まずはコレがないと始まらない

パスポートを取得する

パスポートとは?


オーストラリア留学にかかわらず、日本を出国するためにはパスポート(旅券)が必要です。パスポートは、海外生活においては、日本人であることを証明する唯一の書類であり、もっとも大切な書類(身分証明)と言ってよいでしょう。留学を決意してもパスポートがなければオーストラリアへ出発することができませんから、留学を決意したら、まずパスポートを取得しましょう。

パスポートはオーストラリア滞在中に事件に巻き込まれた場合なども、必要に応じて呈示を求められることもあります。日本人はとかく若く見られる傾向にあるので、年齢制限のあるお店(パブなどの酒場)やタバコの購入などにも公的身分証としてパスポートも利用されます。



パスポートの窓口申請方法

パスポートの申請に必要なのは、以下のものです。申請用紙は、パスポートセンターや市区町村役場に置いてあります。未成年者の申請には、親権者か後見人の同意が必要です。パスポートに関する最新の情報は、外務省のパスポートAtoZのページに掲載されていますから、参考にしてください。



必要なもの
・一般旅券発給申請書 1通(申請書はパスポート申請窓口で入手できます。)
・戸籍謄(抄)本 1通(6か月以内。本籍地の市区町村の役所で発行されます)
・本籍の記載がある住民票(国外での申請や住基ネットで確認できる人は不要。6ヶ月以内)
・パスポート用の写真(縦45mmX横35mmで頭頂から顎までが34±2mm)
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類(運転免許証など)
・官製はがき(未使用)
・印鑑(必要な場合に備え、念のため持参)

上記の書類を全て揃えて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請します。各都道府県の申請窓口はココから確認できます。パスポートの申請から受領までに申請から受領までに、通常10日間程(土・日・休日を除いて)です。余裕をもって申請・取得しましょう。



パスポートの申請費用

パスポートを申請するには申請費用が必要です。こちらの申請費用は、現金で支払うことはできませんので、必要額の収入証紙及び収入印紙を受領証に貼付して、申請時にお支払いください。



10年旅券 16,000円(収入印紙 14,000円+都道府県収入印紙 2,000円)
5年旅券11,000円(収入印紙 9,000円+都道府県収入印紙 2,000円)
5年旅券(12歳未満)6,000円(収入印紙 4,000円+都道府県収入印紙 2,000円)
※2016円9月現在

5年と10年の有効期限

パスポートには、5年有効のものと10年有効のもの2種類があります。未成年の人は5年有効のものしか取得できません。また、現在ではICチップを内臓している旅券が一般的になっています。このICチップには、所持者の身分事項と写真を電磁的に記録したものが組み込まれていますので、強い衝撃や、高温・磁気の強い場所等に保管すると読み取りに異常をきたす場合があるので保管、持ち歩きには充分に注意しましょう。



海外滞在中にパスポートの有効期間が切れる場合

現地滞在中にパスポートの有効期限が切れてしまう場合があります。
海外においての日本国のパスポート申請は、世界各国にある日本の大使館又は総領事館で行うことができます。もしもオーストラリア滞在中にパスポートの有効期間が切れる場合は、あらかじめその国にある大使館又は総領事館で、パスポートの切り替え申請を行ないましょう。

必要書類は、日本国内での申請時とは若干違ってきますが、申請に行く前に大使館や総領事館に在留届を出している場合は一部省略できる書類もありますので、あらかじめ問い合わせをしておきましょう