【体験談】ケンブリッジ試験で英語力飛躍!もう1年、オーストラリアで頑張る!

松田 峰沙さん 2016年10月4日

日本とは全く違う環境、海外の現地の人が実際住む環境で生活してみたい、英語を使いながら働きたいという気持ちが強かった峰沙さん。日本では、日本人がより英語を話せる環境を作りたいと友人と一緒に英会話カフェを開きました。手伝ってくれる外国人スタッフも自分で呼び込み、お店を盛り上げていくなど素敵なご経験もされてきました。
将来はオーストラリアで困っている日本人のサポートが出来る仕事に挑戦したいという夢をお持ちです。そのために英語力をしっかり伸ばそうとインパクトイングリッシュカレッジにて11週間のケンブリッジ試験対策英語コース(FCE)を受講されました。
取得者が増えてきているケンブリッジ英語検定。峰沙さんの今回の挑戦についてお聞きしました!

メルボルンに来たのは

元々英語が好きで、勉強をしたり洋画をみたりしていました。学校で習うのはアメリカ英語でしたが、映画で聞くイギリス英語がとっても新鮮でかっこいいと思っていました。そこからイギリス英語に興味を持ち始めて…国を選ぶときにはイギリス英語に近い英語が話されている国がいいなと考えていました。その中でも手続きもしやすく、日本からも近いオーストラリアを選択しました。行くと決意してからは帰国してからの日本での就職などを考えて、早くに出発したいと考えるようになりました。英会話カフェで当時一緒に働いていたオーストラリア人男性がメルボルン出身で、私が到着してから色々とサポートもしてくれました!

英語力向上のために、日本で始めたこと

中学校レベルの英文法をやり直しました。読めば簡単に理解できる文章も聞き取りができなかったので、単語帳のCDを活用しながらディクテーション(英文スクリプトを見ずに、耳だけを頼りに、英語を書き取る学習法)、シャドーイング(英単語を1、2語ほど聞いてすぐに、影のように後から追いかけて同じ内容を口に出す練習方法)をしていました。また、リーディングが苦手だったので、簡単なものをたくさん読む練習をしました。

自分の英語力に悔し涙を流したことも。

渡豪した当初、オーストラリア人が経営しているお寿司屋さんでキッチン・接客などオールラウンダーとして働いていました。でも実際海外で働いてみると、自分の英語力がまだまだだなということを痛感しました。お客様やボス、同僚とお話していても一回で聞き取れないことも多くありました。英語で伝えようとしてもなかなか日本人特有のアクセントが抜けなくて3−4人に1人は聞き返されていたと思います。働き始めて間もないころ、オーストラリアの硬貨に慣れていなかったときにおつりを間違えクレームになってしまったこともありました。香港出身の同僚がいつも支えてくれていましたが、何か伝えたいときに伝わらない。もどかしさや悔しさを感じてひっそりと店のトイレで泣いたこともありました。そんな経験をし、英語を総合的に集中的に伸ばしたいと思い、ケンブリッジ試験対策英語コース(FCE)に挑戦することに決めました。


コース開始!やり遂げられたのは良い先生と仲間に出会えたから

2016年6月よりケンブリッジ試験対策英語コースがスタートしました。FCEコースはとにかく集中的に英語の勉強ができるところが良かったです。
クラスメイトはみんな意識が高く、英語を本当に伸ばしたいという気持ちがよく伝わりました。とはいうものの、コースがとてもハードだったのでみんなで助け合いながら勉強しました。仲が良いクラスだったと思います。担任の先生も素晴らしかったです。知識が豊富でどんなに細かい質問でも答えてくれます。先生のおかげで、FCEコースを受けて間違いではなかったと自信を持って言えます。
コース中は、授業後に一緒に学んでいた仲間と一緒に図書館へ行って勉強したことが思い出に残っています。時々今日はしんどいな、と思うことがあってもクラスメイトが行くと言うと、私も勉強しないと、という気持ちになりました。



試験合格に向けての苦手の克服

リーディングがとても苦手でした。読むのがとにかく遅かったので、解答の選択肢が長い、リスニングパートにさえも支障をきたすと感じ、苦戦しました。なので速読を心がけ先生も言っていた毎日一定量英文を読むことを課題としていました。学校の図書館でレベル別に分かれている物語やノンフィクションの小冊子を借りて読んだり…でも実際本を読んだり授業の復習をしたり、新しく出てきた単語を覚えたりやることがいっぱい!
11週のコースでしたが、コース期間中は朝8時過ぎに学校に行き、図書室に行って自習をしていました。学校が終わってからはクラスメイトたちとステイトライブラリーに行き、宿題と復習をしました。家に帰るのは10時過ぎでしたが一緒に授業以外の時間でも一緒に勉強する韓国やタイ、台湾から来ているクラスメイトたちは勉強熱心でモチベーションも高かったので一緒に頑張れました。

コース前とコース後での自身の変化

コースが終了する頃にはスピーキングに自信がついていました。それまではお客様と話したりする事にまだまだナーバスになることもありましたが、自分から英語で話すのが嫌じゃなくなったんです。ローカルの人にもそれを褒めてもらえたのはとっても嬉しかったです!このコースを受け始めてから友達と英語で話すのがどんどん楽しくなってきました。
オーストラリアのラジオをコース期間中は聞いていなかったのですが、コース後に久しぶりに聞いた時、渡豪前よりもラジオから聞こえる会話のスピードが前ほど速いと感じなくなっていて、聞き取れる範囲が広がっていたことも驚きました。

ドキドキのFCE試験本番

試験当日はとても緊張していました。結果が全てではないし、英語の練習はこれからも続くと分かっていても、合格したいという気持ちが強かったです。テストを終えたときは開放感でいっぱいでした!



英語ができるようになり、オーストラリアがもっと楽しくなった!




コース前は、英語に自信がないことからコミュニケーションも上手くとれず、コースが終わったら日本へ帰国する予定でいました。コース後に自分の英語力に自信がどのくらい持てているのか、そしてメルボルンがどれくらい好きかでその後の滞在期間や帰国についてなども考えようと思っていました。けれどケンブリッジ検定試験コースで勉強し、英語でのコミュニケーションの幅が広がり、より楽しめるようになったのでメルボルンでもう少し生活を続けることを決意しました!なので本当に良い選択をしたと思っています。
今後はセカンドワーキングホリデービザを取得し、インターンシップにも挑戦したいと思っています!日本を離れてから、より日本人と海外で出会ったときの特別な嬉しさを感じるようになりました。なので留学やワーキングホリデーで日本から来た人のサポートなど、日本と関わるような仕事の経験がこちらでできたら良いなと思っています。

峰沙さんからのメッセージ

私は他の人と違い、英語で学びたいものが明確にありませんでした。
なので初めは語学学校へ行くことをためらっていたのですが、今回ケンブリッジ試験対策コースを受けて本当に良かったです。せっかくオーストラリアに来ているのだから、英語の環境で働きたい考えている方がたくさんいると思いますが、日々の生活や仕事でのコミュニケーションの基礎となる英語力がFCEで身につけられると思います。

スタッフより

決して易しいとは言えないケンブリッジ英語検定に果敢に挑戦され、努力を惜しまなかった峰沙さん。FCEコースを終え、ご自身でも英語力アップを実感されていらっしゃいます。試験の結果は見事合格‼結果の報告をしてくれた時の、"やり切った"からこその、とても嬉しそうな笑顔がとても印象的で素敵でした。
これから迎える楽しさが倍増した2年目のオーストラリアでも、さらにステップアップした語学力と共に、峰沙さんが充実した時間を過ごされることをスタッフ一同心より願っております!