ユニバーサル・イングリッシュ・カレッジ

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【体験談】ニューサウスウェールズ大学卒業!5年間の留学を振り返ってーその1.英語学校

藤浪知広さん 2014年12月11日

大学進学相当の英語力を身につけたいと語学留学を決意!


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オーストラリアを留学先に決めた理由、オーストラリアで大学進学を決意したきっかけについて教えて下さい


オーストラリアの全体的なイメージの良さが一番の理由です。アメリカは日本人が多く、治安に関して若干の不安があったため始めから考えておらず、イギリスは時差や物価の関係で選択肢から外れました。その点、オーストラリアは安全な国であるという印象が強かったのと、2008年はリーマンショックの影響でオーストラリアドルが60円まで落ち込んだこともあり、オーストラリアを選びました。
英語圏ならとりあえずどこでもいいと考えていたので、オーストラリア訛りは特に気にしてはいませんでした。

日本の大学を休学して一年間の語学留学で最初は来たのですが、語学学校だけでは自分が目標としていた「ネイティブと高いレベルの議論ができる英語力」には到達する事が出来なかった為、また厳しい事で知られる現地の大学に身をおく事で、自分の成長にも繋がるのではないかと考えた為、オーストラリアの大学へ進学を決意しました。

ELSユニバーサルイングリッシュカレッジを選ばれた理由を教えてください


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当初の目標であった進学レベルの英語力を付ける事、ELSからIELTS免除で進学出来る大学との提携数が多かった事、また、シドニーにある語学学校の中でもトップクラスの質を備えている事がELSを選んだ理由です。

各コースで良かった点、学んだ内容、印象に残った授業について

進学準備コースAcademic English


教師陣の質が高く、授業の内容も実践的でファウンデーション進学後も役に立つことが多かった印象があります。
Academic English(AE)3では、IELTS6.5程度の英語力取得を目標に、IELTSの教材をベースにプレゼンテーションやグループワークをこなしていきます。大学院を目指している生徒が多かったです。
授業では2週間という期限設定でグローバライゼーションというトピックについて1000文字程のエッセイ、他にもグループワーク、プレゼンテーションといった進学に直結した授業内容でした。

IELTS準備コース


進学準備コースと同様に、教師、教材の質はかなり高いです。
IELSコースは、Intermediate(中級)以上のレベルをクリアした生徒ですが、生徒がそれぞれ目指すゴール、狙うIELTSレベルには幅があり、IELTS5.5から7を目標としている人が多い印象です。(最終的にIELTS8.5を取得した生徒さんもいました)
ひたすらIELTSの練習問題と向き合うのですが、Simonという先生の毎日の授業がしっかりと3ヶ月先までカリキュラムが組み立てられています。授業の盛り上げ方、展開が素晴らしく3か月間飽きが来ることはありませんでした。

Simonが各生徒一人ずつを丁寧に気にかけ、しっかり把握していて、授業でも置いてきぼりにされる人がいない感じです。
追加のライティングの課題をやるのは生徒の自由ですが、きちんと採点もしてくれますし、授業時間以外の質問も快く受けてくれます。
ただ、Simonは遅刻は厳禁。少しの遅れでも絶対授業に参加する事は認められずここは徹底していました。

英語学校期間中の英語力の伸びはどのような感じでしたか?


IELTSと進学準備コースの二つでかなり英語力が伸びた事を覚えています。
最初は小学生の日記くらいの200文字程度のレベルのライティング力でしたが、アカデミック形式で1000文字ライティングが書けるようになりました。

一般英語コースからスタートし、Intermediate(中級)レベルに達したところで、IELTSコースへ
移った時が、本当に授業についていくのがしんどく、IELTSコース1ヶ月を受けたあと、進学準備コースへ変わりました。
進学準備コース2ヶ月でアカデミック英語で鍛えられ、その後あらためてIELTSコースに戻った時は全てが簡単に感じるくらい余裕をもって授業に臨む事が出来ました。

自分の経験からすると、まずは進学準備コースからIELTSコースという流れがおすすめです。
ただ、IELTSはスコアを取るためのコースなので、進学を目指していない学生もいます。
進学準備コースはオーストラリアでの進学を真剣に強く希望している生徒のみで、決められた日までに修めなければならない規定の成績に達するまでに必死なので、進学準備コースとIELTSコースの生徒の意識の差は若干あるかもしれません。

国籍を気にする人が多いのは事実だけど、やる気のある集団の中にいれば関係ない!


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大学卒業後にELSを訪ねて進学準備コースの先生Guyと一緒に

教師のサポート、学校の設備はどうでしたか?


特に不自由はしませんでした。インターネット、参考書等、勉強に必要なものは全て揃っています。放課後も熱心に質問に答えてくれる先生が多かったと思います。
ストレスなく、学校生活を送ることが出来ました。

日本人率など、気になる点はありましたか?


下位クラスには日本人と韓国人が固まっている印象が強いですが、上位クラス、もしくはケンブリッジ、IELTSなど、高いレベルのクラスになると日本人率は下がります。
時期によって国籍が偏るのはしょうがないです。(例えば2月や8月は日本の大学が長期休みに入るので自然と日本人率は上がる等。)
英語を勉強する上では日本人率はそこまで気にはなりませんでした。

国籍を気にする人が多いのは事実だけど、やる気のある集団の中にいれば、国籍は関係ない!
です。
ただ、進学準備コースで切羽詰まっているときに、周りで日本語で話されると、辛い!というのは正直ありました。

伸び悩んだり、気持ち的に乗らないときなどどうやって意識を変えていきましたか?


私の場合は、伸び悩む時は同じような生活リズムを繰り返している時、(例えばひたすら単語ばかり覚える事に時間を費やしている、IELTSの勉強しかしていない等。)勉強に飽きてきた時、もしくはクラスのレベルが合わず自信を失っている時に伸び悩みました。

なのでそういう時は一旦勉強を止め、好きな漫画、映画などの英語版に挑戦してみたり、旅行に行くなどして自分を違う英語環境におきます。スポーツが好きならば、地元のチームに参加するのもいいと思います。自分が本当に楽しいと思えて、英語に触れられる環境というのが絶対条件です。期間は一週間でも一か月でもそれ以上でもいいと思います。
リラックスできる環境にいれば、英語の吸収力も高い為、しばらくそうしてから勉強を再開すると、遊んでいた時期に身に付いた英語力のおかげで苦労していた授業に楽についていけるようになります。
そしてそれが自信に繋がり、勉強のやる気も出てきます。
自信があれば怖いものもなくなるので、更に上のレベルの挑戦する度胸が生まれる→上のレベルに意外とついていける自分がいて、更に自信がつく→しばらくして伸び悩み自信をなくす→他の事をする→自信を取り戻す→更に上のレベルへ、、、。

この繰り返しが、語学学校から大学卒業まで続きました。

何よりも一番大切なのは英語の勉強を楽しむ事です。好きで英語の勉強をしていれば、ある程度の困難はすぐに乗り越えられると思います。

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2010年度のELS学校パンフレット表紙にもなった記念の一枚

英語力を伸ばす為の努力はどのようなことをされましたか?


全く話すことが出来なかった時期は、単語や文法の暗記等、自習にかなり重点を置いていました。この時期は英会話30%、単語文法等の自主学習70%くらいで時間配分をしていました。ここで基礎を作っておいた事で、後の英語学習がかなり楽になったと思います。TOEICで650~700くらいのレベルになったところで、語学学校のIELTSコースや進学準備コースで学び、ブラッシュアップしました。
進学準備コースの時からは時事問題も少しずつ専門分野が入って来ますが、英語学校以降、ファンデーションコースや大学ではは英語を勉強するのではなく、英語で経済学など専門分野を勉強する事で、ビジネスレベルの英語力に到達しました。

英語学校で印象に残るエピソードがあれば教えて下さい


大学と違い、国籍が幅広く世界中の人と仲良くなれた事です。特にIELTS、進学準備コースは長期間クラスメートが変わらないので仲良くなりやすく、週末はよくバーベキューやバーに行きました。

進学準備コースのエッセイライティングの課題で、トピックのグローバライゼーションが何なのか分からないことから、何を書けば良いのかアイディアが浮かばず、課題提出期限が迫ってくるプレッシャーの中、寝ないでネットでのリサーチをしてエッセイを書き上げたことが忘れられません。


5年間の留学を振り返ってーその2.ファンデーションコースへ続く

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