2018年7月17日

ビジネス英語授業潜入@ホーソン・メルボルン

最終更新日:

オーストラリアで語学留学する時に実際に勉強するコース、選ぶ時迷いませんか?
初心者の場合は一般英語から開始することが多いですが、英語力が高くなってくると、選べるコースの幅も増えてきます。
アイエルツ試験対策コースにケンブリッジ試験対策コース等、色々ありますが、今回は興味があるけど敷居が高くてコースを取るのに躊躇してしまうと言われがちな『ビジネス英語コース(English for Business)』を体験してきましたので、ご紹介します!

今回お邪魔したのはホーソン・メルボルン、English for Business

今回トライアルレッスンをしてきたのは、メルボルン大学とも提携がある、ホーソン・メルボルン。メルボルン中心地から電車で20分ほどの広い敷地にある大学のような素敵な校舎で勉強できます!


English for Business/Advanced(上級者向け)のKatie先生の授業にお邪魔させて頂きました。ホーソン・メルボルンのビジネス英語コースは、10週間のコースとなっていて、教科書にある12のユニットをこの10週間で勉強します。ユニットはすべて実際ビジネスの中で直面するような問題を扱っており、Finance(財務)、Online Business(オンライン・ビジネス)、Marketing(マーケティング)、Training(トレーニング)、Employment Trends(雇用傾向)など、興味深い内容ばかりです。

この週のユニットテーマはEthics(倫理学)についてです。

気になる授業内容は

授業は基本的には『Market Leader』という教科書に沿って進められていきます。
私が参加した1時間の授業のテーマはその中のこちら!

『Day Break』社が売り出しているシリアル『Ready to go』の内容物に関しての悪い評判が出回ったことで、世間からのクレームが来ているという内容でした。まずは起きている問題が何であるのか、そしてどのように対処すべきか、今対処している事は正しいのか、等話し合っていきます。


◎基本的には話させる&考えさせる参加型授業◎
授業内では先生が沢山の質問をしていきます。例えば
この単語ってどんな意味?
教科書を読んでみて、内容を簡潔に説明してみて
リスニングを聞いてみて、内容を簡潔に説明してみて
今後会社がこの問題解決に進んでいくためにどんな事をしたらいいと思う? 等々。
先生が答えを伝えていくのではなく、生徒の意見を聞いて答えに導くような授業スタイルです。この授業ではだれもが辞書を使っておらず、わからない単語があれば、先生に質問して先生から英語で説明してもらっていました。

◎ひとつのトピックスについて話すが、バランスよく4技能を混ぜた授業内容◎
1時間の間にもたくさんの技能を伸ばす工夫がされていました。例えば、4つの技能であれば、下記でカバーされています。
スピーキング:タスク内で求められたミーティングや、先生からの質問に答える
リスニング:他の生徒さんの意見や、CDからTVレポーターの発言を聞き取る
リーディング:教科書のBackgroundを読み、内容を理解する
ライティング:ミーティング後のまとめを提出する【今回は時間なくまとめを述べるだけで終了】

◎一番多いのはディスカッション!◎
今回の1時間の中でも、一番多く時間が割かれていたのがディスカッション。教科書の内容に関しての2人ペアでのディスカッション、内容についてより詳しく聞かれた質問事項に関してのクラス全員での意見交換、教科書のタスク内で求められている3人のグループミーティングなど箇所箇所で発言が求められます。

◎ビジネスにおける自分の意見を述べる◎
ディスカッションが多い授業ですが、あくまで教科書の内容についてどう思うかだけではなく、この会社の対応についてどう思うか、改善点はあるのか、など個人的な経験に応じて発言をする事も求められます。
なので、ビジネス英語でもありますが、ビジネスコースのような内容も含まれるため、自分が今まで働いていた時こういった問題をどのように対処したのか、会社で今までどのような問題が起こったことがあるか等、いろんな国の人が意見交換をすることも多く、ビジネスにおける国際的な考え方なども学ぶことができます。
最後のタスクでは、それぞれが会社の重役になってミーティングを行いました。人事、マーケティング/セールス責任者、製造責任者にそれぞれ分かれそれぞれのやりたいことや主張を理解した上で、3人で会議を行い、解決策を考えるというものです。教科書だけに沿うのではなく、個人の意見を引き出しながら、英語で発言する、それがこのビジネス英語でもっと養われる力です。

ビジネス英語コースというと、英語での電話のとり方や、メールやレターの書き方、接客英語を学ぶようなイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではありません。会社の中で発言を求められると想定した上での授業内容になります!
ということで、スピーキング力が伸びる事間違いなし!のこのコース。こんな方にお勧めです。

-今後の仕事において同僚や取引先の方と英語で話さないといけない方
-海外赴任予定がある方
-文法や自分の英語力にはある程度自信があるが、自分の意見が英語でなかなか伝えられない方
-スピーキング力を伸ばしたい方
-今後進学予定で、ディスカッション力を伸ばしたい方

私が今回参加した授業には、今後メルボルン赴任が決まっている日本人ビジネスマンの方が二名、受講されていました! 弊社の会員様ですが、二人とも他の生徒さんに負けず自分の意見をしっかり発言されていて、英語環境で働く前にはとっても力になるコースだと太鼓判を押してくれました!!

中上級から上級の英語力が必要なコースとはなりますが、日本人が一番弱い発言力を伸ばしてくれるとてもいいコースです。ホーソン・メルボルンでは、一般英語コースも開講していますので、現在高い英語力がなくても、長期の申込みで自分のペースに合わせて最終的にビジネス英語に上がっていくことも可能ですので、是非興味のある方は、お問い合わせくださいね!

コースの詳しい内容はこちらの記事もご確認下さい!
大学提携語学学校でビジネス英語を学ぶ〜ホーソン・メルボルン〜

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