【体験談】「もう一度挑戦したい」を実現!シドニー留学でFCE合格と成し遂げる力
福森綾乃さん 2025年5月7日
「シドニーで過ごした一年間は、人生で一番濃く、充実した一年間でした」
1年間の語学留学を終えたAyanoさん。社会人としての経験を経て、新たな挑戦として選んだオーストラリア・シドニーでの留学は、まさに人生のターニングポイントとなったそうです。
留学を決意したきっかけとオーストラリアを選んだきっかけ
一度目の留学での後悔と、再挑戦への想い幼い頃から「英語が話せるようになりたい」という強い思いを抱いていました。大学時代にイギリス留学に挑戦したのですが、当時の私は積極性に欠けており、日本人と固まって行動することが多かったため、残念ながら満足のいく語学力を習得することはできませんでした。この時の後悔が心に強く残り、「もう一度、今度こそはしっかりと語学力を身につけ、自信をつけたい」と強く思うようになったことが、今回のオーストラリア留学を決意した一番のきっかけです。
また、留学を通して私自身の価値観や視野を広げたいと考えていました。そのためには、世界中の様々な国籍の人と出会い、友達を作り、多様な価値観に触れることが不可欠だと感じました。様々なバックグラウンドを持つ人々が集まる多国籍国家であるオーストラリアがその目的を達成するのにベストだと考え、シドニーを留学先に選びました。
留学前の準備と不安、そして乗り越えるために
留学準備のプロセスと大変だったこと留学を決意し、具体的な準備を始めたのは、出発の約1年前からです。留学プランの相談から始め、約半年前には語学学校の申し込みや学費の支払い、そして出発の3ヶ月前にビザ申請と、計画的に手続きを進めていきました。一年以上前から準備を始めたおかげで、手続きなどを慌てることなくスムーズに進められたのは本当に良かった点だと思います。事前に予算を計算したり、必要な留学期間をざっくりと決めていたことも、準備を進める上で非常に役立ちました。
個人的に一番大変だったのは、やはり渡航資金を貯めることでした。目標額に向けて計画的にコツコツと貯めていきました。
最大の不安要素「ケンブリッジ英語検定FCE合格」
留学前に最も不安だったのは、留学中の最大の目標としていたケンブリッジ英語検定(FCE)に合格できるかどうかでした。他にも、現地でのシェアハウス探しや仕事が見つかるかも常に不安を感じていました。これらの不安を少しでも和らげるために、留学前から英語の勉強を始めて、しっかりと準備をしてから渡航に臨みました。
オーストラリア留学センターを選んだ理由
数ある留学エージェントの中からオーストラリア留学センターを選んだのは、オーストラリアに特化しており、情報の新鮮さが突出していたからです。現地のリアルな情報を聞くことができたのは、エージェントを選ぶ上で非常に重要なポイントでした。また、学校選びの際に各校のメリット・デメリット両方を提示してくださり、私の最適なプランを親身になって考えてくださったことで、信頼できるエージェントだと確信しました。
Navitas English Sydneyでの学校生活:FCEへの二度の挑戦

写真:FCEクラス
Navitas Englishを選んだポイント
留学の大きなゴールとしていたケンブリッジ英語検定FCEの合格を⽬指す上で、学校選びはとても重要でした。Navitas English Sydneyを選んだのは、FCEの合格実績が非常に高く、試験合格に向けた効果的な学習ができると感じたからです。また、学校全体の評価が高く、質の高い学習環境が整っていることにも魅力を感じました。
活気あふれる雰囲気と質の高い授業

写真:クラスメートとの一コマ
学校の雰囲気は、常に学生数が多く活気があり、設備もきれいで充実していて、とても居心地が良かったです。授業は自分のレベルに応じた分かりやすい内容で、先生方は楽しく、かつしっかりと教えてくださいました。そのため、クラスメイトや先生方とのコミュニケーションも取りやすく、着実に英語力をレベルアップできる環境だと感じました。エクスカーションなどでクラスメイトと仲良くなる機会も多く、放課後や休日には一緒に遊んでいました。
ケンブリッジコースは、自主性が尊重される雰囲気でした。やることは多いですが、宿題などは自分のペースで進められますし、もっと課題が欲しい場合は先生に伝えればしっかり対応してもらえました。ケンブリッジクラスの国籍比率は、時期やクラスにもよりますが、日本人が3割ほどいるクラスが多かったです。その他は南米やモンゴルが多く、ケンブリッジコースでは韓国やヨーロッパの学生もいました。
FCE合格への道のり:二度の挑戦
私のFCE挑戦は、一度では終わりませんでした。最初はPETコースで基礎を固め、その後FCEコースに進みましたが、8月末に受けた最初の公式試験は残念ながら不合格でした。しかし、もう一度挑戦できる機会をいただき、9月から再度FCEコースを受講し、12月に受けた公式試験で無事合格することができました。この経験は、目標達成に向けて諦めずに努力することの大切さを教えてくれました。
忘れられない、先生方の温かいサポート
特に心に残っているエピソードは、勉強(特にFCE試験前)とアルバイトの両立が難しく、試験前の焦りもあって精神的に苦しかった時期のことです。授業後に担任の先生が時間を設けて悩みを聞いてくださり、勉強面だけでなくメンタル面でも本当に親身にサポートしてくださいました。その時、一緒にいた友人も同様に励ましてくれて、一人では乗り越えられなかったかもしれない、留学生活で最も辛い時期を乗り越えることができたんです。先生方は授業中はもちろん、放課後や授業後に質問したり話したりする時間も作ってくれ、学生一人ひとりをしっかりと見てサポートしてくれる温かさがありました。
「先生方のサポートには、本当に感謝しかありません。授業のスタイルも素晴らしく、Navitasを選んで本当に良かったと思っています!」
先生方の熱心な指導とサポートのおかげで、2度目のFCE公式試験で見事合格を掴み取ることができました。
留学を通しての英語力の変化
最も成長を感じた「スピーキング力」この1年間で、最も成長を実感できたのはスピーキングです。留学を開始した頃は、シンプルな単語や文法で出来事や気持ちを伝えるのが精一杯でしたが、留学生活を通して、よりナチュラルな発音や豊富な語彙を使ってスムーズに会話できるようになりました。特に、ネイティブスピーカーと自然に会話できている時に「あ、自分、成長したな」と感じることができました。ケンブリッジコースに入ってから、スピーキング力がぐんと伸びた実感があります。
英語学習で工夫したこと、意識したこと:「とにかく話す!」
英語学習で工夫したことは、授業で分からなかったところはすぐに質問し、日常生活で積極的に使ってみることです。スピーキングに関しては、「とにかく話す!」ことを目標にしていました。文法が間違っていても、言い回しがおかしくても、まずは声に出すことで自信がつき、他の人が使っているボキャブラリーや言い回しを真似て自分のものにしていくことができました。また、相手に正確に伝えるためには文法や語彙力も必要だと痛感したため、特定の分野に偏らず、文法も単語も、どの分野も並行して学習することが効果的でした。
シドニーでの生活
シェアハウス探しと多文化環境でのアルバイトシェアハウスは、学校でできた友人に紹介してもらい、ボンダイジャンクションにある便利な物件に帰国まで住んでいました。ボンダイビーチへもバスで5分という最高のロケーションでした。
紹介してもらうまでは、JAMSやFLATMATE、Facebookなどのサイトを活用して物件を探し、内見のアポイントを取っていました。内見に行く際は、一人で行くよりも友達と一緒に行ったり、チェックリストを作ったりすることで、様々な視点から物件を比較できるのでお勧めです。

写真:アルバイト先の仲間と
アルバイトは、まず日本食レストランでウェイトレスとして働き、その後、ハウスメイトの紹介でローカルレストランのキッチンハンドの仕事の機会を得て、約5ヶ月間掛け持ちをしていました。
どちらの職場も多国籍なメンバーだったので、たくさん英語を話す環境で働くことができました。仕事終わりに飲みに行ったり、休日に一緒にビーチに行ったりと、フレンドリーな良い仲間に恵まれました。最初は英語を聞き取るのも難しく、何を話せば良いかも分かりませんでしたが、「How are you?」や「今日何したの?」といった簡単な会話から始め、少しずつ周りと仲良くなっていきました。
シドニー生活での発見と驚き
留学前からオーストラリアの物価が高いことは知っていましたが、予想以上に高く驚きました。また、オージーは朝早くから活動的で、カフェが朝5時や6時からオープンしていることに驚きました。朝ご飯を食べたりコーヒーを飲んだりしてから仕事に行く人が多く、朝の街中でみんな違うお店のコーヒーカップを持って歩いている光景は、オーストラリアならではだと感じました。
日々の生活では自炊をすることで食費を抑えられますし、外食は一皿の量が多いので数人でシェアするのがオススメです。また、公共交通機関で使うOpalカードは、アプリとクレジットカードを紐づけておくとオートチャージなどができて非常に便利でした。
シドニーならではの魅力:「都会と自然のバランス」
オーストラリアの中でも、シドニーの一番の魅力は都会と自然のバランスだと思います。公共交通機関が十分に整っていて大きなショッピングモールもあり利便性が高い一方で、ビーチや公園もたくさんあり、リラックスできる場所が身近にあふれています。私は放課後やアルバイトの前後によくビーチや公園へ行ってリフレッシュしていて、特にボンダイビーチには数えきれないほど行きました。シェアハウスがボンダイジャンクションから近かったので、ビーチにもシティにもアクセスしやすかったのはとても便利でした。シドニーの治安の良さにも驚きました。特にボンダイ周辺では、ビーチで荷物を置いてみんな海に入りに行くのに、誰も荷物を取らないという光景を何度も目にし、「ここは本当に外国なの!?」とびっくりしました。
これは、海外生活へのイメージが良い意味で裏切られた瞬間でした。

写真:クラスメートとJervis Bayへ
シドニー以外にも、友達と車を借りて日帰りでシドニーから3時間ほどのジャービスベイまで行ったり、ブルーマウンテンやロイヤルナショナルパークにも旅行したりと、オーストラリアの雄大な自然を満喫することもできました。ジャービスベイのハイアムズビーチの白い砂浜の美しさは本当に素晴らしかったです。
留学を通しての成長とこれから
語学力だけではない、視野の広がりと自信以前のイギリス留学では日本人の友達と固まって行動することが多かったのですが、今回は**「英語が片言でも、とにかく行ってみよう、話してみよう」と積極的に行動することを心掛けました**。その結果、様々な国籍の人と交流でき、語学力はもちろん、人生経験が豊かになったと感じています。やはり行動あるのみだと実感しました。
この1年間で、英語力が向上したことはもちろんですが、それ以上に自分自身の人間的な成長を強く感じています。様々な国籍や文化を持つ人たちと出会い、価値観や考え方を共有することで、視野が大きく広がり、人生経験が豊かになったと感じています。また、「これを成し遂げたい」と思ったことに対して、自分自身で積極的に行動し、掴みにいくという姿勢が身につき、それが**自分自身の大きな自信**に繋がっています。
留学経験を、日本での未来に活かすために
この留学経験を、今後のキャリアや人生にぜひ活かしていきたいと考えています。特に、日本への留学生や外国人移住者が増加している地域で、語学力と海外生活の経験を活かして、サポートが必要な方々の手助けができるような仕事に就きたいと思っています。
これから留学を考えている方へメッセージ
シドニーで過ごしたこの1年間は、私の人生において最も濃く、充実した時間だったと断言できます。この語学留学は、まさに私の人生のターニングポイントとなりました。留学準備は大変なこともありますし、これから始まる生活への不安もたくさんあると思います。たくさん悩むこともあるでしょう。ですが、シドニーには留学生活を充実させる要素がたくさんありますし、周りの人々もとても優しくサポートしてくれます。
ぜひ、エージェントの方々や現地で出会う周りの人たちの力を借りながら、日本ではなかなか経験できない、多国籍な環境での素晴らしい留学を実現してほしいなと思います。
私はオーストラリアが大好きになりました。特にシドニーは、人種の多様さ、都会と自然のバランス、そして治安の良さなど、とても暮らしやすいと感じています。一度日本に帰国しますが、また必ず戻ってきたい、今度はシドニーに住みたいという気持ちでいっぱいです。
応援しています!