【体験談】州立専門学校でインターン→採用?!考え、行動し、充実した休学ワーホリに!

三浦恵吾さん 2017年12月6日

立命館大学を1年間休学、ワーキングホリデービザを利用し渡航をした三浦恵吾さん(Mr Keigo Miura)。

クイーンズランド大学付属英語学校(ICTE-UQ)の提供するGo Global Programに参加し、10週間ビジネス英語コース受講、1週間ジョブトレーニング、8週間現地企業でインターンシップを行いました。

TAFE(州立専門学校)でのインターンシップ→採用、現地バスケットボールチームへの加入、自分の考えたことを行動に移すことで、自ら充実している生活を掴んでいったKeigoさんの体験談です。

まずは英語コース英語を10週間受講

ブリスベンに来てからの最初の10週間はICTE-UQでビジネス英語を勉強しました。入学初日に確認テストがあり、思いの外結果が良く、スピーキングテストでビジネスに関わるコースで勉強したいということを伝えたところ、直接EIBC(English for International Business Communication)というビジネス英語コースに入ることができました。

クラスメイトは、EIBCコース受講前に一般英語コースで勉強してきた学生たちばかりだったので、最初は周りのレベルの高さに驚きました。しかし、授業の中でコミュニケーションを取る機会が多かったこと、クラスメート全員がしっかりとしたコミュニケーションを英語で取れたことから、すぐにクラスと学校に馴染むことができました。

授業では、ビジネスメールの送り方、多くのディスカッション、顧客への対応などに関係する、実際に使えそうなフレーズや言い回しを多く学習しました。全員が英語をしっかり話せることもあって、とても活気があって楽しかったです。

最初の5週間のまとめとして、ブリスベンもしくはクイーンズランド大学(UQ)にあるビジネスの経営課題を見つけ、解決策を提案するプレゼンテーションを1チーム3,4人で行いました。私たちのグループは、全員が日本食を好きこともあって、UQ内にある日本食料理屋さんを取り上げてプレゼンを行いました。

授業中にも感じていましたが、プレゼンに向けてチームで取り組んでいる時にとても気になったのが、意見を述べる積極性の違いです。明らかにヨーロッパや南米の留学生の方が積極的に意見を述べていました。でもしっかり話を聞いてみると、とりあえず言ってみているだけで、あまりしっかりとは考えていないことや、他のアジア人は発表しないだけで、なかなかいい意見を持っていることが多かったです。

また、外部からのゲストスピーカーの話を聞ける機会があったり、マリオット・ホテルに社会見学に行けたりしたことはコース受講中とても魅力的なことでした。

英語コース中チャリテイイベントにも参加

次の5週間では、1年に1回しかないICTE-UQ最大のイベントである、Biggest Morning Teaというチャリティイベントの企画・運営を行いました。EIBCクラスと進学英語、一般英語コースレベル6コースの学生と一緒に活動しました。


午前の授業後に、ほぼ毎日3,4時ぐらいまで残り、大きく3つのチームに分かれて作業をしました。1つ目が私が入っていた、Sales&Marketing team、2つ目はRaffle team、そして3つ目がFood&Beverage teamでした。

私たちのチームは、イベント当日までのイベントのPR方法、そして当日の流れなどを考えました。

イベントを通してそこまで大変だったことはありませんでしたが、全ての会話、ミーティングが英語で行われるので、楽しくはありましたが、たまに伝えたいことがうまく伝わらなかったり、スピードが遅かったりして、もどかしく感じることもありました。

例えば、当日の場所の配置を考えるときに、一番スムーズにお客さんが動いてくれるのはどこか?と考えるとします。この位置だと思うという意見に対して、いろんな意見が出てきますが、数百人が参加するイベントのイメージなんて誰も明確に持つことはできず、実際に現場に行って考えたり、紙の上やホワイトボードを使って考えたりと、試行錯誤しながら考えました。

また、僕らのチームでは学生に簡単な調査を行い、みんながチャリティに対してどう思っているのか、自分たちの国ではどのような風にチャリテイについて思われているのかなどを聞き出し、それをもとにPR方法も考えました。

最初はICTE-UQで一番多い学生は中国人で、彼らは裕福な家庭育ちということもあり、このイベントでも一番のターゲットだと考えていました。しかし、調査とインターネットによるリサーチの結果、中国人が一番チャリティというものを信用しておらず、このイベントに行く意味も意欲もあまりないということが分かりました。

先生のサポートの下調べの結果、その理由として数年前に赤十字の寄付金を個人のものとして悪用したという事件が、中国人の寄付への信頼を傷つけてしまったという過去がありました。

そしてその状況を挽回するために、去年のCancer Councilからの感謝状と共にこのチャリティの意味(Cancer Councilへの寄付)と僕らは本当に寄付するということをそれぞれのクラスにお邪魔してプレゼンを行いました。その結果、当日はたくさんの中国人生徒もイベントに足を運んでくれ、楽しんで貰うことが出来ました。

当日は、イベントのMCを担当し、イベントに足を運んでくれたみんなに感謝の言葉を伝えたり、僕らのイベントをサポートしてくれたさまざまなビジネスの紹介などを行いました。MCをしていたときに先生たちから、「とてもいいイベントだね」や「楽しいイベントをありがとう」と声をかけてもらうことが出来、とても嬉しかったです。


最終的にこのイベントでの募金金額は$5,676で昨年の金額を上回ることができました。イベント終了後は、このイベントを企画・運営した先生、学生みんなでお疲れ様会を行い、長い時間をかけて成功させた分、みんな達成感でいっぱいでした。

このイベントを通して成長できた点は、自分の意見を理論付け、英語で他の人に伝える力が大幅に伸びた点です。毎日いろんなことを話したり聞いたりする中で、相手に自分が思っていることをできるだけ詳しく理解してもらいたいという気持ちが大きくなり、その気持ちが自分の成長につながったのだと思います。

インターンへの準備コースに参加

英語コース受講と並行して、AI(Australia Internship)というエージェントを介して、インターンシップの準備を行いました。

AIでは、履歴書の添削、自分の興味のある分野の聞き取りと、それにできる限り合わせたインターンシップ先の紹介をしてもらうことが出来ます。

同じGo Global Programにはコロンビア人1人と私を合わせた日本人4人がいて、合計5回行われるインターンシップ前の事前授業などを一緒に受講しました。

内容としては、日本でアルバイトを経験したことがある方には、既に知っていることの確認事項が多かったですが、外部から講師が来て面接の練習や実際の仕事場での人間関係の作り方なども勉強することが出来ました。

この5人の中で、EIBCコースで唯一一緒だったコロンビア人の女の子は残念ながら希望分野のインターンシップ先を見つけることができず、インターンシップをせずに帰国してしまいました。彼女は銀行や投資銀行などでのインターンシップを希望しており、母国の大学では経済を勉強、英語も上級レベルでしたが、やはりInternational Student(留学生)にはそのような環境でのインターンシップは難しかったようです。

私はセールスとマーケティングに携わるインターンシップを希望し、大学で経済学を学んでいたこともあり、事務作業ではなく実際にビジネスに携われる環境が希望だと伝えました。

インターンシップ先が決まるまではそれぞれ時間差があり、私のインターンシップ先と面接の日が決まったのは、だいたいインターンシップが始まる1ヶ月前くらいでした。面接ではどんなことがしたいか聞かれ、この際しっかり伝えておこうと思い、セールスとマーケティングに携われる環境のほか、英語を話す機会が多いところが良いと回答しました。

8週間のインターンシップへの参加

インターンシップ先は、TAFE Queenslandという職業訓練学校のセールス&マーケティングチームでした。最初の1週間は私の面倒を見てくれていたマネージャーが週の半分を休んでしまったこともあり、会社のホームページを見たり、会社の情報を見たりと、会社を理解することに努めました。

デスクは私が働くInternational Officeのフロントデスクにあり、オフィスに来る学生やエージェント、パートナー企業の人たちを出迎えて適切な人を呼んできたり、適切な部屋に案内したりと、難しいけれども楽しい場所で働くことになりました。

最初は自信がないのとオフィスの人や場所を知らないことで、いつも隣のデスクの人に助けを求めていましたが、徐々に慣れることが出来ました。インターンとしての仕事は、同僚やイベントの手伝い、メールの返信がメインでしたが、新しいInternational student(留学生)向けのオリエンテーションの手伝いなども行いました。何でも屋さんみたいな感じでしたが、様々なことに関われて楽しかったです。


仕事に慣れてきてからは、エージェントや海外の教育機関とのミーティングにも参加させてもらったり、プレゼンテーションに連れて行ってもらったりしました。私もTAFEについて結構知識をつけることが出来たので、実際に学生と話したり、終盤では、TAFE QLDの新しいエージェントになれそうな日本のエージェントを探す仕事や、翻訳の仕事も行っていました。

8週間のインターンシップの中で、TAFEに何か残せないか、また自分が新しく学んだTAFEの情報と自分が知っている日本の学生や海外に出たい人の情報を組み合わせることで、なにかTAFEにとって新しいチャンスに繋がるのではないかと思い、未熟ではありましたが自分なりにマーケティングリサーチを行いました。

5,6週目にマネージャーにそのリサーチと自分の思いを伝えたところ、“You are hired!”(採用です!)と言われました。そのときは冗談だと思って、ありがとうとだけ言ってまた自分のリサーチについて話していましたが、これが後々現実になりました。

TAFE QLDの魅力をたくさん吸収できたところで、インターンシップ後の次の進路を決める必要があり、2つプランを考えました。1つがTAFEのFitnessコースでCertificate IIIを取得することでした。現地学生と少人数クラスで一緒に体を動かしながら勉強という、スポーツ好きの私にとってはたまらないコースでした。

もう1つは、Cambridge英語検定のCAEコースを受講すること。インターンシップ期間中に、語学学校の英語力テストを受けて英語力が証明され、幸いにもすぐに受講できる状態でした。

7週目ぐらいに、マネージャーから話があるとランチに誘われ、12月の帰国までの間フルタイムとして働いてくれないかと言われ、給料の話、休みの話をされました。実際に海外で英語を使ってフルタイムで働けるなんて、思ってもみないチャンスだったので、親と相談した結果働くことにしました。

TAFEでフルタイムでの勤務を開始

フルタイムとして働くようになってからは、仕事の量も増え仕事の幅も広がりました。フロントデスクやメール返信などの通常業務は引き続きで、Study tourのサポート、オファーレターの作成、イベントへの出席、日本語版パンフレットの作成、留学生の体験記の作成など、様々な業務を行っています。


インターン時代のように他の部署からヘルプを求められたときに、「Keigo is no longer an intern.(けいごはもうインターンシップではないよ)」とマネージャーに言ってもらえたときは、チームの一員として認められた気がしてとても嬉しかったです。新しい日本人のインターンの子が来てくれて、いろんな仕事を手伝ってもらったり一緒にやったりしながら、TAFEに新しいものを生み出して残していこうとがんばっています。

フルタイム勤務中勉強になっていること

勉強とはまったく違うことを経験している気がします。色々な人と遊びますが、スラングを使ったり、少し汚い言葉を好んで使う大学生たちとはまったく違った環境で生活しているので、そういう人たちと遊ぶときはとても新鮮です。

これから社会に出たときに必要な効率よく自分の仕事を行い、その上でプラスアルファ自分のやりたいこと、挑戦したいことに取り組む姿勢は鍛えられたと思います。

今でも、新しく思いついたことはメモに書き、時間を作り、新しい何かに繋げられないか考えることは続けています。英語でのビジネスメールの送り方や、電話対応はとても成長したと思います。

現地バスケットボールチーム加入

(ちなみに、お写真右側は2012年に弊社をご利用された藤川光義さん。現在中学校で英語教師として大活躍されています!東京都からの派遣でUQの英語教師トレーニングのプログラムに参加されたそうです。)

最初のホームステイのお父さんに、自分はバスケをしていて、チームとか入れるかなという話をしていました。そうすると、すぐにお父さんがチームを見つけ、連絡まで取ってくれ、チームに加入することが出来ました。

私が加入したのは、ブリスベンのバスケットボールリーグに参加している最大のチームで、チーム内にも50チームあります。私は運がいいことに、監督の目にとまり、U-23チームのメンバーとして、大学や他のチームのU-23とたくさん試合を行うことが出来ました。

チームメートはオージーで、中には高校のときにアメリカにバスケ留学していたプレーヤーもいました。(オーストラリアでは、バスケがうまい選手はアメリカにバスケ留学に行くことが主流のようです。私の友達の兄も大学からアメリカにバスケ留学にいきました。)

最初は遠慮していましたが、チームメートと話す機会が増え、試合を重ねていくにつれて、しっかり自分のやりたいプレーが出来、チームメートがやりたいプレーをさせることができるようになってきました。


元NBA選手の弟とも試合で戦いましたが、いったい日本人のバスケプレイヤーの何人がこんな貴重な経験をしたことあるんだろうかと考えると、ここでバスケができることに感謝せずにはいられませんでした。間違いなく、オーストラリアでの最高の思い出のひとつです。

留学中うまくいかないこともありました

最初のホームステイが終わった後、シェアハウスに移動しましたが、シェアメートの1人とうまくいかず、何度か揉めることがありました。シティに近く仕事場から近い、安いという理由で選びましたが、少し高くても人を見て、環境を見て選んだほうがよかったと思いました。

掃除当番は守らないし、その上人のことをいろいろ言ってくる、“なんやねんこいつ、自己中すぎやろ”と思っていました。さらに悪かったことに、その子が英語があまり話せなかったので、こっちが言っていることも理解してもらえず、向こうは言いたいことが言えない状態でした。

最初は英語ができる人ばっかりでしたが、シェアハウスで住人は入れ替わるので、最終的に、そこに住むことが自分の英語力の成長に繋がらないと思い、その家を出る決断をしました。仕事場でビジネスに関わる英語を学べるので、ネイティブが使うような日常会話を学びたいと考え、その後新しい家は子供たちのいるオーストラリア人のホームステイ先に移動しました。

オーストラリアの自然を体験できた旅行

フルタイムの仕事を始める前に、インターンシップが終わってから2週間の休みをもらい、タスマニアとウルルへ旅行に行きました。真冬のタスマニアは、とても寒かったですが、海鮮がおいしく、見渡す限り自然が広がっていてとてもきれいな島でした。人生で一度は見たかったオーロラが見れたことは感動ものでした。

2019年から登れなくなるウルルに運よく登ることができ、3日間で全てを回ることができ、大満足の旅でした。絶対にオーストラリア滞在中に訪れたかった2つの場所は、予想をはるかにこえる美しさと壮大さでした。

スタッフより

将来の夢はパイロットというKeigoさん。大学卒業後の夢の実現に向け、これからも突っ走って欲しいと思います!