【体験談】挫けたからこそ身についた自分力、そして英語力!道産子女子の休学留学記

鈴木 菜央さん 2017年3月24日


鈴木菜央(Ms Nao SUZUKI)さん。

道産子の菜央さん、自分を変えるべく休学留学を決意。

たくさん悩み、今まで経験したことがなかったことも自分で乗り越え、ケンブリッジ英語検定FCE合格、英語力を向上させていきました!

そんな菜央さんの休学留学体験談です。


留学の目標

留学前の私は、今まで周りに頼って生きてきたので、親や友人の手を借りず、自立したいと思いました。

また、以前カリフォルニアへ短期留学に行った際に、英語でコミュニケーションをとることがいかに難しいかを痛感し、自分の英語力を伸ばし、「自分自身を試したい」という強い想いもありました。

そして海外で生活し、たくさんの人に出会うことで視野を広げたいという目標を持ち、渡豪を決断しました。


英語力が向上したブラウンズでの勉強


約1年間ブリスベンにあるBrowns English Language Schoolに通学しました。

一般英語コースから始まり、ケンブリッジ英語検定FCEコース、EAP(進学英語コース)5と6、最後はケンブリッジ英語検定CAEコースを受講しました。



受講コース名期間
一般英語コース12週間
ケンブリッジFCEコース10週間
EAP5(進学英語)コース10週間
EAP6(進学英語)コース5週間
ケンブリッジCAEコース6週間
合計就学期間43週間



私は5つのクラスを受講しましたが、その中でもケンブリッジ英語検定FCEコース・EAP(進学英語)コースについてお話をしたいと思います。

FCEコースを受講し始めたときは、全ての項目が難しく感じたのですが、中でもリーディングは全く時間が足りず、時間内に全ての解答すら記入出来ませんでした。

それからどのように問題を解くか、コツを教わりながら、毎日1つずつ英文の記事を読むように意識しました。

ブラウンズには自習用教材も多く用意されているので、その中からスピードリーディングというトレーニングも行いました。

スピーキングに関しては、パートナーと毎朝授業前に30分程度練習をしました。

最初はお互い遠慮していましたが、テストを迎える時にはすごく居心地が良く、信頼できるパートナーでした。

その韓国人のパートナーとはお互い帰国した今でも連絡を取り合っています!




FCEコースは日常生活で使える英語を測る試験と聞いていたと通り、生活で使える英語の表現が豊かになったと思います。

例えばthinkという言葉を場面によって、guess や reckon など別の単語に置き換え、今まで繰り返し使っていた初歩的な単語を使わないようにしようと先生に言われ、こんな言い回しがあるんだ!という気づきがたくさんありました。

それはスピーキングでもライティングでも活きたと思います。

FCEコース受講中にも本試験を受験しましたが、その時は数点足りずに残念な結果となってしまったので、その後はEAP(進学英語コース)を受講することにしました。

EAPコースでは、アカデミック・ライティングや創造するスキルがついたので、FCEの試験項目のライティングはもちろん、スピーキングの討論でも今までは難しいと感じたトピックでも上手く討論できるようになったと思います。

全コース受講した中で、1番EAPコースで英語の力がついたと思います!
(EAPコース受講中に再度FCE本試験を受験し、合格することが出来ました!)


留学中挫けることもありました・・


学習面では、FCEからEAPへコース変更をした際、毎週末にある課題があまりにも大変で何度も挫けそうになりました。

そしてEAPを受講しつつ、ケンブリッジ英語検定のFCE本試験の再受験を決断をしたので勉強の両立がとても大変でした。

今まで周りの人に甘えていたので、こんなにも苦労することはありませんでした。

今振り返ると、それが自分としっかり向き合ういいきっかけになりました。

なぜここにいるのか、どういう目標があるのかということを忘れずに、目の前にあることを一つずつ解決していきました。

自分はストレスを感じず、のんびり生きていると思っていたのですが、追い込まれると小さなことでストレスを感じたり、うまくいかなくなることも多々ありました。

そんな時は、効率良く、物事に優先順位をつけ、自分自身を管理することができるようになりました。

生活面では色々な文化背景を持つ人と出会い、考え方の違いや、表現方法など様々なことを学びました。

シェアハウスに住んでいた際に、理不尽なことで文句をつけられお金を要求されたり、Uberを利用した時には自分が日本人だというと明らかになめられた対応受けるという経験もしました。

そこで口論になることもありました。こういったことはあまり多くは起こりませんでしたが、留学を通して何か起きたときに自分で解決する力や、解決するための行動力も身についたと思います。


留学先をオーストラリアにして良かった!


英語を第二言語として話している方が多く、母国語の訛りや発音など、色々な国の方が話す英語を聞き、触れることができました。




ブリスベンで生活をしていると、時の流れがゆったりしているように感じがして過ごしやすかったです。

気軽に話しかけてくれたり、街の人も優しい印象がありました。


様々なところに足を運びました!


旅行が好きなので、ホリデイの間にシドニーやメルボルンなどへ行きました。

自分たちで飛行機や宿を予約したり、時にはレンタカーを借りて出かけることもありました。

その中でもモートン島への一泊二日の旅行は、自然に囲まれながら、すごくまったりとした素敵な時間を過ごすことが出来ました。

そこではカヤックや、シュノーケリングを体験したり、イルカに餌をあげたり、特別な思い出がたくさんできました。

まだまだ行きたいところがたくさんありましたが、1年間では足りませんでした、今後お金を貯めてまたオーストラリア各地へ旅行へ行けたらいいなと思っています。



将来の自分


やりたいことがたくさんありますが、人と関わりながら、何かをサポートしたり発信したりできればいいなと思います。

語学学校のレセプションの方や、エージェントの方の大きなサポートがありこのような考えに至りました。

そして地元の北海道が好きなので、北海道に携わりながら、オーストラリアで学んだ英語を活かせることができればいいなと思います。

スタッフより

留学中、コース変更や生活に関するご相談をして下さった菜央さん。

結局は、自分で考え、自分にとって最善の道を選択されました。

菜央さんのほんわかしたご性格で、留学中はたくさん素敵なお友達を引き寄せていましたね。

近い将来地元北海道に貢献出来るよう、頑張って下さいね!