【体験談】辛さも達成感へ! 目標のFCE試験合格までの道のり

田中香子さん 2016年10月21日

2015年3月に3週間だけ短期留学でメルボルンを訪れた香子さん。短期の留学を経て、英語をもっと勉強したい思いが膨らみ、大学を休学してしっかり英語を習得する決意をし、翌年には再度メルボルンに戻って来られました!

英語に対しての想い、そして、念願の「ケンブリッジ検定コース(FCE)」資格取得までの苦労話から勉強方法についてたくさんお話してもらいました!

メルボルンに長期留学で戻ってこようと思ったきっかけについて

去年3月に3週間だけ短期留学をし、メルボルンをとても気に入りました。
短期ではあったのですが、留学生も多いし、図書館も多く、勉強できる環境がしっかり整っているので、ここにまた戻りたいと思いました。メルボルンで出来たお友達の英語に対するモチベーションも高く、メルボルンは英語をしっかり勉強したい方には、とてもお勧めの場所だと思います。



私は英文学科なんですが、大学で学ぶ内容は文法ばかりでスピーキングが苦手でした。
苦手分野のスピーキングを上達させるためには、大学を休学して長期でオーストラリアに滞在するのが一番ではないかと思い、英語に集中できる環境を望むようになりました。

また、現在大学の3年生なのですが、今後就職活動もあるので、その際に有効な資格の取得を考えた時に「ケンブリッジ検定」の取得も視野に入れ、取得に向けたプランをカウンセラーの方に練って頂きました。その結果一般英語コースから開始した30週間の留学プランになりました。

私がインパクト・イングリッシュ・カレッジを選んだ理由

数ある学校の中から、この学校を選んだのは英語オンリーポリシーが徹底しているから、というのが一番の理由です。去年は他の学校に3週間通学していたのですが、英語オンリーポリシーがあったもののしっかり守られていなかったので、今回は徹底している学校をと思い、一番厳しいと評判のインパクトを選びました。
それ以外にも私が目指しているケンブリッジ検定コースの卒業生からの口コミがとてもよかったというのも選んだ理由です。

実際に通ってみて、英語オンリーポリシーは学校内でしっかりと徹底されていました。また英語が話したいというモチベーションの高い生徒さんがとても多く、クラスメイトみんなで外出する時も日本人がその中にいたとしても会話は日本人同士も英語でするなど、個人個人がしっかり意識をしていました。

またインパクトでは、5−10週毎位に担任の先生との面談があります。この時に今までの授業内のミニテストの結果についてや、弱点、強み、お勧めの勉強方法などをアドバイスしてくれます。このアドバイスをもとに私も色々実践することができました。

私はリスニングが苦手だったのですが、先生はそれをとても気にかけてくれて、FCE用のリスニングサイトを教えてくれたので、リスニング向上+テスト対策もまとめてすることが出来ました。

インパクトの先生の好きなところは、単に一般的なアドバイスをするだけでなく、個人の弱点などをしっかり把握した上で適切なアドバイスをくれることです。

実際先生に相談したときも、映画を見る等の簡単なアドバイスではなく、日常の生活でどのように気をつけたら良いのか、実用的なアドバイスをくれ、それが今でも本当に役に立っています。
お勧めの本も教えてくれたので、毎日何ページと決めて、定期的に読む癖をつけることも出来ました。

私のコースプラン

目標としては、ケンブリッジ検定対策コースを受講することだったのでそれに向けて、色々なコースを受講しました。
最初は一般英語(中上級)からスタート。
一般英語は、ゲームなども多く、英語に馴染むコースなので、もし英語力を上達させたいのであれば出来るだけ早く他のコースに移った方が良いと思います。
ただ意識が高い人も多く、学校の図書館で授業後も勉強している人が多かったのに驚きました。
ミニテストも先生がしっかり査定していて、最終的に次のコースにいけるかどうかの重要なものになるので、一般英語コースでもしっかり臨むことが大事でした。

一般英語コースの後は、スピーキングが苦手だったので、FCE検定対策コース前にビジネス英語コースを受講しました。
ビジネス英語コースは、思い描いていたビジネスコースと違い最初は戸惑いましたが最終的にはとても為になったと思います。
主にはディスカッション、プレゼン、面接練習、履歴書の書き方を学びます。
例えばプレゼン内容としては、自分でビジネスする為のプランニングをしてそれを発表したりしました。予算、人員、準備や内装についてを自分で計画します。
オフィスワークや電話で使う英語を学ぶとコースというイメージだったのですが、そうではなく、仕事を自分で立ち上げたり、マネージャーとして指揮して行う時に必要なスキルや英語を学ぶコースです。
日本人はとても苦手な分野だと思うのですが、スピーキング力は確実に伸びたと思います。

そしてビジネス英語コースを経て、FCE対策コースに行きました。FCEコースでも自分の英語力はかなり上達したと思うので、この後はアイエルツ試験対策コースと一般英語コース(上級クラス)を受講し、更に英語に磨きをかける予定です。


辛かったけど一番の想い出。ケンブリッジ試験対策コース(FCE)

このコースはFCEテストに向けてのコースですが、実際の生活で使える英語をたくさん学ぶことが出来ました。とくに教科書に載っているような英語だけではなく、現地の人が実際に使っている「生きた」表現をたくさん学ぶことが出来たのが良かったです。

コースですが、私のクラスは11週間の短期集中型クラスでしたが、1週間のうちに5つ(リスニング、スピーキング、ライティング、リーディング、ボキャブラリー)をバランスよく教えてくれますし、通常使う英語と違う言い方(例えば、「気付く」という表現はNoticeよりもBe aware ofの方が一般的)など、勉強になることばかりでした。
このコースを始める前よりも、自分のボキャブラリーがかなり増えたと実感できました。

FCEクラスで、先生が「実践すれば必ず英語が上達する4つの秘訣」を教えてくれました。
①授業
②宿題
③エクストラ(復習・予習)
④ライフ(日常で学んだことを実際に使う)


私はこれを常にいつも意識するようにしていました。

特に「復習」は、習った単語を実際にノートに書き出して自分で覚えているかテストしたり、単語は英英辞書で調べてノートに自分の文章で英文で説明したり、言葉の同義語を横に書いたり等々。色々行い、学校以外でも努力を重ねました。

「ライフ」はルームメイトが韓国人なので、その日あったことや習った文法を意識して使うようにしていました。

その他にもアルバイトでベビーシッターをやっているので、子供の英語を参考にしたり、一緒にアニメをみたり、日常でも意識すれば、英語を上達するチャンスはとてもたくさん。
それを有効活用しました!

FCEクラスは、とにかくみんなのモチベーションが高く、お互いをいい意味で意識し合えました。
授業が1時20分から始まるのですが、みんな授業が始まる3−4時間前には学校に来て図書館で勉強していました。
授業の後もみんなで州立図書館に行ってお互いに教え合ったり、アドバイスしあったりしました。

とても熱心なインパクトの先生達

FCEは二人の先生が教えてくれました。
キャメロンとトリッシュは、上記の英語の勉強のこつを教えてくれました。

キャメロンはFCEを教えることにとても慣れてて、日本人の弱点もしっかり理解しているのでそれを踏まえてアドバイスをくれたり、詳しく説明しなくても何がわからないかをすぐに理解してくれる先生でした。
トリッシュは、私が会話してる時に間違ってるところがあったら、すぐに授業中でも直してくれるし、フェイスブックでもメッセージをおくったら親切に答えてくれました。


インパクトは、間違いを正してくれる先生が多く、発言した一言に間違ったことがあれば放置せず即座に直してくれることがよくありました。
また、授業外でのライティングも、先生に提出すると一度家に持ち帰ってくれて添削して返してくれます。
日記を毎日書いて先生に毎日添削してもらったこともありましたが、みんな嫌な顔せず熱心に対応してくれました。

メルボルンで想い出に残っていることは?

なんと言ってもFCEのコースが一番想い出に残っています。

最初はほんとうに辛かったです。毎週テストがあったのですが、そのミニテストの結果で気持ちがとても左右されました。
FCEのクラスは遅刻に関しても、宿題に関してもとても厳しかったので、いつもちゃんとしなくてはいけないと常に思っていました。宿題もしないと罪悪感があり、常に緊張感があった気がします。
だけど、コースを終えて今はすべての辛さが達成感に変わっています。
あの辛さがあったこそ乗り越えることが出来たし、試験まで頑張り合格することが出来たと思います。そして何よりクラスメイトや先生がいつも助けてくれました。共に助け合い、とても充実した時が過ごせました。

*クラスメイトと。外出することもあり、とても強い絆が出来ました

今後の予定は

4月から大学4年生に復学して、就活の予定です。
渡航前と今で比べると、英語に対しての自信が大分つきました。せっかく培った英語力を武器に外資系の企業などに就職できればと思っています。
ただ、オーストラリアが大好きなので、また戻ってくる機会があればいいなと、とも思っています。

*インパクトの先生に紹介してもらったベビーシッターのアルバイト。子どもたちとの一枚。

スタッフより

明確な目標を決めて休学留学に来られた香子さん。厳しい試験対策コースでも、持ち前の芯の強さと友達の支えもあって、無事乗り切ることが出来ました!
自ら厳しいコースを選び、自分を成長させることを選んで留学に来た香子さんには、まずは「勉強したいなら踏み出す事」を教えてもらいました!