【体験談】エージェント、学校選びは本当に大切だと痛感!

阿部 里美さん 2017年8月28日

今回「留学に行くんだ!」と思い立ったキッカケを教えて下さい


私が今回、留学を決めたのは、大学生の時にしたゴールドコーストでの1ヶ月の語学留学がキッカケです。
その1ヶ月がとにかく楽しくて、オーストラリアの「ライフバランス」を大事にする文化に憧れ、20代のうちに絶対に1年間またオーストラリアに来ようと決めていました。
もちろん、英語をしっかり喋れるようになりたいという思いもずっとありました。

最初に苦労の連続からスタートした留学生活でしたが、その理由を教えてもらえますか?


IELIに来る前に、他のエージェントを通してケアンズの語学学校に6ヶ月間いました。そこでは生徒の約7割(正確に数えたわけではありませんが)が日本人で、スタッフも大半が日本人という環境で、イングリッシュオンリーポリシーはありましたが、ほぼ崩壊しているような状況でした・・・

モチベーションの高い生徒と英語で話をしても所詮日本人同士の英会話。生きた英語は正直学べませんでした。自分で勉強しても、こんなのは日本でだって出来るじゃないか?と、私はなんのためにオーストラリアにきて勉強しているんだろうと本当に何度も悩んで悲しくなりました。
正確な情報提供をしてくれず、相談に対して適切な対応をしてくれなかった前エージェントを信用できなくなり、知人の紹介でオーストラリア留学センターさんに相談させて頂きました。

この留学のために貯めてきたお金、自分の人生の大切な1年を無駄にしたくないという思いから、IELIへの転校を決意しました。正直、その時は精神的にすごくしんどくて、今思い出してもあの頃には絶対に戻りたくないと思いますが(笑)、どんなに大変でも泣き寝入りせずに、自分の意見を主張して転校を決意して本当に良かったと思います。

自分の目的に沿った学校に最初から行けていれば、悩まずに苦しまずに済んだことがたくさんありました。エージェント、学校選びは本当に大切なんだと痛感しました。

転校先は IELI に決定されましたが、そのポイントはなんでしたか?


正直、最初はメルボルンの華やかな街に憧れて次は都会に!と思っていましたが(笑)、前エージェントが扱っている学校には行きたくなかったことと、日本人だらけの環境には浸かりたくないという思いから、担当の方のアドバイスを受け、比較的日本人の少ないアデレードの街に惹かれました。IELIを選んだのは口コミがよかったのはもちろん、スピーキング、ライティング&リーディング、リスニングの分野毎に授業が分けられていることや、レベル分けがしっかりされているところに好感を持ちました。

また、日本で看護師の仕事をしていたので医療英語(ヘルス)コースやOETコースのあるIELIで勉強できれば、自分の将来の選択肢が広がる可能性があるんじゃないかと思いました。

IELI の授業・コースについて具体的に教えて下さい。

大学進学が目的でなければ一般英語コースをまず最初にとると思うのですが、IELIではレベル5から大学進学者向けのアカデミックコースを選択することができ、レベル6からはヘルスコース、レベル7からはOETコースをそれぞれ選択出来ます。

私も最初は一般英語コースにいましたが、ヘルスコースに移行するにはアカデミックコースで勉強していた方がいいというアドバイスをもらい、一般英語コース→アカデミックコース→医療英語(ヘルス)コースと移行していきました。

コースについて相談したいことがあれば、先生やフロントデスクのスタッフに相談出来るので、悩む時間を無駄にせずに(笑)すぐに先生に相談してみることをオススメします。

アカデミックコースでは大学進学を控えた生徒たちが必死になって勉強しています。クラス全体のモチベーションが高いと自分のやる気も促されるので、わたしはアカデミックコースに移行して本当によかったと思います。

また放課後には毎日エクストラレッスンがあり、これも各レベル毎に誰でも受講できます。自由参加といえども、かなり有意義な質の高い授業を受けられるのでオススメです。意外と参加する生徒が少ないので先生に個人的にわからなかったところなど質問がたくさんできます。

IELI の先生のサポートや学校の設備はどうでしたか?


先生は本当に熱心でいつでも質問を受け付けてくれます。むしろ質問が出てこないとなんでここにいるのか? 時間とお金を無駄にしたいのか?と質問してくる先生もいるほど。

大学の施設を語学学校の生徒も利用することが出来るので、私はメインキャンパス内のジムをよく利用していました。かなり格安なので、体型維持をしたいひとにはオススメです。たまに世話好きな地元のおじさんがジムの利用方法を教えてくれたり、ネイティブと関わるきっかけにもなりました。

また24時間利用可能の図書館もあるので、勉強するための環境も充実しています。


IELI のクラスの雰囲気を教えて下さい。(クラスの人数や国籍、モチベーションなど)


前述の通り、大学進学を目標としている生徒が多いためみんな必死です。クラスのメンバーや担任の先生によって雰囲気はガラッと変わるので、一概には言えませんが、モチベーションの高い生徒が多いです。

クラスは大体8~15人程度、その時期の各レベルの生徒人口によってかなり変動します。
ヘルスコースは時期にもよるのでしょうが、私のいた時期は大学入学後だったため、基本的に少人数クラスでした。

元看護師の生徒が多く、各国の病院のことや制度のことをよく話し合っていました。休み時間の雑談でも少人数なので先生が和に入って文法を直してくれたり、伝えたい医療用語をどう英語で表現するか? 教えてくれたり、授業並みに学びがありました。

学校生活で思い出に残るエピソードを教えて下さい。


とにかく厳しい学校なので、クラスの友達と乗り越えたエッセイの提出です。笑

もうだめだ、間に合わない、終わっていないとみんなで弱音を吐きながら頑張ったのがとてもいい思い出です。

同じクラスの子達と励まし合えなかったら提出出来ていなかったかもしれません(笑)
私の場合リーディング、ライティングのクラスはほぼ同じメンバーでクラスが上がっていったので、クラスメイトの仲がよく、わからないところを聞き合ったり、休みの日に遊んだりしていました。
ケアンズの学校では有り得ない学習環境でしたから、一緒に英語を真剣に勉強できる仲間がいたことが本当に幸せでした。

英語を伸ばすためにやったこと・努力したことはなんですか?


ホームステイをしていたので、ホストシスターにこれってどうやって言うの?とよく聞いていました。ネイティブがどう表現するのか確認して、真似して使っていました。学校の先生にもこういう場合、ネイティブはどうやって言うのかという質問をよくしていた気がします。辞書で調べたのと違う表現がたくさん出てくるので本当に楽しく勉強出来ると思います。

また、シティのレストランでアルバイトしていたのですが、時間がある時はお客さんとよく話し、予約の電話対応は電話番号の確認などがあり、スピーキングとリスニングのいい勉強になりました。

また自分がうまく表現できなかったことはホームステイ先や学校に持って帰り、どのように言えばよかったか先生や家族に確認していました。

どうしてもお客さんに冗談が言いたくて、ホストファザーに気の利いたジョークを教えてくれと頼んだりもしていました(笑)

学校以外ではどのような挑戦や活動をされていましたか?


シティのレストランでウェイトレスのアルバイトをしていました。
親日家のオージーが多く、お客さんがいろんなことを質問してくれるのでかなりスピーキングの練習になりました。
レストランに来たお客さんや他のスタッフのやり取りを注意深く聞いて、こんな時はこんな風に表現するのかとメモしていました。

アデレードで留学してよかったと思える点を教えてください。


アデレードのコンパクトな街は本当に穏やかで勉強環境には最適でした。
カフェがたくさんあり、自分のお気に入りのお店を探したり飽きることがないと思います。
日本人が他の都市と比較して少ないのもかなりのメリットだと思います。

留学を終えて、帰国後の目標を教えてください。

英語については、まだまだ伸ばしていきたいのと、英語を活かした仕事がしたいので、継続して勉強していきたいと思っています。英語力の維持が1番の目標です。

これから来る生徒さんへメッセージをお願いします。

(事前準備のアドバイスなども含めて教えて下さい。)

エージェント、学校選びは本当に大切だと思います。私は当初、エージェントはたくさんあるけど、どこでもそんなに差はないんだろうなと考えていました。今はそのことをとても後悔しています。

そして知人を介してオーストラリア留学センターを紹介してもらって本当によかったと思っています。自分の大切な留学を安心して任せられるエージェント選びが最初の1歩だとおもいます。

また、私は帰国前にIELTSを受けたのですが、最初から目標スコアを決めて留学生活を送っていればよかったなぁと思いました。今後の英語力の証明にもなるのでIELTSやTOEICの目標スコアを決めておけばモチベーションの維持にもなると思います。

アデレードは穏やかで学生生活には最適な環境だと思います。これから渡航される方には限られた留学生活を十分に楽しんでいただきたいです。アデレードとIELIはしっかり英語を伸ばしたい方におすすめです!