【体験談】バリスタになったことで、オーストラリアの文化も知ることが出来た!休学ワーホリ

金子将也さん 2017年9月22日

金子将也さん(Mr Masaya Kaneko)

将也さんは、日本の大学を半年間休学し、半年間ブリスベンに滞在されました。その際、インパクト・イングリッシュ・カレッジ(ブリスベン校)の英語+バリスタコースを受講し、コース終了の翌日にカフェでのお仕事を開始されました!

そんな将也さんの休学ワーホリ体験談、是非お読み下さい!

ワーキングホリデーホリデーで渡航をしようと思った理由・きっかけ

●留学をしようと思ったきっかけ
 僕は中学生の時に、メルボルンで2週間ほど交換留学をした経験があります。当時の自分は英語が大の苦手。2週間でホームシックになってしまっていたほどに海外留学に対する興味はありませんでした。

しかし、留学後、「もう一度次は英語を身に着けてから長期留学をしてみたい」という気持ちが芽生えたことをきっかけに、漠然と大学生になったらもう一度留学をしようと考えていました。


●ワーキングホリデーを選んだきっかけ
 ワーキングホリデーを選択した理由は、まず、留学費用を一番抑えることが出来るところです。その名の通り、働くことが許可されているビザですので、現地でお金を稼げる環境に身を置けることができれば、費用は一番安く済むと考えました。

…実際は、大学のGPAやTOEFLの点数がなく、大学を介しての交換留学が不可能だったことも理由に挙げられます。(笑)

次に、僕自身、海外で働くことが、将来のキャリアを考える時にとても良い経験になるのではないかと考えたことです。英語を使って仕事をすることイメージが沸かなかったので、今回のワーキングホリデーでは「英語で仕事をすること」を目標としていました。


●渡航先として、オーストラリアを選んだきっかけ
 そして、ワーキングホリデーに行くと決めてから、いくつもある目的地の中からオーストラリアを選択しました。

前回の短期留学で行きやすかったことも理由に挙げられますが、僕がオーストラリアとした大きな要因は、①銃社会でない国であること。②ビザが取りやすいこと。③日本との時差が少なかったこと。です。

僕の両親も、もれなく海外の安全性について懐疑的でしたので、説得の際に銃社会でないこと、つまりその国が安全であることは大切な要素でした。

また、②についてですが、ワーキングホリデーのビザは比較的時間をかけず、また審査も厳しくなく取得することができる、少ない英語圏です。そして最後に、日本との時差が少ない国であることが決め手となりました。

留学中の家族や友達との連絡を考えると、時差が大きいことは僕にとってネックでした。…実は、その当時付き合っていた彼女との連絡をとる際に、時差が少ないことはとても重要だったのです。(笑)


●ブリスベンを選んだ理由
 国を決めてから次のステップに進む際に欠かせないことが、どの都市に行くか、です。ブリスベンは僕にとってとても好条件の都市でした。というのも、留学期間を6か月間としていた僕が3月からオーストラリアに行くとなると、オーストラリアは冬の季節になります。

そこで、荷詰めの苦労を考えて、オーストラリアの北側の都市にしようと決めました。また、留学以前は「留学中は日本人と絶対に話さない!」などという変なプライドも持っていたので、あまり名前の知られていないブリスベンは僕にとって魅力的でした。(ちなみにブリスベンにも日本人はたくさんいます。)

僕の場合、主に気候と知名度の低さでブリスベンを選びました。

バリスタになるまでの道のり〜その1〜

僕は、最終的にサブバリスタとしてカフェでお仕事をすることが出来ましたが、実際渡豪する前や渡豪後に自分がバリスタとして働けるとは思ってもいませんでした。

留学前までバリスタという言葉の意味さえ知らなかったほどです。(笑)バリスタになることができたきっかけは、僕の通っていた語学学校が影響しています。

バリスタになるまでの道のり〜その2〜

 渡豪直後、僕はImpact English Collegeという語学学校で勉強しました。初めの9週間の一般英語コース(General English Course)で英語の文法やスピーキングなどの基礎を徹底的に学びました。

その後5週間のバリスタ英語コース(Barista English Course)を受講しました。そう、まさに、僕がバリスタとして働くきっかけはこのコースを受講したことに起因します。

 僕は、はじめ一般英語コースでIntermediateレベル(5段階のうち、真ん中のレベル)のクラスからスタートしたのですが、バリスタコースを受講するには少しレベルが足りませんでした。

バリスタコースを受講することを目指すこと=英語力向上も出来る!そんな理由から9週間の一般英語コースでは必死に英語の基礎を勉強し、先生からバリスタコース受講の許可をもらうことが出来ました。そして、その後晴れてバリスタコースへ。

一般英語コースの最中では、「自分はバリスタコースをやりたいです!」と言わんばかりに発言して質問をしていました。きっと迷惑な生徒だったと思います。(笑)

バリスタになるまでの道のり〜その3〜

バリスタコースは5週間となり、バリスタになるための基礎知識を勉強することが出来ます。インパクトでのバリスタコースの授業については、こちらで詳しく記載しています。

バリスタになるまでの道のり〜その4〜

実は僕の場合、卒業した次の日にお仕事をゲットすることが出来ました。というのも、インパクト バリスタコース4週目の時に、コーヒーを教えてくださった高橋誠児さんから連絡をいただき、ヘルプとして1日仕事をお手伝いすることになったのです。まさかこんなに嬉しいお話をいただけると思っていなかったので、すごく驚きました。

 土曜日の1日だけお手伝いで働く、とのことでしたが、1日だけと言えど、すごく緊張していたのを覚えています。僕はその時ウェイターの仕事を任されました。

仕事場に着いて見ると、日本人は誠児さんだけ。そして誠児さん含めみな英語で意思疎通をしている環境がまるで違う世界に来てしまったかのような気分でした。

早速仕事にとりかかったのですが、右も左もわからない僕に一人の同僚の方が指示をくださることになりました。もちろん英語で。普段、英語で会話をすることはあっても、仕事の場で、指示をもらうという経験はなかったので、ものすごく緊張していましたね…。絶対1回ですべて理解するぞ、と集中しながら聞いていました。

 最終的に右往左往しつつも、なんとか土曜日の激務を乗り越えることができました。だいたい8時間ほどフルで働いていたので、足は棒になる寸前でした。さて帰ろう、と思った時、なんとボスから「明日も来てくれない?」と言われました。僕は今日1日だけ、と思っていたので、まさか明日も来てくれ、なんて言われるとは思ってもみませんでした。

この時、すごく嬉しかったことを覚えています。英語もそこまで話せない僕を明日も雇ってくれるということは、仕事ぶりがよかったのでは、と勝手に思えました。(笑)

この時が今回の滞在で一番嬉しかった時です。そして僕は、もちろん「イエス」と答えたのです。

バリスタになるまでの道のり〜その5〜

 次の日の日曜日の仕事を終えた後、ボスから「電話番号を教えてくれ」と言われました。「どうして?」と聞くと「もしMasaさえよければうちで働いてほしい」とのことでした。この時から、僕はカフェで仕事をさせてもらえることになったのです。

しかし、この時僕はウェイター兼キッチンハンドという状態だったため、まだバリスタとしては働いていませんでした。そのため、「いつかこの店でバリスタをさせてもらえるようになる」と考えていました。きっとすべてのことが出来るようになれば、バリスタも任せてもらえるかもしれない、と。

 その後、月日が経ち、お店のバリスタの方にコーヒーを教えてもらっていた時、ボスがついにコーヒーマシンの使い方(マシンによって少し違うのです)を教えてくださいました。そして、「コーヒーをつくってみて」とお願いされました。

これは簡単な試験のようなもの。ここで最高のコーヒーを作れることが出来れば、バリスタになれる、と思いました。慎重にコーヒーを抽出しつつ、手早くミルクを適温で撹拌し、少しいびつではありましたが、大きなハートを作りました。

そしてボスは「とても上手ね」と一言。嬉しくてなんて言ったらいいのかわからなかった僕は「サンキュー」と答えました。(笑)この時から、僕もコーヒーをお客様に作ってもいいことになりました。つまり、バリスタになれたのです!

やりがいを感じることが出来た瞬間!

最終的に、バリスタになることができましたが、誠児さんのようにメインバリスタとして働くことは叶いませんでした。メインバリスタになるためには、もっと経験を積んで、もっと手際と技術を磨く必要があります。

僕はメインバリスタのお手伝いのサブバリスタとして働かせてもらうことができました。それだけでも、僕にとっては十分くらい満足しています。

ただ、時には忙しくない時間に1人でバリスタをさせてもらっていたのですが、その時、僕が提供したコーヒーを飲んでいたお客様が、わざわざ僕のところに来て「コーヒーほんとにおいしかったよ、ありがとう」と言ってくださったことがありました。バリスタとして、こんなに嬉しいことはなかったです。

実はほかにも、このお仕事をしている最中に嬉しいことがありました。

僕の働いていたお店はブリスベンに4つのお店を構えていたのですが、その内1つはとても小さいショッピングセンターの通路の真ん中にあるお店でした。

お店は従業員一人で回せるほどの忙しさでしかないのですが、なんと僕がそのお店を任せてもらえることになりました。オーダーを取ること、提供すること、在庫の管理、またお金の管理なども1人ですることになります。

すべて自分でこなさなければならない大変さはありましたが、ここでの経験はすごく大切なものとなりました。

また、僕がお店に入って1か月後くらいに、新しいオーストラリア人のスタッフが入ってきたのですが、その時、僕が一番仕事を知っている人間だったので、日本人の僕がオーストラリア人に仕事を教える、という不思議な経験をしました。

僕の英語で教えられる側も大変だったと思うのですが、僕でもネイティブの方に仕事を教えられるのだなと思うと、すごく自信になりました。

ワーキングホリデーを終えて日本に帰国して

オーストラリアのコーヒー文化は、そのままオーストラリアの文化と言っても過言ではないな、と思いました。朝、通勤するとき、ほとんどの人が片手にコーヒーを持ちながら歩いている姿は、すごくオーストラリアを感じさせます。

僕はバリスタになったことで、オーストラリアの文化も知ることができ、また、コーヒーを通じていろいろな方と友達になることができました。そしてなにより、たくさんの方とお話をしたことで、英語がとても上達しました。

今、僕は日本にいますが、これからコーヒー屋さんを探しに行こうと思います。(笑)