【体験談】笑顔と挨拶は世界共通。世界中に友達を作りたい!

大城 大輝さん 2016年10月11日

沖縄で生まれ育ち、高校からは実家を離れ全寮制の学校で朝から晩まで野球に打ち込んでいたという大輝くん。そこで培われた精神力とタフさをフルに活かしオーストラリアでの生活を思いっきり楽しんでいらっしゃいます。

世界中に友達が欲しい!

「海外にとにかく出たかったんです。色んな国の友達を作りたくて。」
渡航先をどこの国にしようか迷いましたが、英語圏が良いなと考えていました。友人や知人がオーストラリアに旅行やワーキングホリデーに行った話もちらほらと聞くようになり、気になり始めました。そんな時友人が偶然Facebookに、旅行時に撮影したフリンダースストリート駅の写真をアップしていて...単純かもしれないけれど、その写真を見た瞬間、直感で「ここだ!」と思ったんです。



フリンダースストリート駅はメルボルンにあるっていうのも知らなかったくらいでしたが、それからメルボルンや他の都市について自分なりに調べてみました。現実的に物価や金銭面を考えても、一番自分がメルボルンにいるのが想像できました。街はシドニーよりも小さいけれど、ただの都会と違う!!文化が豊かそうで、さらにメルボルンの街は自分が専門学校のパリ研修旅行で出逢った心に響いてた風景と似ていて…。
渡航を決めてからは、オーストラリアへの渡航費、学費、当分の生活費を稼ぐため、必死でアルバイトも頑張りました。

分からなくてもとにかく話してみる!ムードメーカーになった語学学校

学校は本当に楽しかったです!インパクトは色んな国籍の生徒がいて、在校生数も多かったので即決しました。友達を沢山作りたかったのでインパクトの環境は自分にとても合っていました。授業も期間中1日だけ用事があり、どうしても出られない日がありましたがそれ以外は皆勤賞です!
一般英語コースの初級レベルから始めました。実はABCの歌もアルファベットの順序があいまいで歌えなかった程だったんです。でも、南米出身のクラスメイトたちは授業中よく英語を話すので、自分もとにかくそれに負けない勢いで、わからないところを質問したり、発言したりしていました。わからなくても発言するのは怖くないです。それよりもコミュニケーションをいっぱい取っていました。分からない時や早くて聞き取れない時は絶対に繰り返し言ってもらったりします。それでも分からない時は紙に書いてもらって理解するようにしていました。



そして、授業ももちろんですが、僕のモチベーションはとにかく楽しい放課後でした。クラス関係なく学校で友達になった人たちとみんなでごはんを食べに行ったり、飲みに行ったりしていました。タイ、コロンビア、ブラジル、チリ、フランス、韓国、台湾..ホームパーティーをすると本当に国籍豊かになるんです。面白いですよね。




世界から集まる友人に愛される!

多くの友達に囲まれている大輝くん。それは彼の人懐っこいキャラクターや度胸がそうさせるのかもしれません。友達づくりの秘訣を聞いてみました。

笑顔が一番大事だと思います。何回か笑顔で顔を合わせるうちに自然と打ち解けています。あとは、挨拶。違うクラスでも”Hi !”って声を掛けてみます。そこから、名前や出身地、どのコースを受けているかなど話が始まったりして、気付いたら友達になっています。友達になったら、「遊ぼう!」とか「ご飯に行こう!」といっぱい声をかけてみます。そこからまた友達の輪が広がって…。特にコロンビア国籍の友達が自分に合うなと感じています!彼らは本当にオープンでよく喋ります。明るくて、一緒にいるのがとても楽しいです!

大自然に圧倒!タスマニアでセカンドビザ取得

セカンドビザを取ろうと決め、元々行ってみたいと思っていたタスマニアのファームに行くことに決めました!一人で行ったのですが、ファームは学校の友達が紹介してくれて、毎日朝7時から15時までローンセストン(Launceston)というエリアでリンゴのピッキングをしていました。タスマニアは本当に自然がダイナミックできれいで、行って良かったと思いますしおすすめしたいです。



特に世界遺産にも指定されているクレイドルマウンテンにファームで出逢った仲間10人くらいで出かけたのですが、そこで見た景色は忘れられません。元々行ってみたかった場所でもあったのでその夢が叶ってよかったです。
ファームでも多くの友人に出会うことができました!泊まっていたバックパッカーには色んなファームで働いている人たちが集まっていて、一緒に働いたり、生活をしたりなかなかできない体験ができました。




離れても遊びに行っちゃう、オーストラリアの僕の家族

最高なホストファミリーで、延長もしてしまったというホームステイ。シティから15分程のブランズウィックという、おしゃれでローカルの人に人気のレストランやカフェ、セカンドハンドショップなどが立ち並ぶエリアで素敵なホストファミリーに囲まれ2ヶ月を過ごしました。ホームステイ先を出てから9ヶ月が経ちますが「今日も家に遊びに行っていたところなんです。」と嬉しそうに話す大輝くん。

家族は大らかなお父さん、とても優しいお母さん、そしてわんぱくな中学生の男の子、そして犬、猫、うさぎ、小鳥を飼っているという賑やかな家庭でした。家族と同じように接してくれたホストファミリーたちとの思い出はたくさんあります。この家で過ごす毎日は自分が思い描いていた理想の海外生活そのままでした。

学校が終わって帰ってくると温かいごはんが待っている。ほぼ毎日夕飯は家族全員集まって食べていたのですが、その時間がとても好きでした。夕飯を食べ終わった後も、広い家の庭でコーヒーやときにビールを飲みながら家族団らんする日常がとても良かったです。
今日あったことやくだらない話で盛り上がったり、中学生の息子はとにかく構って欲しい子だったので、卓球やビリヤード、サッカーなど、何をするにも誘ってきていっぱい遊びました。本当に可愛く、弟のような存在です。お父さんはシェフなので料理もしてくれます。お父さんがまだ作っているのに家族みんな待たずに先に食べ始めたり、やんちゃな子供がフォークを投げたり!毎日の食卓で何かしら起こるんです。お父さんと二人でバーで語るなんていう日もありました。




僕がステイしていた家には、もうホームステイの期間が終わったコロンビア人や、親戚の家でホームステイしているマレーシア人もしょっちゅう遊びに来て仲良くなりました。
本当に良い家族でした。今はもうステイ先を離れて10 ヶ月位経ちましたがまだ月に2−5回程遊びに行っています。行くとお母さんや息子が「泊まっていきなさい」「ご飯食べていきなさい」って言ってくれるんです。「YESって言え!」って息子に催促されるのですが、それがまた本当にかわいいんです。

直感は当たっていた!メルボルンが一番好き!

オーストラリアではメルボルン、ケアンズ、シドニー、エアー、タスマニアなど色々な都市に行ったけれど、メルボルンが一番好きだと話す大輝くん。
一番最初に来たからなのか、思い入れがあるし、多くの友人に出会えてたくさんの思い出が詰まってる場所なので、自分の中で特別な場所になりました。シティのサイズ感もちょうどよく感じます。小さくなく大き過ぎず、色んなものが凝縮している感じが好きです。ホームステイ先を離れてからはシティの中心に住んでいるのですが、歩きでも行動しやすいし、トラムは無料で便利なのも良いです。


写真は大輝くんのお気に入りスポットのステイトライブラリー前。芝生はくつろぐ人でにぎわいます。

今後の大輝くんについて

来年6月には親戚がいるアメリカに行く予定です。そこで更に語学学校にも通おうと考えています。残りのメルボルン生活は8ヶ月くらいありますが、今後かかる資金のためにも今まで以上にアルバイトを頑張りたいと思っています。最近新しくドライバージョブを始めました。レストランやスーパーマーケットの荷物を運送するのですが、英語力も必要です。今は研修期間ですが、これからは道が渋滞して遅れたり、なにかトラブルがあった時の対応は全部自分でやらなきゃいけません。オーストラリアを離れる前にパースに旅行にも行きたいし、旅行に行ったら面白い写真や動画も残したいからGoPROも欲しいし‥頑張ります!笑

夢の海外生活を過ごして…

成長したのか、と言われるとなかなか自分の変化は自分では気づきにくいのでわかりませんが、本当に良かったことは信頼できる友達が国籍関わらず沢山できたことです。沢山の友達を作りたいという想いと共にオーストラリアに来たので、本当に良かったと思っています。色んな国から来ているだけ別れが多いのが寂しいですが、その分色んな国で再会できると思うと今から楽しみです!

スタッフより

いつも元気で笑顔が素敵な大輝くん。夢の海外生活では持ち前の明るさで沢山の人を笑顔にし、そして多くの友人と出逢うことができました。自分から声をかけていくこと、英語でコミュニケーションを取ることに躊躇しない姿勢…そんな姿に私も学ばせてもらいました。
今後のメルボルン生活、そしてアメリカでの生活でも、多くの友人に囲まれながら充実した良い時間を過ごされることを願っております!