2016年1月3日

TPSについて

TPSとは”Tution Protection Scheme”の略で、オーストラリアが2012年7月に導入した規則です。「コース開始前に留学費用を学校運営費用にあてる事を防ぐ為、同コースで25週以上の語学学校に通う場合、分割して支払いが可能」という規則です。

すでにオーストラリアに留学されている皆さんはご存じだと思いますが、2012年6月30日までは、オーストラリアの英語学校に通う場合、学生ビザ期間中の学費を全額支払う必要がありました。つまり、48週間の語学学校に通う場合、48週間分の学費支払いが必要だったわけです。

しかし、7月1日からは、TPSが導入されることにより、各教育機関は最初の学費として、留学期間の50%まで受け取ることができません。今までは100%を受け取ったものの、運営が苦しい学校が、学費の一部を運営費用に補充→生徒への学費返金ができなくなったということがありましたが、今後はその様なことが無くなります。

皆さんの留学費用は、しっかり守られるわけです。

つまり、この制度により48週の留学をされる学生は、2回の分割払いになり、24週間分の授業料支払いで、1年間の学生ビザが取得できます。

修学期間支払い方法
20週間の英語コース25週以下なので、TPS適応されず。20週間の学費を一括で支払う必要あり
30週間の英語コース25週以上なので、50%。つまり、15週分の学費納入でコース期間の学生ビザが取得可能。
40週間の英語コース25週以上なので、50%。つまり、20週分の学費納入でコース期間の学生ビザが取得可能。
48週間の英語コース25週以上なので、50%。つまり、24週分の学費納入でコース期間の学生ビザが取得可能。

上記のように、25週間以上のコースに対して適用されますから、同じコース30週間申し込む場合は、15週の授業料を納めれば、30週分の学生ビザが発行されます。

各教育機関によって、若干の違いはありますし、英語コース+試験対策コースというような場合や、学生ビザ以外のビザ保持者には適応されませんが、「学生ビザでアルバイトもしているけど、お給料が遅れて入ってくる」など、長期留学(25週間以上)+分割払いをご希望の方にとっては、嬉しい変更ですね。

これも、留学生に優しい、オーストラリアならではの法改正ではないでしょうか。