【体験談】行動力あるのみ!たった4ヶ月でも成長できる英語留学

井上 夏葵さん 2017年1月17日

日本の大学に現在も通われている井上さん。幼いころから大学生になったら留学したい!と漠然と考えていたそうです。いざ大学に入学してみると刺激の無い毎日。その生活を変えたい!もっと何か海外で勉強したい!と思い留学を決意した井上さんがメルボルンでの生活を経て変わった心境や留学の思い出などをお話してくれました。

メルボルンを決めた理由はまさに運命!

友人が何名かすでにメルボルンに留学で来ていて、メルボルンが素敵な街だと声を揃えてお勧めしてくれていました。素敵なカフェがいっぱいありますし、多国籍な文化が一つの街に凝縮されており色々な国の人に出会えます。また週末のように色々なイベントが開催されているのも魅力的だなと思っていました。
そんな漠然としたイメージを前からメルボルンには持っていて色々都市決めに悩んでいた時期がありました。現在通っている大学の提携校がシドニーにあり、シドニーにしようかなと思い始めていた時に周りから続々と「メルボルンがいいよ!」「メルボルンは本当に住みやすいよ!」と声をかけてもらえたので、悩んでいた時期にこのように声をかけてもらえたのは何か運命なのかもしれないと思いシドニー行きを辞め、メルボルンに留学する決意をしました。



ディーキン大学付属英語学校に決めた理由は2つあり、1つ目が日本の大学を休学して来ている為、大学附属の英語学校でないと単位を取得できないという理由と、姉の友人がディーキン大学付属英語学校に通っていてその方の評判がとても良かったという点でこちらの学校に通うことを決めました。

自分の苦手な部分を強化できた授業内容

もとからライティングが苦手で、案の定最初のクラス分け試験のライティングの結果、初中級のクラスからのスタートでした。
文法や単語などはすでに日本の学校で勉強したことだったのでちょっと簡単だなと思っていましたが、プレゼンテーションやエッセイの授業は日本ではやったことが無かったので一からしっかり勉強するにはちょっと下のクラスから初めて良かったと思います。

授業内容も生徒が飽きない工夫がされており、2週間に1度課外授業がありました。歴史記念館などに行きメルボルンの歴史の勉強をし、ビクトリアマーケットでは食に関する単語やその言葉の使い方を市場に行って、実際に物に触れながら勉強しました。お店の人に色々質問をする機会もたくさんあったので日常会話で使える単語や言い回しを楽しく勉強できたと思います。

また多国籍な生徒さんが多く、クラスの雰囲気もとてもよかったのが印象的でした。
授業も生徒が飽きないような工夫がなされており、実際英語に対する苦手意識も段々無くなっていきました。

コースの途中で進学英語コースに変更

自分の苦手なライティングをさらに強化したい、そして日本人がなるべく少ない環境に行きたいという理由で一般英語コースの途中から進学英語コースにクラス変更しました。
実際に進学英語コースのクラスに入ってみると、日本人は私一人のみで、雰囲気も一般英語コースとは違いもっと真剣に、そしてアカデミックに勉強するという雰囲気でした。



苦手だったライティングの授業も、日に日に理解していき、今では書き方のコツも覚えた為苦手意識も段々と無くなっていきました。またエッセイを書くだけではなく、プレゼンテーションやディベートの練習もたくさんするので本当に勉強になったと思います。
授業で出てくる単語や文法もどんどんアカデミックな内容になっていきますし、充実した授業内容だったので意欲的に取り組めました。

来た当初はライティング、リスニング、スピーキングの部分が苦手だったのですが、授業内やプライベートでたくさん英語を話すようにしたり、わからない単語は携帯のメモにすぐさま残し、帰ってから調べるということをした結果、苦手だった各スキルがちょっとずつ上達していったと思います。

大学附属の英語学校だからこその出会い!

大学附属の英語学校ですので、キャンパスがとても広く、施設もとても充実しています。
大学の広い図書館は勉強するのに最適でしたし、大学に併設されているジムも使えるので何度か利用していました。また学校内にあるカフェもよく利用し、よくそこで友達とコーヒーを飲みながらまったりしていました。



日本ではもともとバレボールをずっとやっており、せっかくだからオーストラリアでも何かしらの運動をしたいなと考えながらキャンパス内を歩いていた時にある1人のローカルの学生さんと出会いました。意気投合し話を聞いていると、なんとその人は大学のアルティメットフリスビークラブの主催者の方でした。
「興味があるなら練習に参加してみない?」と言われ、私も興味があったので参加することにしました。このようにローカルの学生さんと触れ合うことが出来るのは大学附属の英語学校ならではの経験だと思うのでとてもいい環境で勉強できていたんだなとしみじみ実感しました。

英語力アップと友達づくりの秘訣!

会話力やリスニング力を伸ばすのに、段々と学校の授業だけでは物足りなく感じてきたので、自分でインターネットを使って調べ、違う大学で開催しているソーシャルバレーボールクラブに参加し、地元の方々と一緒にバレーボールをしました。やはり、聞こえてくるのはローカルの方の英語。最初は聞き取るのが大変でしたが、スポーツを通じて段々と理解できるようになっていきましたし、チームワークもどんどん深まっていくのでとてもいい経験が出来たと思います。
また、ランゲージ・エクスチェンジにも参加し色々な国の方々と交流しました。語学学校にいたらネイティブの方と関わる機会が少ないので自分にとってこのランゲージ・エクスチェンジは学外の友達を作るのにとてもいい機会だったなと思います。

またホストファミリーと一緒に過ごすのもとても貴重な時間でした。


ホストファミリーとは一緒にハイキングに行ったり、子どもたちと遊んだりといつも一緒にいた気がします。子どもが3人いる家庭だったので、いつも賑やかで楽しいホームステイでした。

今後の進路

まだ未定なのですが、日本の大学に戻ったらもっとたくさん勉強しよう!と感じました。
今回の留学で気づいたのが世界はとても広く、自分はまだまだ何も知らないということでした。他の国の人たちは自分の国のことだけではなく、他の国のことまで語ることができるのに私は自分の国のことでさえちゃんと語ることができない。それがとても悔しかったのです。
なのでその人達に負けないくらい勉強してもう一度海外へ留学したいなと感じました。
英語を話すのではなく、英語で自分の考えをしっかり話せる人になりたいです。



今留学を考えている人に何かメッセージを!

やはり最初は海外に出ることは不安でした。しかし実際にオーストラリアに来て、自分自身大きく成長できたと実感していますし、現地に来ないとわからないことだらけです。
決して楽しいことばかりではないですが、4ヶ月という短期間で依然に比べたらだいぶ人間的に成長できたと思います。
そして日本に帰ってからももっと積極的に色々な事に挑戦していきたいなと思いました。
なので今悩んでいる皆さんも是非一歩足を踏み出してみてください。