想を教えてください
私が在籍したIELTSコースは、社会人経験のある方や、一般英語の最上級クラスを終えてから入学された方が多く、非常にモチベーションの高い環境でした。クラス全体に真面目な雰囲気が漂っており、高い意識を持って学習に取り組めたことが、私にとって非常に大きなプラスとなりました。
「海外の大学院まで出たのに、また語学学校に通うこと」については、オーストラリア留学センターの齋藤さんに、最初のプラン作りからしっかりカウンセリングをしてもらいましたので、戸惑いはなかったですが、コースが始まってすぐに、その考えは確信になりました。
むしろ、一定以上の英語レベルがあったからこそ、基礎に立ち返る必要がありました。
英語学習は、レベルが上がるほど、自分に何が足りないのかがより鮮明に見えてくるものですよね。
例えば、中級レベルの頃は「話せる範囲が広がった」と成長を実感できても、上級レベルになると、ライティングの壁があったり。
そういう私も、かつてイギリスの大学院で エッセイを書き上げていたのに、基本的なアカデミックライティングの書き方を忘れてしまっていることを(IELTSコースを通して)痛感させられました。
この「どう書いてよいか分からない」という気づきと焦りは、後で詳しくお話しする苦労したスキルと克服する工夫を見直す直接のきっかけとなりました。
英語力が高くなればなるほど 英語の難しさ、自分のできないところ「粗が目立つ」みたい感覚です。 この気づきこそが、私がもう一度学び直そうと決意を固めた原点でもあり、その選択に間違いないと思えた瞬間でした。高いレベルを目指すからこそ、盤石な基礎が不可欠になると思っていたからです。
「母国語禁止ルール」が厳しいことで知られていますが、実際はいかがでしたか?
私が通ったインパクト・イングリッシュ・カレッジは、オーストラリアで最も厳しいと言われる「English Only Policy(母国語禁止ルール)」で有名です。評判どおりルールは徹底されていました。
もちろん、このルールはスピーキング力を強制的に引き上げる効果があります。しかし、私が感じた本当の価値は、もっと別のところにありました。それは(日本人に限らず)「 同じ国の人同士が固まりにくくなる」という心理的な効果です。
私のIELTSクラスは、多いときで 日本人はクラスに5〜6名ほど、その他はコロンビア、台湾、タイなど国籍も様々。この環境で母国語が禁止されると、必然的に英語が共通言語となり、国籍の壁は自然と溶けていきました。
言語の壁は、しばしば「心の持ちよう」の壁でもあると思います。このルールは、無意識に生まれてしまう内輪(各国の学生同士)の空気を取り払い、誰もが国籍に関係なくフラットに話せる環境を作り出してくれたと思います。
IELTSコースの講師や授業の進め方について教えてください。

2名のベテラン講師が担当してくれました。一人はIELTSの試験官(エグザミナー)としての経験もある非常に知識の豊富な方でした。授業は基本的に教科書をベースに進みますが、補助教材やアクティビティも取り入れられており、スムーズ且つしっかりと頭に入っている構成で興味深い内容でした。
また、毎週必ずリーディング、リスニング、ライティングのテストがあり、コンスタントに自分の実力を確認できる環境が整っていました。毎週テストを受けることで、本番の形式にしっかりと慣れることができました。

クラスメートから影響は受けましたか?

クラスメートのモチベーションの高さも Impact を選んで正解だった点です。
当初、私はIELTSの公式試験をコース修了後に受験するつもりでした。日本人ならなんとなく理解できる思考だと思いますが、その計画は良い意味で裏切られることになります。
きっかけは、クラスメイトの一人がコースの途中で IELTSを受験して、見事に目標スコアを達成したことでした。「来年から大学院に進学する」という明確な目標を持つ同じIELTSコースを受講しているクラスメートが結果を出した姿を見て、私は強烈な刺激を受けました。
「コース終了後に試験を受けるなんて悠長なことは言ってられない!私も日程を早めて、自分にプレッシャーをかけよう!」
そう思い立ち、すぐに試験日を予約しました。周りのモチベーションが高い環境は、「時に最高の起爆剤」になります。受動的に待つのではなく、周りから刺激を受け、自ら「いい意味で圧をかける」ことで、学習への集中力とコミットメントは格段に高まるのだと実感した瞬間でした。

苦労されたスキルや、それを克服するための工夫について教えてください
ライティングには苦戦しました。毎週行われるIELTSライティングの模擬テストで、私はイギリスの大学院時代にあれほど書いたはずの、アカデミック エッセイ特有の「型」—導入、本論、結論といった構成の定石が、すっかり頭から抜け落ちていたからです。
クラス開始当初の模擬テストでは想定していた目標点に届かず「これは本当にやばいかもしれない」と、本気で焦りました。
そこで インパクトが提供している「スタディ・ヘルプ」という「自主学習の支援時間」を有効活用しました。
週に数回、自由に参加できるこの時間を利用して、ライティングタスクを ネイティブの先生に添削してもらうことで 効率的にキャッチアップすることができました。
また、学校外での自主学習としてシャドーイングを繰り返したことも、リスニングやスピーキングの向上に繋がったと感じています。
授業でインプットするだけでなく「授業外の時間で能動的にアウトプット」し、「先生からフィードバックを得る」。そしてインパクトの先生からの「フィードバックは非常に的確」で、私の弱点を「ピンポイントで補強」してくれました。
当たり前のようですが「毎日のこのサイクルこそが、弱点克服の最短ルート」でした。
今回改めて語学学校に通われたことで、どのような変化がありましたか?
今回の10週間のIELTSコースの履修で、私のIELTSスピーキングスコアは6.0 → 7.0 に向上しました。IELTS Academic Overall 6.5 以上を一回でクリアして、無事にブリスベンの大学院進学の 英語規定はクリアしたことになります。
スコアのクリアは第1目標だったので、とても嬉しい出来事でしたが、もしかしたら最大の収穫はスコアそのものではないかもしれません。
こういうと語弊がありそうですが、今、思い返せばイギリスの大学院に留学した頃の私の英語力は「本当にテストのためだけの英語力」だったと思います。スコアはあっても、どこか自信がなく、現地に完全に溶け込めている感覚はありませんでした。
「今回は違う」と実感しています。
英語が「体にこう染みついた」感覚があり、心に余裕を持って、自信を持って話せるようになりました。 単なる「テスト対策の英語」から、生活やキャリアで真に「使える英語」へと進化したと、はっきりと感じています。
最後に インパクトの先生が言っていた言葉が印象的でした。
学校では "Teacher English"(英語教師が英語学習者向けに調整した英語)が使われているけど、外に出たら "Wild English" だからね
学校で学ぶ英語は、あくまで基礎。それをどう使いこなし、自分のものに消化していくかは、授業の外での取り組みにかかっているのだと、改めて気づかされました。
最後に、今回の留学で弊社にご相談された経緯と印象をお聞かせください

以前、IT関連の仕事をしていましたが、学歴がIT系ではなかったことなど、目標とするキャリアと学歴に ズレを感じてました。今後のキャリアを考えると、海外でITスキルを学び直して国際的なキャリアを積みたいと考えたのがきっかけです。
過去にアメリカやイギリス、カナダにも滞在経験がありますが、治安や天候、人の温かさを比較した結果、オーストラリアがベストな選択肢だという結論に至りました。
そして実はワーホリの相談は、最初は 別のエージェントで相談していました。
ただ、ワーホリの活用する前提で、ワーホリ後の専門的な進学も同時に相談したかったのですが、最初に相談したところは、大学院進学に関する情報を持ち合わせていませんでした。
そこで進学に強いオーストラリア留学センターさんで相談しました。
オーストラリア留学センターの齋藤さんが担当してくれたですが、目標設定、IELTSならどこの学校で学ぶか? そしてキャリア形成でどの大学院へ行くか、いろいろ相談させていただき、一緒にプランを考えてもらって今に至ります。
そして 最初の目標であったワーホリで渡航後に、まずは IELTS 6.5! をクリアできました。
再来年から大学院へ進学されます。今後の意気込みを聞かせてください。
はい。ワーホリの最初に IELTS対策を受けてスコアをクリアすると言う目標を達成したので、磨いた英語力を使って、残りのワーキングホリデー期間でアルバイトや、いろんなことに挑戦して、経験を積みたいと考えています。きっちりワーキングホリデーも楽しみたいと思っています。
また、大学院入学前に大学附属の「進学準備英語コース(EAP)」を受講することも検討しています。 大学院からオファーも出てるし、IELTS のスコアは クリアできているので、EAPは必要ないとは言われていますが、大学院で必要とされる膨大な量の文献のリーディングや 3000ワードを超えるようなエッセイ執筆(アカデミック・ライティング)に耐えうるスキルを身につけ、万全の状態で大学院に臨みたいと思っています。
スタッフより
イギリスの大学院を卒業したのだから、IELTSスコアのクリアは、自己学習で何とかなりそうなもの・・と考えてしまいがちですよね。
英語力がそれなりに高くなっても「テストのためだけの英語」だったと言うミオさん。
今回、ミオさんから IELTSスコアの目標もクリアしたとご報告頂いて、オンラインでインタビューをさせていただきました。
しっかり自信もつけてと実りの多い10週間だったと聞いて、担当させていただいた私もとても嬉しいです。
語学習得とは、自分の弱点と向き合い、モチベーションの高い環境に身を置き、教室の内外で能動的に学び続け、スキルを体に染み込ませていく、まさにミオさんが実践したプロセスそのものですよね。
ミオさんは、大学院への進学前に ワーキングホリデーで渡航しました。ワーキングホリデーの使い方は人それぞれですが、どんな目標があったとしても、その目標を手に入れるために、今、どんな一歩を踏み出しますか?
悩んでいる方はぜひ弊社までご相談ください。