【体験談】ワーホリでメインバリスタとして活躍!自信を持つんだ、日本人留学生!

高橋誠児さん 2017年9月29日

ワーキングホリデーで2年間滞在された高橋誠児(Seiji Takahashi)さん。クイーンズランド州政府主催の企画が渡航のきっかけに。

当社メルボルン支店で半年間勤務をされ、語学学校、その後の滞在はずっとブリスベン。ブリスベン大好きな誠児さんに、ワーキングホリデー中で経験をされたお仕事を中心にお話頂きました。

カフェでお仕事をしてみたい方必読です!

 

オーストラリア留学センターでのアルバイトからスタート

きっかけはそもそも、留学前に参加したあるコンテストでした。 それは、オーストラリアクイーンズランド州政府が主催の「Gap Year Contest」というもので、日本を含めた五カ国で行われていました。

ありがたいことに日本人枠で2位を受賞、その賞品として、3ヶ月ですが、語学留学をすることになったんです。 (コンテストに応募した動画はこちら

そして、そのコンテストで、オーストラリア留学センターの代表、衛藤さんとお話する機会がありました。もともと短期留学経験のあった僕は、「僕みたいな凡人ですらちょっと英語ができるだけで人生観が大きく変わったんです。

今の日本人はもっと頑張れる、留学する良さをもっと伝えたいです!」と熱弁していたところ、メルボルン支店でのアルバイトのオファーを下さった、という流れです。

ーどんな仕事内容だった?
勤務内容は、留学申し込みをした生徒さんのメール対応や願書提出代行、現地の生徒さんの生活面でのサポート、他にはブログにて現地の情報発信等が主な業務内容でした。

ー大変だったことは?
初めはひたすら業務内容に圧倒されてしまいました。上記の語学研修を終えてすぐの就業だったので、僕自身、しっかりアドバイスできるほどの経験値がありませんでした。

オフィスワークも初めてでパソコンも不慣れ。そして何より、英語の実用がとても大変でした。文法やスペル、言葉遣いなどがあっているか気になってしまい、たった一通のメールでさえ緊張の毎日でした。

ー嬉しかったこと、やりがいのあったことは?
そんな僕でも、メルボルン支店の大橋さんと長谷川さんが優しく教えてくれてたこともあり、日に日に慣れていき、ワーホリ条件の満期6ヶ月を 無事に終えることができました。拙くとも、学校の担当者と実際に英語で対応出来るようになった自分が、当時はとても誇らしかったです。

また、生徒さんにも生活面でアドバイスができるようになり、「髙橋さんが担当して くれてよかった!」「話しやすかった!」と言うようなお言葉をもらった時は嬉しかったです。思うと、つい数カ月まで僕も彼らと同じ境遇だったので、沢山共感していたんです。そう思うと、僕でも役に立てた分野があったんだなと感じることが出来ました。

次はカフェでのアルバイトへ挑戦

−どうやって現地のカフェのアルバイトに就くことが出来ましたか?
そもそもカフェでの勤務経験があったんです。日本出国前、会社を辞めたあとの留学までの間、オーストラリア発のカフェ・ バイロンベイコーヒーの日本店舗立ち上げスタッフをしたんです。

それまでバリスタ(エスプレッソコーヒーを淹れる職業)が、どんな意味なのかも知らなかったんですが、そこでの経験を通してコーヒー作りがとても好きになりました!そのおかげで、特にオーストラリアではバリスタコースなど通うことなく仕事を見つけることが出来ました。

ー何故オーストラリアでもカフェで働こうと思ってた?
バリスタって楽しいんです!目でも味でも楽しめるアート入りのコーヒーで人を幸せにする。芸術的で、専門的で、面白いですよね!

そしてその仕事が盛んな国オーストラリア、チャレンジしない手がありませんよね? (笑) オーストラリアでのアルバイト探しは、ネットで探すことも多いです。しかし一方で、直接お店にレジュメ(履歴書)を渡しにいく方法が今も多くとられています。

僕も両方沢山試しました。 最初の頃は、店頭で「仕事ください!」と言う度胸が出ず、苦労しました。やっとの思いで手に掴んだのが 香港人オーナーの”まぁまぁ”かっこいいカフェ。そこで最初はウエイターとしてのスタートでした。そこから 徐々に、隙間時間を見つけエスプレッソマシーンを触らせてもらい、使い方、英語での部品の呼び方などを徐々に覚えていきました。


ーバリスタ業務で大変だったことは?
特に最初苦労したことは、英語のメニューを覚えることです。エスプレッソコーヒー文化が大変盛んなオーストラリア、コーヒーオーダーにもオージースラングがあります。特にご年配の方からよく聞いたのがこの2種類セットです。

まず「White coffee」と言われたらそれは「Flat white(オーストラリア発祥のメニュー。ラテに 似たミルク入りのコーヒー)」を意味しています。対照的に「Black Coffee」と言われた場合、こちらは日本人には想像しやすいですね、(エスプレッソ)コーヒーをお湯で割ったもの。ただ、本来そのメニュー、オーストラリアでは一般的に「Long black」、ちなみにアメリカでは「Americano(アメリカーノ)」と言われているんです、 ややこしいですよね。

またマグサイズのカプチーノを縮めて「 Mugccino(マグチーノ)」とオーダーしてきたり、本当に幅が広い。そしてそれが分からなかった時点で、お客様の心は離れてしまう。これではバリスタとしては不本意ですよね。僕は分からなかったものはメモをして、先輩スタッフに聞いたり、ネットで調べたりして、翌日には応えられるようにしていました。

ベーグル屋さんで一番長く勤務

ーその後やっと自分が気にいるカフェの仕事を手に入れたんですよね?
最初の4ヶ月は、最初見つけたカフェで勤めていましが、やはり、「オージーオーナーが経営しているローカルのカフェで働きたい!」と思い、別のカフェを探し始めました。ネットと合わせて50枚くらいの履歴書を配ったと思います。

オーストラリアでの実経験を得たので、レジュメ配りも前より自信を持って行えました。中でもベーグルとコーヒーのカフェ屋さんが気に入り、どうしてもそこで働きたい!と思ったんです。そのため、次の日に、「昨日の履歴書どうでしたか!?」と聞きに行きました。

その熱意を買ってもらい、トライアル(実際に数時間働き、採用するか判断する方法)のチャンスを得ることが出来ました。 この機会を逃したくないと思い、接客英語をもう一度叩き込んだり、SNS等で前もってメニューを覚えたりと、 思いつく限りの準備をして挑みました。

結果は無事採用。

初めはたった週2のパートタイムでしたが、真面目な勤務態度と主体的な働きを評価してもらえたのか、2ヶ月後にはフルタイムのメインバリスタに昇格。週6日間、オージーと2人でお店を任せてもらい ました。


ーベーグル屋さんで嬉しかったこと、学べたことはなんですか?
飲食店全般に思いますが、カフェはいかに常連さんを作れるかが大切です。僕は、数回来てくれた常連候補の名前といつも頼むメニューを覚える工夫をしました。

ある日、いつもの常連さんを名前を呼びながら接客していた時、「-By the way, what’s YOUR name?(ーところで、あなたのお名前は?)」と聞き返してくれたんです!そしてそれからは、名前を呼び合う友達のような関係に。こういう繋がりって日本ではあまりない気がします。

もう一つ、最高に嬉しかったことがありました。それは退職時に同僚が何度も送別会を開いてくれたことです。実は僕が辞める直前まで、このカフェでアジア人は僕たった一人。オージーを除くと、ヨーロッパとラテンアメリカのスタッフが多く、皆はポーリッシュやフランス、スペイン語で会話して、僕にだけ英語。たまに「セイジだけ可哀想だね。」って同情されたり。僕は正直自分だけ英語onlyの環境でむしろ嬉しかったんですが。(笑)

さらにメインバリスタとしての責任もあり、時にはスタッフに注意しなきゃいけないこともありました。正社員でも何かの役職でもない自分が言うことに抵抗がありました。人種・言語も違う上に厳しい奴。正直、皆にどう思われてる のか不安になってしまう時がありました。

でも、退職時になんと3回も開いてくれたんですよ、送別会。(笑) 思い返せば、(ほぼ)皆んな僕の厳しい一面をちゃんと理解してくれていました。時には一緒にふざけて、沢山笑い合い、一生懸命チームとして働いていた思い出の方が沢山あったんです。この経験は本当に人生の宝物だと感じています。

アルバイト探しのコツとお仕事獲得に生きたこと

(Seijiさんのラテアートの歴史)

もしバリスタ業務を希望する場合、出国前の僕程度のレベルがあれば、トライアルにはこじ付けられると思います。具体的には3ヶ月程度、フルタイムで働き、基本メニューの理解、ラテアートの「ハート」が描けるレベルです。

あと、仕事を一つゲットしても、それに満足しないで次も探し続けてください!「生活の為だから」、「度胸がないから」、「すぐ辞めたら悪いから」といった理由で、満足してないけど現在の仕事続けてるって方が多かったんです。僕も最初はそうでした。しかし、実際働くと自信もつき、経験ができるので、仕事探しの心的なハードルは大きく下がます。

また、オーストラリアはコネや実力が大事。そのため友達は積極的に作った方がいいです。また、海外にもある チェーン店を経験しておくと、現地店舗で働けるチャンスが上がります。実際にH&M,ユニクロ、スタバ、など で経験があったから雇ってもらった日本人の方がいました。

ブリスベンに滞在をして日本人に足りないと感じたこと

僕が一番日本人留学生に思うこと、それは、自信を持って!ってことです。

個人的な意見ですが、日本人は大きく分けて2種類の方がいます。まずは日本で全く勉強せずにくる生徒。これは本当に勿体ない。いわゆる初級レベルに入って、そこから中級レベルに持って行くのに最初の数ヶ月の費やす生徒さんが多い。例えばワーホリは4ヶ月だけ就学許可が下りているので、初級レベルまたは初中級レベルで終わっちゃう方もいるわけです。

でも、中級レベルは 日本の中学英語でもいいので徹底してやってくれば入れるレベルです。私も実はノー勉だったのですが(笑)、短期留学の経験があったので、TOEIC630点程度で渡豪、Intermediate(中級クラス)からスタートできました。

次のタイプが、勉強はしてたけど喋れない人。彼らの英語力は実はもう立派です。特に語彙力や文法は、他国の留学生と比べるとレベルが高かったり。ただ、人と話すのが恥ずかしいから声が小さい→聞こえなくて、相手が聞き返す→「自分の英語が悪かった!」と自己解釈→黙ってしまう、という負のサイクル。。。

いやいや、他国の留学生も大概発音ひどいんですよ!(笑) でも、彼らが決定的に日本人と違うことが・・・それは、間違ってても目を見て大きな声で話してくるんです。伝えたい、主張したいって気持ちがひしひしと伝わるんです。

カフェで働いてた時に、正直僕より語彙や発音が下手な他のスタッフが、お客様の心がっちり掴んでたんです。彼にあって僕に当時無かったもの。それは、間違えても伝えたい、という気持ち。「英語はただのツール」 を目の当たりにしました。英会話はもう実践、その時気にかけるべき事は、「自分の英語」ではなく、「自分の 言葉を伝える勇気」なんです。

では、具体的に度胸をつけるには何をするべきか?2種類のうち、日本人はついインプット(勉強して詰め込む)に走りがちですよね。 でも実際はアウトプット(喋ること)です。もちろん、間違えるんですよ。でも、その苦い経験が自信に繋がるのだと、 僕は学びました。

オーストラリアでの経験を生かして

オーストラリアでの英語・社会勉強を通じて、人間として本当に成長できたと感じています。いろんな体験を通じ、柔軟な主体性を身につけられたんじゃないかと。せっかくなので、ただ日本だけで英語を活かすだけでなく、世界どこでも働けるようなビジネスマンになりたいと考えてます。

でも、現実、仕事探しは苦戦中。(歳をとると仕事に求める条件って難しくなる。留学はお早めに!) でもゆくゆく、定年あたりは自分のカフェを1Fにオープンして外国の味を日本に広めて、2FをAir bnbにして外国の方に日本の魅力を伝えたいと思ってます。色々頑張ったから、今はのんびりやってるよって言えるお爺さん になりたいなぁ、と思っています(笑)

【追記】仕事が決まりました!

無事お仕事が決まりました!

外国人向けのツアー会社です。しかも本社はAUSにある日本人向けの旅行会社。これから観光業に力を入れている日本の現状に反映してインバウンド事業を始めたようです。

ここまで僕の人生がAUSと深く関わってくるとは思っていませんでした!(笑)

これからはオーストラリア留学センターとローカルカフェで培った英語ビジネススキルをどんどん使って、外国の方に日本の魅力を体験してもらえるよう頑張ります。


実は以前書いた体験談の終わり方(仕事を見つける前)、自分では満足出来てませんでした。笑‭オージーライフを経て、ちゃんと志望する英語を使える仕事に就けないと説得力にかけるなと。。

学生時代に英語が上手くなくたって、海外に行って日本でのキャリアにブランクがあったって、僕みたいに英語使う仕事、手に入れられますよ!

まずは皆さん、オーストラリア留学センターを利用し、英語を身につけましょう!!

スタッフより

ワーキングホリデーは、学生ビザで滞在を延長し語学学校へ3ヶ月間通学。最後にはケンブリッジ英語検定FCEレベルにも合格されたSeijiさん。

今後のご活躍も応援しております!